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【初学者向け】【備忘録】【仮想マシン構築】VMwareでWindows Server 2019を構築してみた

2023/09/11に公開

はじめに

業務でWindows Serverのテスト環境が必要になり、VMware Workstation PlayerでWindows Server の仮想マシンを構築しました。参考までに構築方法を共有します。
※学習の備忘録として残します。

使用するツールとそのバージョン

  • VMware Workstation Player :「バージョン:16.2.5」
  • Windows Server 2019 : ISOファイル

VMware Workstation Playerとは

※以降では、VMware Workstation Player=VMware と記載します。

VMwareを使用すると、実マシン(ホストOS)上に仮想マシン(ゲストOS)を構築できます。
ホストOSとゲストOSは異なっても問題ないです。例えば、Windows上でLinuxを動作させることもできます。

「そもそも仮想マシンとは?」と疑問を抱く方がいましたら、VMware公式サイト用語集をご覧ください。
VMwareには様々な製品がありますが、VMware Workstation Playerは非営利目的であれば無償で使用することができます。

それでは、一緒に作業してみましょう!

①ダウンロード方法

VMware公式サイトからダウンロードしてください。
※今回は、「バージョン:16.2.5」を対象にしています。

②インストール方法

①でダウンロードしたインストーラを以下の手順で実行してください。

1.「次へ」ボタンをクリックしてください。

2.使用許諾契約書

「使用許諾契約書に同意します」にチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックする。

  1. カスタムセットアップ

インストール先と追加機能を選択して、「次へ」ボタンをクリックします。

※「拡張キーボードドライバ」機能の使用は、オプション機能であるため、必須ではありません。インストール後でも「拡張キーボードドライバ」機能をインストールすることは可能です。
詳細はVMware公式サイトをご覧ください。

  1. ユーザーエクスペリエンスの設定

「デフォルト設定」したい項目にチェックを入れ、ボタンをクリックします。

  1. ショートカット

「システムに配置」させたいショットカットの項目にチェックを入れ、ボタンをクリックします。

  1. 「インストール」ボタンをクリックすると、インストールが始まります。

  2. 「完了」ボタンをクリックすると、インストールが完了します。

  3. システム再起動

「3. カスタムセットアップ」で「拡張キーボードドライバ」機能にチェックを入れた場合、システムの再起動が必要になります。
「はい」ボタンをクリックすると、Windowsが再起動します。

  1. 非営利目的または商用で利用するか

該当項目を選択し「続行」ボタンをクリックすると、「完了」します。
非営利目的であれば無償で使用できます。

仮想マシン構築 Windows Server 2019

①ISOをダウンロード

  1. 下記のサイトからダウンロード可能です。
    (2023/9/1日時点の情報のため、URLや画面は変更になる可能性があります。)
    https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-windows-server-2019

  1. 情報入力が必要になります。

  2. 「日本語」を選択し、ダウンロードを開始します。

  3. ダウンロードしたファイルを確認します。
    ※約5.2GBです。ダウンロード時間は、約30分ほどかかりました。
    「17763.3650.221105-1748.rs5_release_svc_refresh_SERVER_EVAL_x64FRE_ja-jp」

②仮想マシンを作成

  1. 「新規仮想マシンの作成(N)」をクリックします。

  2. 「後でOSをインストール(S)」を選択し、「次へ」をクリックします。

    ※「インストーラディスクイメージファイル」を選択すると、仮想マシンを起動したときに、実際の物理的なインストールディスクをドライブに入れてコンピュータを起動するのと同じように、OSのインストールプロセスが開始されますが、下記の画面のように、途中でインストールが取り消される恐れがあります。

  3. ゲストOSは「Microsoft Windows(W)」、バージョンは「Windows Server 2019」を選択し、「次へ」をクリックします。

  4. 仮想マシン名、場所を指定し、「次へ」をクリックします。

  5. ディスク容量、単一か複数かどちらのファイルにするか選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 指定した項目を確認し、「完了」をクリックします。

  7. 仮想マシンの登録を確認し、「仮想マシン設定の編集」をクリックします。

  8. 「CD/DVD(SATA)」を指定し、「①-4.」でダウンロードした「ISO」を取得し、「OK」をクリックします。

③セットアップからWindowsの起動まで

  1. 「仮想マシンの再生」をクリックします。

  2. 「Press any key to boot from ~...(任意のキーを押して CD または DVD から起動します..)」のメッセージが表示されたら「F12」を押します。
    ※「F12」を押す前にウィンドウがアクティブになっているか要確認してください。
     アクティブにするとカーソルが画面から消えますが、「Ctrl+Alt」でカーソルを取り戻せます。


  3. 各項目を確認し、「次へ」をクリックします。

  4. 「今すぐインストール」をクリックします。

  5. 「Windows Server 2019 Standard Evaluation(デスクトップエクスペリエンス)」をクリックします。
    ※「デスクトップエクスペリエンス」を選択することでGUI環境になります。

  6. 「同意します」をチェックし、「次へ」をクリックします。

  7. 「カスタム:Windowsのみをインストールする」をクリックします。

  8. 場所を選択し、「次へ」をクリックすると、インストールが開始します。



  9. 「Administrator」のパスワードを設定し、「完了」をクリックします。

  10. 左上の「Player」を選択し、「<Ctrl>+<Alt>+<Delete>の送信」をクリックします。

  11. 「Administrator」に「9.」で設定したパスワードを入力し、ログインができれば作業は完了です。

ぜひ、この構成をベースに、実際の手順や経験を元に内容を充実させてみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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