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【Unity】WebGLプラットフォームの動作確認を手軽にモバイル端末で実施する
モバイル端末用にUnityでWebGLプラットフォームのアプリを開発している時の動作確認方法をまとめました。
課題
- 作成したWebGLアプリをモバイル端末で閲覧したいけどWebサーバー用意するの面倒
- 機能の制約上https通信必須、さらにWebサーバー用意するの面倒
解決策
上記を会社の人に相談したところngrokを教えてもらいました。
ngrokはローカルに立てたサーバーを外部に公開できるサービスです。
以下の構成でモバイル端末からローカルでBuild and Runしたアプリにアクセスできるようにしました。10分程度でできるのでとっても手軽です。
実施方法
具体的な手順を記載します。
環境
OS:Windows10
ngrokのアカウント作成
にてアカウントを作成します。
ngrokの準備
アカウントを作成するとSetup & Installationページに飛ばされます。
OSを選んでngrokをダウンロードします。ダウンロードしたzipファイルを任意の場所に解凍します。
アカウントの登録
解答したzipファイル内のngrok.exeを実行すると、コマンドプロンプトが起動します。
Setup & Installationの「2. Connect your account」に記載されているコマンドを実行します。
Windowsの場合は下記のようなコマンドになります(「./」が不要)。
> ngrok authtoken [トークン]
これでngrokが使用できるようになりました。
WebGLアプリの起動
動作確認したいプロジェクトを開きBuild And Runを実行してください。
外部へ公開
ngrok.exeを実行し、コマンドプロンプト上で下記のコマンドを実行してください。
ngrok http [Build And Runで起動したサーバのポート番号] -host-header=localhost
正常に起動すると以下が表示されます。
Session Status online
Account アカウント名 (Plan: Free)
Version 2.3.35
Region United States (us)
Web Interface http://127.0.0.1:4040
Forwarding http://07f5fc01d91a.ngrok.io -> http://localhost:XXXXX
Forwarding https://07f5fc01d91a.ngrok.io -> http://localhost:XXXXX
Forwardingに記載されているURLをモバイル端末で閲覧するとWebGLアプリにアクセスすることができます。
なお、ngrokの起動時に「-host-header=localhost」オプションをつけないと、400 Bad Requestとなりアクセスできません。
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