QuickSightリファレンス
AWS QuickSightの分析ツールの使用方法をまとめます。
サイインについては省きます。
使用するデータセットはサイイン時に既に用意されているプリセットデータを使用します。
分析の追加
サイトにサイインし、分析画面を開く
使用するデータセットを選択する
分析を作成する
完成
レコード数の表示
テーブルの全レコード数を表示する。SQLで言うところのselect count(*) form table_name
使用するデータセット:People Overview
ビジュアルを追加
ビジュアルタイプから「主要業務指数」を選択
適当なフィールド(今回はEployeeID)を値に設定する
表示される値が全レコード数
↑の分析の追加スレッドで「1956行がインポートされました」と表示されているので、値が正しいことがわかる。
重複行の削除
重複行を削除した行数を表示する。
例えばPeople Overviewから従業員数を取得したい場合、Eployee IDの種類の数が従業員数になる。SQLでいうところの
SELECT COUNT(Eployee_ID) FROM People_Overview GROUP BY Eployee_ID;
や
SELECT COUNT(DISTINCT Eployee_ID) FROM People_Overview;
使用するデータセット:People Overview
People Overviewに計算フィールドを追加する
データセット画面からPeople Overviewを選択
データセットの編集
計算フィールドを追加
右側の関数ウィンドウからdistinct_countをダブルクリックすると、入力フィールドにdistinct_count()
が表示される。引数に{Employee ID}
を追記。フィールド名を入力して保存
作成したフィールドが追加されていることがわかる。
「公開して保存」を押す(保存しないと分析ウィンドウに反映されないので注意)
分析画面を開きビジュアルを追加する
ビジュアルタイプ:主要業務指数
値:作成した計算フィールド
完成
全ビジュアルにフィルタをかける
例えばダッシュボードを見ているときに、ダッシュボード自体(シート内の全ビジュアル)にフィルタをかけたい場合にフィルタをかけられるようにする。
QuickSightではパラメータ、コントロール、フィルタの機能を使えば、閲覧者がデータを絞り込む機能をダッシュボードに持たせることができる。
使用するデータセット:People Overview
下記分析に性別のフィルターを追加する。
パラメータとコントロールの作成
分析画面でフィルタタブを選び作成を押下
名前には英数字を使用する。性別のカラムは文字列なので「文字列」を選択。作成。
続けてコントロールを作成するので「コントロール」を選択
表示名には日本語も可能。ダッシュボードに表示されるので誰が見てもわかる名前にしておくのが良い。
選択支はデータセットのGenderフィールドに登録されている値から取得したいので、値は「データセットフィールドへのリンク」とする。対応するフィールドを指定して作成。
パラメータとコントロールが作成された。ただしこの時点ではコントロールを操作しても表示されている値は変化しない。
フィルターの作成
任意のビジュアルを選んでGenderフィールドのフィルターを作成する。
後から全ビジュアルにフィルターがかかるようになるので、ここで選ぶビジュアルは何でもよい。
作成したフィルターを編集
フィルタタイプをカスタムフィルタに変更。この時「このフィルタの範囲を変更しますか?」と聞かれるので「はい」を選択する。
パラメータを使用にチェックをいれて先に作成したパラメータを選択する。
適用
コントロールを操作すると、合わせて表示されている値が変化する。