DX ていうけどさ~?
いったい結局何を達成すればいいんだい??おしえて偉い人( ◠‿◠ )
はじめに
製造業の社内SEになってそろそろ1年ですが、社内でも DX などと話題にあがっています
とはいえ誰も「じゃあ DX のために何が必要なのか?」なんて把握できていません
そもそも何が DX なのかわかっていない状態
今回はウイングアーク1st 社 / updataNOW23 ものづくり太郎さん の講演から
製造業のDXの重要5軸を教わったので、それらを復習しつつ今後の内製システム構築の際に役立てたいと思います
(めちゃくちゃわかりやすいと思ったら動画あげていらっしゃるんですね)
5軸
工場のデジタル化には下記の5軸が重要とされています
国際的には広まってきているけど日本ではまだなかなか普及していないそう
- SCADA
- MES
- CMMS
- QMS
- THREAT
ちなみに、こちらもよく耳にする「IoT」については、 SCADA へ出すための「手段」になります
SCADA
SCADA(Supervisory Control and Data Acquisition)とは、 製造現場の動態を取得、表示する ことです
つまり、稼働状況や不良、停止原因などを収集・蓄積して表示することを指します
もっとざっくり言えば「データの見える化」の一種かな?
それで、これの 情報収集のための手段として「IoT」 が使えますよ!ということ
達成するには
- 各要素を漏れなく表示する
- 無駄やネックとなっている部分を可視化する(色分けなど)
- 問題発生時にアラートをだす
など、人間がチェックするにおいてわかりやすい機能が必要
MES
MES(Manufacturing Execution System)とは、製造実行システムのこと
つまり、生産効率を向上 させるためのシステム
MESは製造工程向けのシステムのため、製造の順番についてこれが一番効率的か?みたいな製造現場でのツールのほか、在庫管理についてもMESが担う
CMMS
CMMS(Computerized Maintenance Management System)とは、コンピューター化された保守管理システム のこと
具体的には、資産管理や目視で判断している設備保全をシステム化しようということ
特に止めることができないラインをもつ工場には必要になってくるもの
QMS
QMS(Quality Management System)とは、品質管理システム のこと
例えばカンバンなど、「この製品はいつ作ったか?ロット番号は?」などを管理するシステムもここに当てはまる
THREAT
そのまま。「脅威」のこと
つまり、セキュリティについてがこの項目
システムがあってもセキュリティガバガバだとやばいわよ!!ということ
社内システム領域への警戒もしていく必要がある
まとめ
社内SEになったのだからDX推進していかねば、と思っていましたがDXについてぼんや~~~~~~りという内容しか想像できていなかったので、今回でだいぶ具体的に考えらえそうです
講演ははじめて聴いたのですが、また興味のあるものは参加してみようと思いました
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