👏

Blenderでスカルプトやってみた

2024/07/09に公開

対象読者

私は前回記事でVRMに動きをつけるために、はじめてBlenderを導入しました。そのときにBlenderを導入した理由はVRMとVRMAをインポートしてFBXをエクスポートするためでした。この記事では、折角導入したBlenderで簡単なモデリングを行い、Unityにモデルを表示するまでの流れを記述します。ネットで必要な記事を集めつつ、妥協を含めてBlenderでモデリングするまでの経緯に興味がある方が対象読者です。機能の紹介やAPIの使い方については詳しい教科書や記事があるので、そちらをご参考ください。

Hello, Blender!

Clusterでワールド作成時では面か箱しか表示していませんでした。今回新たにアートカテゴリーのワールドを作るにあたり、ちょっと形状を持ったモデル(骸骨・スカル)を展示したいと思いました。
そこでやり方を検索しようとスカルを検索しようとしてスカルプトで検索するというヒューマンエラーを経て、この記事ではBlenderでスカルになるようにスカルプトを使おうと思います。
「スカルプト Blender」で検索するといくつか記事があるのですが、
【Blender】スカルプトモデリングの基本操作のような基本的な使い方を取り上げた記事がいくつも出てきますので、好みの記事をみて満足するまで作りこめばよいと思います。完。
僕の環境ではVRMに動きをつけてみたの通り、VRMをインポートできるようになっています。参考のためにVRMをインポートし、faceとhairだけ残しておいてみました。

Hello,sudo ai!

Blender入門したと思ったのですが辛すぎてもう諦めました。このつらみは今の時代AIが頑張ってくれそうですので、sudo aiを使ってテキストから3Dモデルを出力しデータ(FBX)をダウンロードしました。このサービスの提供は敵対国ではない国の会社Hillbotです。毎月100credits無料配布され、3Dモデルの生成とダウンロードで5creditsを消費するようです。(2024/07/08)商用利用可能か否かは、参考した年月で変わることもあるので、使う広が都度調べてください。
今回はskullといった単語を入力とし、FBXでダウンロードしました。この骸骨のモデルをBlenderにインポートしました。
これをミラーにするために、Y軸方向に視点をスナップし、shift+選択で複数選択したあと、vertexの削除をしました。![](https://storage.googleapis.com/zenn-user-upload/54680b39cf46-20240708.png
ミラー(さらにClipping)をつけると頭蓋骨に見えます。

blenderのソリッド化で変な線が出てくる時の対処法の通り、ワイヤーフレーム表示

非多様体で全選択

もう何をしていいのか全く分からないのですが、非多様体で全選択すると、おおむね点が結合しているようでしていない箇所が光るので、全部手動で結合とかしました。AIが創造的なことをして人間がその修正をしていました。Eボタンを押して点を作成するとか、右コンテキストメニューで面やエッジを作成するとか、、、
テクスチャを張ろうと思ったのですが、もうUV平面がぐちゃぐちゃみたいで、適切な色の配置はできませんでした。まぁ白色ということにしました。
テクスチャのはりかた
あとはFBXでエクスポートしてUnityとClusterのワールドに配置しました。

ふりかえり

Blenderでモデリング大変すぎ、AIで生成したモデルの修正方法が簡単になればいいのですが、ツールがないと厳しいです。。。半年後この記事を見直すときはもっと簡単にできるようになっていることを願います。
このようなモデリングはClusterでのワールド作成に直接関係ないのですが、自分が目指す世界ってこういう作業が誰でも簡単にできるところにあると思っています。はやくこないかな

Discussion