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多要素ロック解除・動的ロックについて要点のみ

2025/03/12に公開

背景

  • WHfBを導入している環境での導入検討。
  • 良質な記事があるが自分向けに要点のみ記載

参考記事

https://qiita.com/carol0226/items/51487eeb06871cb65a7a

上記がめちゃくちゃわかりやすい。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/security/identity-protection/hello-for-business/multifactor-unlock?tabs=intune#user-experience

このユーザーエクスペリエンスの動画をまず見ると、最終的な効果が直感的にわかりやすい。

結論

  • 多要素ロック解除

    • WHfBでさらに認証を強化するもの(顔+指紋+信頼された信号とか)
      • 信頼された信号、が聞き覚えないが、PCースマホのBluetoothペアリング状態とかが使える。
        • WiFiとの接続状態も使える。
        • 顔で認証OKでもその人のスマホがPCの近くにない=ロックされたままとできる。
        • Bluetooth・WiFi以外にもクライアントのIP設定なども使えるので、クライアントの環境にあわせて適切なものを選ぶ(逆に言うといくつかから選ぶことができる)
    • ActiveDirectoryやIntuneで設定はクライアント端末に配布できる。
  • 動的ロック

    • Windowsのロック機能。

    • Windowsの設定画面に存在。

    • 参考

    • ActiveDirectoryやIntuneで設定はクライアント端末に配布できる。

  • かけ合わせで利用することで、WHfBをよりセキュアに使える。

    • セキュリティ要件がシビアなお客様向け。

信頼されたシグナル (特にTrustedRootCA)

  • 信頼されたシグナルは上記に記載したが、いくつかの手段を選択できる。
  • Wifiを選ぶことができ、WiFiの接続状態で多要素ロック解除の1手段とすることができる。
    • 会社の用意したWiFiに接続しているという条件を加えることができ、よりセキュアになる。
  • 多要素ロック解除の構成で上記を構成できるが、WiFiの項目でTrustedRootCAを指定できる。
    • これはサムプリントの値になる。
    • どこで設定がなされるかいろいろ見てみたが、クライアントに証明書をインポートしたときに、同時に設定されるものだと思われる。
      • 具体的には下記手順で確認できるもの。
        • Windowsでファイル名を指定して実行 certmgr.msc を実行。
        • 個人>証明書を選択
        • いくつか証明書が出てくるので一つ選んでクリック。
        • 証明書の詳細タブを開く。拇印にハッシュ値が設定されている。
        • 上記がその正体だと思われる。

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