CCoE Summit '24 運営なぅ
今年もやります、CCoE Summit '24 運営なぅ!
第一回目の去年からパワーアップしてお届け、非常に楽しみです。
参加者プレゼント、CCoE レポート 2023 が冊子になってます、気持ち上がりますね♪
10:00 〜 現在順次リハーサル中、 このあと 13:00 ~ 5時間以上の長丁場なので準備は念入りに、ということで登壇者の方々がリハーサルを行なっています。
本番さながらの熱気です。
リハーサル終わってすっきりした顔で戻ってきた顔ですw
会場の雰囲気、すごい、超満員です、めっちゃ嬉しいです!
13:00 - 13:10 開会挨拶
- 加藤 泰隆さん ウルシステムズ株式会社 テクノロジー本部テクノロジーコンサルティング部 シニアコンサルタント
- 小栗 香菜恵さん Google Cloud パートナー事業本部 Partner Development Manager
いきなりトーチを持って・・登場
襷には「雲の上のエキスパート」
今年もやらかしてくれました、相変わらずぶっ飛んでますね、最後に供養してあげますw
13:10 - 13:35 [基調講演] コンサルからみるCCoEトレンド 古今東西
2013 年から 10 年以上に渡り、製造業、金融業を中心として CCoE 組成や運営の支援をリードしてきた経験から、昨今の CCoE のトレンドとあるべき姿とその変遷についてお話します。
- 遠山 陽介さん 株式会社野村総合研究所 DX事業推進部 部長
- 伊藤 利樹さん 株式会社NTTデータ 第二金融事業本部 課長
3行まとめ
- クラウドの進化と利用者の負荷増加に対応し、安全・安心なクラウド活用を推進するため、CCoEは今後も重要な役割を果たすだろう
- クラウド利用の抵抗勢力は減少しつつもCCoEの負荷は増大、予防的統制から発見的統制への移行が求められている
- 今後のCCoEはAI活用やデータ主権に対応しつつ、進化し続けるクラウドに追従し、その重要性は当面変わらないでしょう
自己紹介
- 2013年〜 AWS 活用を検討し始める
- クラウドの利点を活かしつつ何を守らなければいけないのか(セキュリティ)
- サービス運営としてどうあるべきか (のちに CCoE)
- クラウド活用を推進するために何をすべきか?(ガイドライン、ベストプラクティス)
- 2014年3月
- AWS 活用開始
- 2015年9月
- AWSシンガポールリージョン活用 (マルチリージョン)
- 2016年9月
- Google Cloud 活用(マルチクラウド)
- 以降
- 多数のお客様のクラウド活用を支援 → CCoE 支援
過去の論点と現在
過去によく話題に上がった論点を現在の視点から答え合わせしてみる
- クラウドって本当に安いの?
- 何度かコスト比較を試みたがオンプレ vs クラウドの純粋な比較は困難
- 「クラウドネイティブにすれば安くなる」
- 最新アーキテクチャを採用した一部システムの維持管理に頭を抱えていないか?
- 「大規模 SaaS 事業者がオンプレ回帰した」
- クラウドが高いからオンプレにしたというシンプルな話?
- 「クラウドネイティブにすれば安くなる」
- 自社ケイパビリティ、システムのユースケース等を踏まえて個別判断が現時点の解ではないか
- 安いからクラウド、ではなく別の発想が大事
- 何度かコスト比較を試みたがオンプレ vs クラウドの純粋な比較は困難
- クラウドのセキュリティは大丈夫?
- クラウド自体に起因したセキュリティインシデントは耳にしたことがない
- 利用者側の過失(設定誤り、認証情報漏洩等)によるインシデントの方がよく耳にする
-
利用者側のセキュリティ対策を維持し続けるのは想像以上に大変
- ここに CCoE が活躍するフィールドが存在するのは間違いない
- データ主権に関してはセキュリティとは次元の異なる話になる
- クラウド自体に起因したセキュリティインシデントは耳にしたことがない
- クラウドの可溶性は大丈夫?
- 「Design for Failure」の視点を持ち続けることが肝要
- 一概に比較は難しいが、オンプレと比較しクラウドの障害発生頻度は高い印象
- クラウドによっても差異があるように思う
- 進化し続けることを生業とするクラウドにとって一定の障害はやむを得ない
- 未だクラウド事業者へ根本原因・再発防止策を求める利用者が散見されるため、ここにも CCoE が活躍できるフィールドが存在する
- 一概に比較は難しいが、オンプレと比較しクラウドの障害発生頻度は高い印象
- 「Design for Failure」の視点を持ち続けることが肝要
- どのクラウドがいいの?(比較表作って)
- 真顔で言われたら距離を置くwwwww
- 詳細な比較表を作成していた時期もあったが不毛な作業であることに気づく
- マルチクラウドが当たり前の世の中になってきたため、システム特性・担当エンジニアの指向、クラウド事業者とのカルチャーフィットなどを勘案し、システム単位でクラウド選定してもいいのでは
- ただし、CCoEとしては対象クラウドが増えると負荷が増大
- AWS, MS Azure
- みなさまのIT基盤をクラウドへ(WHERE を変える)
- オンプレミスでの設計思想を持ち込みやすい
- 企業の基盤エンジニアが扱いやすい
- みなさまのIT基盤をクラウドへ(WHERE を変える)
- Google Cloud
- Google の IT基盤を皆様へ (HOW を変える)
- 根底にある考え方は「クラウドネイティブ」
- 企業のソフトウェアエンジニアが扱いやすい
- Google の IT基盤を皆様へ (HOW を変える)
- 真顔で言われたら距離を置くwwwww
- クラウドサービス継続性が不安
- マルチクラウドのケイパビリティを確保しよう
- この論点が出てから 10 年経過したが、メガクラウドの撤退という話は聞かない
- が今後も保証されるものではない
- ただし、ここはオンプレでも一緒
- 最近ではサーバ仮想化ソフトウェアの動向に苦慮している方もおおいのでは?
- 「他クラウドへの移植性を確保しておくこと」は言うは易し
- 組織としてマルチクラウドのケイパビリティを確保しておくことは安心材料になる
- この論点が出てから 10 年経過したが、メガクラウドの撤退という話は聞かない
- マルチクラウドのケイパビリティを確保しよう
おまけ
当初は論点に上がっていなかったが顕在化している問題をいくつか紹介
- クラウドの進化への追従負荷は想像以上
- 特に k8s (マネージドサービス) 定期バージョンアップへの追従負荷が高い
- エンタープライズシステムはスマホOSのようにカジュアルにバージョンアップできる代物ではないのが実情
- この GAP は今後埋まっていくかもしれないが、現時点においてはボディーブローのように効いている
- サービスの選択肢が多すぎる
- 利用者が求める機能をサービス化した結果、現在は選べるサービスが膨大に。
- (Google Cloud は比較的シンプルなサービス構成になっており、エンジニアから好まれている)
- オンプレ時代は標準パターンを形成しカイゼンしていくことで品質を高めていたが、その考えは通用しない
- 果たして現在の状況は多数の利用者が求めていた姿なのだろうか?
3. CCoE(XX-CoE)がちょっとしたブームに
- 「CCoE を立ち上げたいが何をすればいいか?」という相談もしばしばある
- CCoE は安全・安心なクラウド活用を推進するための手段の一つ
- 結果的に似たような施策になることが多いが(先に結論を言いたくなるが)、「クラウド活用を推進するために何をすれば良いか?」を喧々諤々と議論することは大事だなと感じる
- 利用者が求める機能をサービス化した結果、現在は選べるサービスが膨大に。
現在の CCoE トレンド
CCoE 国勢調査 をダウンロードしてみてください
- クラウド活用に対する抵抗勢力は減少
- 2022 → 2023 で役員支援の割合が明確に減っている
- 以前の鶴の一声がなければ話が前に進まなかった
- 肌感覚通りの結果
- CCoE の負荷が増大
- 1位: 個別プロジェクト向け相談窓口
- 5位: 個別プロジェクト技術支援
- いかに CCoE の負荷を下げて安全・安心なクラウド活用推進を図るかが課題に
- 予防的統制から発見的統制へ
- クラウドは使い方を誤るとセキュリティインシデントリスクが高い
- そもそもリスクの高い使い方を抑止してしまうのか(予防)、一定のリスク(権限)は許容しつつ、発見・是正に重きをおくのかの方針極めが必要
今後の CCoE
- AI 活用を取り込むか?
- AI はクラウド以上に「活用」と「統制」が難しい
- クラウド活用の延長線上として CCoE が取り込むと予想していたが、昨今の急激な環境変化により AI-CoE が登場しつつある
- データ主権等にどう向き合うか
- 地政学リスク、AI 活用(データの重要性)の高まりから、経済合理性以外の何かが動き始めている
- 経済安全保障
- GAIA-X (Catena-X)
- ソブリンクラウド
- 分散型クラウド
- 地政学リスク、AI 活用(データの重要性)の高まりから、経済合理性以外の何かが動き始めている
- CCoE は不要となるか?
- 過去に CCoE 研究分科会でも議論となり、当時は「不要となることが望ましい」と回答
- その後もクラウドの進化は止まることを知らず、クラウド活用・統制のための仕組みも進化に追従し続けているのが現状
- 当面 CCoE の必要性は変わらなそう、皆さんで盛り上げていきましょう!
13:35 - 14:15 Google Cloudの生成AI最新情報&ビジネスアプリ活用へのアプローチ
生成 AI をビジネスアプリケーションとして活用する際は、生成 AI が処理する部分と人間が処理する部分、そして、AI 以外のデータ処理ツールを組み合わせた融合型のアーキテクチャーが必要です。このセッションでは、Google Cloud の生成AI最新情報に加えて、生成 AI をビジネス アプリケーションとして活用するための基礎知識と現実的なアプローチについてお話しします。
- 中井 悦司さん Google Cloud AI ソリューションズ アーキテクト
アイスブレーク
- 写真からファッションセンスとかを AI が解析してくれるデモ
- 週末2〜3時間かけて作った
- PaLM API (大規模言語モデル) でこの人のファッションを褒める文章を生成
- LLM に与えるプロンプトをアプリ側で用意
- 生成 AI に入力するプロンプト
- ファッションアドバイザーの立場で褒め称える
- ファッションアイテムに言及しながら
- 数行の文章を作って
- 個人を特定する名前は使用しないで
- 生成 AI に入力するプロンプト
生成 AI をアプリケーションとして活用する際のポイント
- 生成 AI 活用のポイント
- 対話型の生成 AI で全てを処理するのではなく、他の技術と組み合わせた「アプリケーション」を構築する
-
既存のビジネスプロセスの中で生成 AI を有効活用できるポイントを発見する
- 生成 AI による「完全な自動化」を目指すと失敗する
- 生成 AI の出力を効率的にチェック・修正するツールの開発が必要
- 生成 AI と連携したワークフロー設計がポイント
-
生成 AI をアプリケーションに統合するための技術を理解して活用する
- Google Cloud はマルチモーダル対応の技術を提供
- Google が自社サービスで培ってきた高性能な技術を提供
- Embedding + Vector Search デモ
- メルカリの裏側で実際に使われている技術になっている
- 一般の利用者が商品をアップロードするので商品説明が適当
- 画像からダイレクトに検索できるようにしようというデモ
- マルチモーダル対応の Embeddings API
- 非構造化データから意味情報を抽出
- 高品質な Embeddings 生成
- 飛行増加データから意味情報を抽出
- レコメンデーションエンジン
- 広告ターゲティング
- 画像分類
- 画像検索
- 多様なデータモダリティに対応
- 高度なアプリケーションの構築
- Vertex AI の PaLM および Matching Engine サービスと組み合わせることで LangChain OSS プロジェクトに統合されたスケーラブルな LLM ツールキットを実現
- スケーラブルなベクトル検索エンジン Vertex AI Vector Search
- 他のエンジンよりも 30 ~ 50% 安く、より高いスケールと低いレーテンシーを実現
- 高速、つまり低レーテンシー
- 数ミリ秒で見つける
- 最もスケーラブル
- 数十億のベクトルにスケーリング
- 安い
- Faiss の 1/4 の CPU 消費
- Nmslib の 1/3 のメモリ消費
- 高速、つまり低レーテンシー
- 他のエンジンよりも 30 ~ 50% 安く、より高いスケールと低いレーテンシーを実現
- 動画を説明したテキスト文書の作成業務
- 従来型の課題
- 対応数の限界
- 品質のばらつき
- 長いリードタイム
- 従来の作業
- AI 活用による期待効果
- 自動化による対応数の増加
- 均質化
- 短納期
- 従来の作業の自動化・負荷軽減
- 従来型の課題
- 生成 AI による効率化の検証
- 情報量が増えてもチェック時間は変わらない
- データを構造化することで利用が容易に
- 生成 AI の 「間違い」を提言する技術を活用
- メルカリの裏側で実際に使われている技術になっている
LLM を理解するポイントとプロンプトエンジニアリングの重要性
-
大規模言語モデルとは?- 言語モデルは。。。。wiki を見る。。。
- 言語モデルによる「次の単語」の予測
- This is a の次に来る単語は何?
- This is a pen : 4.2%
- This is a the : 0.03%
- …
- 何が嬉しいの?
- プロンプトで返ってくる単語を予測する
- This is a の次に来る単語は何?
- LLM を理解するポイント
- LLM は本質的には大規模なニュートラルネットワークで「次の単語を予測する」という処理を行っているだけ
- 膨大な数の「人間が作った文書(=論理的整合性を持った文書)」で学習した結果、論理的整合性を持った文書を生成する能力を獲得した
- 言い換えると LLM に期待する仕事をさせるには論理的な指示が必要
- マルチモーダル処理では特にプロンプトエンジニアリングが重要
- 言い換えると LLM に期待する仕事をさせるには論理的な指示が必要
- シンプルなプロンプトに伴う課題
- 用途を考えると追加要望が出てきがち
- プロンプトを改善することでそれに応えることができる
- ペルソナを特定
- タスクをステップに分けて指示
- 情報を追加
- 詳細な条件を指定
- 良い例と悪い例を具体的に示す
- 出力フォーマットを具体的に指定
- 基本的な考え方はプログラミングと同じ
マルチモーダル生成 AI Gemini の紹介
- Vertex AI 上の Google 基盤モデル
- 様々なサイズのモデルでユースケースに対応
- Gemini 1.5 Pro
- 長いプロンプトに対するマルチモーダルな推論
- Gemini 1.5 Pro
- 大きなテキストを要約
- デジタル・ガバメント推進標準ガイドライン実践ガイドブック
- ページ数 446
- トークン数: 253,158
- モデル: Gemini 1.5 Pro Preview
- PDF からテキストを抽出してモデルに入力
- デジタル・ガバメント推進標準ガイドライン実践ガイドブック
- 画像に変換した表の認識も可能
- 動画の要約・質問回答
- 様々なサイズのモデルでユースケースに対応
- AI/ML ソリューションレイヤー構造
- Contract Center AI
- Document AI
- Discovery AI
14:25 - 15:15 何からはじめる?CCoE パネルディスカッション
このセッションでは、まさに今、CCoE 初期段階にあるパネリストが中心となり、「CCoE って何から手を付ければいいの?」という皆さまの問いに答えます。
- 田中 英智さん 株式会社ネオキャリア DX推進部生成AI Project Gr. 担当部長
- 加藤 文章さん 株式会社Works Human Intelligence VP of Technology
- 三小田 仁さん 株式会社QTnet 通信サービス設備部 兼 DX推進室 スペシャリスト
- 福田 遥さん アルファス株式会社 Senior Account Executive Sales and customer success
この中で CCoE とか代わりを持ち始めて 1年経ってない人ってどれくらいいる?
- 結構会場にいらっしゃるとのこと
- CCoE レポートに協力してくださった方々は半数以上がこれから始める方だった
テーマ1:CCoEの立ち上げの必要性
- 田中さん
- ボトムアップとトップダウンの両方が合流した形
- 並列で 30 くらいの事業部がある
- 個々の事業でやっていたが限界がある
- 知見や費用対効果に壁があった
- 個々の事業でやっていたが限界がある
- 個人でも Chat ツールの統一など、孤軍奮闘していた
- 経営判断の必要性を感じたので横串で強い組織を作ろうと考えた
- 先進的な企業はそれをやっている、ということを強く伝えた
- まずは一人 CCoE から
- 福田さん: 経営からのバックアップはもらえた?
- 組織作りに対するバックアップはもらえた
- 課題がたくさんあったのでどこを拾っても成果につながる
- 福田さん: 経営からのバックアップはもらえた?
- 加藤さん
- 1年くらい前に CCoE のグループを作った
- 元々情報セキュリティ委員会、みたいなのがあってその下にクラウド分科会、があった
- 10人くらいのバーチャル組織
- ISO 取得が目的になっていた
- セキュリティばかり考えていても活用ができない
- ゲートキーパー的にルール作りに奔走していた
- 福田さん: プロダクトのスピードだったり活用についてはどう?
- 数年前から SaaSを提供し始めて Cloud によってできることのメリットを伝えるようにした
- 1年くらい前に CCoE のグループを作った
- 三小田さん
- ややトップダウンで始まった
- Google の支援を受けて技術者教育を実施
- 有資格者を増やしたことで机上の知見を作ることができた
- それを発展させていくことが現状抱えている課題
- Google 使えばどれだけ簡単になるか、考え方の変換を勉強してもらった
- 福田さん: 有資格者を増やした背景は?
- クラウドのインテグレーションの需要が出てきた
- 自治体などの案件は Cloud By Default の案件があるので知る必要がある
- マーケットから求められてきた
- 福田さん
- ビジネスインパクトを無視できない状態になっているのではないか?
- クラウドを活用すると競合優位性を獲得できたり、加速的にビジネスを成長させる必要があると感じた
テーマ2:まずは何から
- 三小田さん
- 技術者育成、これを収益の柱にしたい
- 検証環境構築
- 営業と連携しながら製販一体で考えて行った
- 営業も熱心に考えてくれている
- 立ち上げ時から今まで変化なく 4~5名程度
- 福田さん: 技術者育成とか実際やるの大変だと思うが目標設定どうしたか聞きたい
- 有資格者数を短期的に置いた
- 営業の案件数とか収益に繋げるというところで利益貢献度が目標になると思う
- 技術者育成、これを収益の柱にしたい
- 田中さん
- 仲間集め
- 非技術の組織だった
- チャットコミュニティ、ナレッジシェア
- 自分自身のリスキリングになった
- 一人でやる心の強さがなかったので仲間集めをした
- 1年半前くらいにコミュニティを立ち上げたら今は代表も含めて 150 人くらいに参加してもらえている
- 福田さん: 田中さんのモチベーションになったことは?
- 時代の変化に取り残される危機感
- 技術の形ではなかったが何かを便利にする、というテーマはずっとやっていたのでそれを自前でやれて楽しかった
- 仲間集め
- 加藤さん
- セキュリティ特化の10名程度のバーチャル組織が存在していたところから開始
- セキュリティに特化した考え方を変えて行った
- 活用やコスト
- AWS で CCoE 支援パッケージがあったのでそれを使った
- 自分たちの組織に対するアセスメントと共通認識を持った
- みんなこうゆうのあったらいいよね、という話はできるが、実行する実働部隊がない
- CCoE グループを立ち上げた
- IT だけでなく 非IT も巻き込んだ教育も重要
- 福田さん:CCoE の状態やフェーズによって最適解も異なると感じる
- 田中さんや三小田さんがぶつかるような課題に加藤さんが現在取り組んでいるような印象を受けた
- セキュリティ特化の10名程度のバーチャル組織が存在していたところから開始
テーマ3:立ち上げ時の壁
- 田中さん → 加藤さん
- 非ITの方をどう巻き込んだらいいか
- 要件定義が進まなかったり運用改善も丸投げになってしまう
- 加藤さん
- 営業がオンプレに比べてクラウドサービスを売るモチベーションが・・・という状態だった
- 営業と CS に向けてクラウドサービスの良さを語りに行った
- 何かエラーが発生した時にオンプレだったら問い合わせとしてログを送ってもらったり状況を細かく聞かないといけない
- クラウドだったら自分たちだけで解決できる
- 営業と CS に向けてクラウドサービスの良さを語りに行った
- メリットベースで話していくのがいいと思う
- 営業がオンプレに比べてクラウドサービスを売るモチベーションが・・・という状態だった
- 非ITの方をどう巻き込んだらいいか
- 三小田さん → 加藤さん
- 直近は技術者育成をしていた
- 机上での知識を身につけたが収益に結びつける必要がある
- 実践力が必要という課題意識を持った
- ベンダーに伴走してもらって支援を得た
- 徐々にナレッジやスキルトランスファーをしてもらうように進めている
- なかなか一朝一夕には結びつかないという課題がある
- 実践力が必要という課題意識を持った
- 加藤さん
- まずはクラウドに対する知識をつけてもらわなければいけなかった
- 開発メンバーだけはクラウドを最低限知っておいて欲しい
- 資格補助制度を作ったことで知識をつけてもらった
- 実践力をつけるためにタスクを渡して伴走しながら一緒に開発するということを行なった
- 社内で伴走することで実用化していた
- まずはクラウドに対する知識をつけてもらわなければいけなかった
- 田中さん
- モチベーションというところで言うとテーマを絞った方が人が集まりやすい
- クラウドの世界は知ろうとしたら幅広い
- 全部やると器用貧乏になりがち
- 生成 AI みたいなキャッチーなテーマがあったのでそこに絞って、そこから広げていけることができるかと思う
- モチベーションというところで言うとテーマを絞った方が人が集まりやすい
- 加藤さん → 福田さん
- AWS の活用自体は進んでいるがマルチクラウドというところに課題を感じている
- AWS 以外のクラウドの選択ができるくらいの知識をつけて欲しいと思っている
- マルチクラウド脳になってもらうみたいなのどうやったらいい?
- 福田さん
- 社内でクラウド大臣、スペシャリストじゃなくていいがクラウド活用推進をしてくれる人を作る
- 社内コミュニティのようにできるような形でマルチクラウド脳を作った
- 勉強会、クラウドベンダーからの支援から得られるものは大事だが、なんでマルチクラウド化しないといけないのか、という問いに対して答えられるようにならないといけない
- ビジネスの収益に紐づける
- Before After で顧客に与える影響のストーリーを組み立てメンバーに納得してもらえることが大事
- 社内でクラウド大臣、スペシャリストじゃなくていいがクラウド活用推進をしてくれる人を作る
- AWS の活用自体は進んでいるがマルチクラウドというところに課題を感じている
最後に一言
- 田中さん
- CCoE というとちょっとドキドキすると思う
- Excellence じゃないとダメだとか
- ただ、クラウドを活用したくない人はいないと思うのでより良くなったらいいじゃない、という場を作れればいいのかなと思う
- 現状 Excellence じゃなくてもいいので気構えすぎる必要はないと
- CCoE というとちょっとドキドキすると思う
- 加藤さん
- クラウドを使いたい人が使いたいだけなら使えばいいだけ
- クラウドを活用して会社として何かをしたい、となった時に CCoE という考え方が必要になってくる
- 同じような志を持ったメンバーを集めて組織を作って行って欲しい
- 三小田さん
- 組織とか人材は多種多様だと思うのでそれぞれの組織にあった CCoE を作ることが重要
- あんまり肩肘張らず、得意分野から始めることがいいと思う
- コミュニティの活用はとてもいいと思う
- 同じような課題、問題を抱えている方々はいる
- 組織とか人材は多種多様だと思うのでそれぞれの組織にあった CCoE を作ることが重要
15:25 - 16:15 今さら聞けない!CCoE パネルディスカッション
このセッションでは、長らく CCoE をリードしてきた”CCoEのベテラン”パネリストが中心となり、「CCoE って実際どうなの?」という皆さまの問いに答えます。
- 鈴木 幹昌さん 株式会社博報堂テクノロジーズ マネジメントセンター インフラ開発一部 CCoEチーム リーダー
- 秋葉 一巳さん 株式会社JALインフォテック サービス事業本部 IT基盤事業部 セキュリティ統制部 認証基盤グループ グループ長 兼 CCoE
- 杉村 勇馬さん 株式会社G-gen 執行役員CTO
- 柴田 翔平さん KDDI株式会社 先端技術企画本部 サービスプラットフォーム企画室 コアスタッフ
テーマ1:CCoEの成り立ち
CCoE が始まるきっかけについて
-
秋葉さん
- 共通基盤をやっていたが、その中に仮想化基盤もやっていた
- 次の更新の時にはクラウドを使いたいとなった
- 結果としてクラウドを入れることもできたが誰も使ってくれなかった
- クラウドについて何も決まってなかったことがあったためベストプラクティスを作った
- オンプレでできていたことがクラウドでどう実現したらいいかのガイドラインを作った
- 序盤は基盤メンバーしかいなかったがだんだんとアプリメンバーも加わってもらった
- クラウドについて何も決まってなかったことがあったためベストプラクティスを作った
- 共通基盤をやっていたが、その中に仮想化基盤もやっていた
-
鈴木さん
- 前職はプライベートクラウドメイン
- インフラ部隊はパブリッククラウドを見ない、プライベートを普及させるのがミッションであると明確に言っていた
- その中で新しい技術に敏感なエンジニアが一定いたのでその人たちのために一人で始めたのが最初
- メインはアプリの人たちで、その人たちがやりたいことをとにかくやってきた
- 前職はプライベートクラウドメイン
-
杉村さん
- 5〜6社くらい積極的に関わって支援したことがある
- 大きく2つのパターンがある
- インフラ部隊の延長で CCoE を担うようになって行った
- クラウド普及の進化によってバーチャルチームで作るようになった
- インフラだけでなくアプリエンジニアも混ざっている
- DX のための子会社みたいな感じでクラウド利用ガイドラインを作るというところもある
- 大きく2つのパターンがある
- 5〜6社くらい積極的に関わって支援したことがある
-
柴田さん: これまでの経験からどういった成り立ちがいいと思う?
- 秋葉さん
- CCoE の立ち上げ、がこうやったらうまくできる、みたいなのはない
- 会社の組織構造、文化などで会社ごとにやり方は違うと思う
- CCoE は目的ではなくて手段だと思うので何を成し遂げたいかを文字に起こすといい
- その上で目的とやることを紐づけて作るのがいいと思う
- 柴田さん
- 自身の状況に応じて見極めながら進めていくのがいいと思うということか、なるほど
- 鈴木さん
- 既存チームが気付いたところは解像度が高いところが多い
- 視点の広さが必要となる
- インフラが自分たちのカバー範囲をどこまでと捉えているか、がポイントになる
- やり方としてはボトムアップとトップダウンがあるが、どちらが正しいというのではなく、誰に何を届けて、何を成し遂げたいかを考えるのがいいと思う
- 既存チームが気付いたところは解像度が高いところが多い
- 柴田さん
- たくさんある進め方の中で自分たちがやるべきことにフォーカスして解像度を上げるとうまくいきそうなコツになりそうですね
- 杉村さん
- どうゆう形ならうまくいくぞという城跡みたいなのはない
- 誰に何を届けたいか、そのためにどんな組織が必要かは会社によって様々
- 共通しているのは
- CCoE やるにあたって情熱をもったメンバーが一人以上いるといい
- 新しいものを今ある組織に持ってくる、異質なものが入ってくるという変化を起こさないといけない
- 強い気持ちでリードする必要があって、そこは成功する要因だと思う
- 経営のバックアップがある
- CCoE やるにあたって情熱をもったメンバーが一人以上いるといい
- これらがあれば会社によって適しているのは違うと思う
- どうゆう形ならうまくいくぞという城跡みたいなのはない
- 柴田さん
- 強烈なリーダーシップは必要だよね
- 秋葉さん
テーマ2:CCoEの立ち上げ方
今と数年前でクラウド普及度が異なる中で、ボトムアップとトップダウンどっちがうまくいく?
- 鈴木さん
- 前職はボトムアップ型
- 現在はトップダウンに近い
- どうゆう判断軸で、どうやって支援していくのかが大事
- ゲートキーパーにならないようにする
- ルールとかガバナンスを作りがちになってしまうが自走を促す伴走者になる必要がある
- 先に邪魔になりそうな石を拾っていくとかが大事になりそう
- 柴田さん
- 前任の CCoE はクラウドに衝撃を受けてガバナンスとかを通した上で使える状態にした
- 一発で綺麗になるかというとそういうわけではないのでその辺りの石を取り除いていくのも大事
- 秋葉さん
- やっていく中でガイドラインとかベストプラクティスを出していくのは一定お墨付きが必要になる
- トップ団的な要素は一定必要になる
- 一方でこれまでと違うことをやることになるので強烈なモチベーションが必要になるので、ボトムアップでモチベーションを持ってもらえる人がやりたいように動けるようになるということも重要になる
- やっていく中でガイドラインとかベストプラクティスを出していくのは一定お墨付きが必要になる
- 柴田さん
- 過去の話を聞いていると、ボトムアップで始まったが進めていく中でトップ層のサポートが必要になることも多い
- 組織や部門間を巻き込むこととかにはトップの支援が必要になる
- 過去の話を聞いていると、ボトムアップで始まったが進めていく中でトップ層のサポートが必要になることも多い
- 杉村さん
- トップダウンもボトムアップもどっちのパターンもある
- AWS の黎明期の時から使い始めた企業のこと
- 担当者が絶対セキュリティインシデントを起こせない、ということをずっと言っていた
- 異質なものをこっそりではないが上からの Auth がない状態でミスったらポシャったら終わってしまう
- これって心理的安全性がある状態じゃない
- トップダウンがあると利用部門からするとそれを守っていれば無罪、みたいな変な安心感がある
- 新しい取り組みは両面からあると正しく広がっていくと思う
- AWS の黎明期の時から使い始めた企業のこと
- トップダウンもボトムアップもどっちのパターンもある
- 柴田さん
- これまで偉い人は謝ることが仕事だと思っている
- クラウドは無風の状態でいることって難しい
- 〇〇してはいけない、のは無理がある
- トップの人に後ろ盾を持ってもらえると一定進めやすい
テーマ3:CCoE活動内容の決め方
- 秋葉さん
- 最初からやることやらないことをある程度決めてから進めていた
- クラウドわかります、という顔で言ったらやってください、ということになるのが目に見えていた
- 知見はあるけど実行部隊になるにはリソース的に難しい
- 個別のプロジェクトに入ることはやらないとしていた
- 石を退けることをスタンスとしていた
- みんなを導くということを共通認識としていた
- 知見はあるけど実行部隊になるにはリソース的に難しい
- 柴田さん
- クラウドを広めていくにあたって CoE って期待値が上がっていく面がある
- 頼られるならいいが寄りかかられる
- これが常態化すると視点がミクロになってしまってモチベーションに繋がらない
- 負のスパイラルにハマるのはありそう
- クラウドを広めていくにあたって CoE って期待値が上がっていく面がある
- 鈴木さん
- 最初から CCoE という求人があった上で JOIN したので
- 何を求められているのか
- どうゆうカルチャーで何が必要か
- 具体的にどうゆう施策が社内のエンジニアに響くのか
- がわからないということがあった
- VISION 策定からやり始めてサービスメニューを作ることで、誰に何を届けたいかを作ったので明確な施策ができるようになった
- CCoE の施策は会社のカルチャーや行動規範、経営戦略に寄り添うべき
- カルチャーフィットが求められる
- CCoE の施策は会社のカルチャーや行動規範、経営戦略に寄り添うべき
- 最初から CCoE という求人があった上で JOIN したので
- 杉村さん
- どうやって活動内容を決めていたかは会社によって違う
- 何のために作られたか
- 誰に何を届けたいのか
- 定められたリソースがある
- この中でできることを決めていくという流れが多いのかなと思う
- リソースが限られているのでどこまでやれるのか
- いろんな相談を捌いていたらスケールできないのでやらないことの線を引く
- どうやって活動内容を決めていたかは会社によって違う
- 柴田さん
- やっぱり重要なのは活動方針なのかと思った
- それが決まっていれば、何が優先になるかがわかる
- 杉村さん
- クラウドの動きはものすごく早いので常に大きな方針に立ちかえられるようになれないとダメだなと感じた
CCoEに携わるみなさんへ
- 杉村さん
- クラウドを楽しんで CCoE をやっていくことがいいと思う
- すごく刺激的な仕事だと思うからこそ楽しむことが重要
- 秋葉さん
- Jagu'e'r とかなかった時に黒須さんと和田さんに突撃する機会があった
- 先人の方の知恵をもらえたから先んじて色々な策を打てた
- 組織ごとに現状が違うからやることも違う
- その中で孤独になってしまうこともある
- 先人の方に話す機会があるとそれはいい結果になることも多い
- 孤独と感じず人と接するコミュニティ活動も大事
- 鈴木さん
- CCoE Summit 市民権を持っていて認知も広がってきた
- 期待されることも多くなってきたと思う
- 一人で悩まずに他の方とコラボレーションをしてより良い活動ができたらいいと思う
- 柴田さん
- CCoE 究極的には無くなった方がいいと思う、もののしばらくはやることはある
- 横串的に組織を良くしていくことをやっていきたいと思うので情報交換しながら進めていきたいと思う
16:25 - 17:25 これが現実。CCoE インタラクティブチャレンジ
このセッションでは、開場ご参加の皆さまや、オンライン視聴の皆さまと一緒に、実際の「CCoE のあるある抵抗勢力対応」に回答していきます。様々な回答をもとにパネリストがディスカッションをおこない、深堀りしていくことで、皆さまの日頃の CCoE 活動へのヒントをご提供します。
- 和田 剛さん 大日本印刷株式会社 情報イノベーション事業部ICTセンター ICTDX本部 DX推進部 部長
- 森谷 優貴さん 株式会社NTTドコモ サービスイノベーション部 担当部長
- 土屋 敏行さん SOMPOホールディングス株式会社 IT企画部 クラウドアーキテクト
- 秋吉 郁郎さん 株式会社日本総合研究所 技術統括部 次長
- 黒須 義一さん 株式会社 G-gen 上級執行役員 CRO
CCoE やってたらほぼ聞かれる & 言われる集
- クラウドベンダーからロックインされるし大丈夫なの?怖いなー!?
- 和田さん
- ロックインって主従関係を感じる
- クラウドはやりたいことをやるためのパートナー探しだと思っている
- ロックインという状態だったとしてもそれはかなりエンゲージメントを得られている状態
- 言葉選びを変えるのもいいかも
- クラウド可搬性みたいなのもあるのでそうゆうところで DR 的な観点も考えておく必要もある
- クラウドネイティブな技術を使った方がいいという場合もあるのでバランス
- 会場
- クラウドだからベンダーロックインということではなくてオンプレでも変わらない
- ベンダーだけじゃなくて SIer ロックインにならないようにするために CCoE が必要だと感じる
- クラウドだからベンダーロックインということではなくてオンプレでも変わらない
- 黒須さん
- ロックインされるの大丈夫かっていう人って何かを恐れていると思うが何を恐れているのか
- 森谷さん
- 割とコストコントロールができないところがあったりもする
- 昨今円安などもあって難しいとかもあるがそれでも何とかやりくりできている
- 和田さん
- クラウドはセキュリティが心配だし、安心安全な専用線で接続じゃないの?
- 森谷さん
- 専用線が必須かどうか、だとどっちもありだと思う
- 通信会社なので当然専用線の活用もしている
- 専用線を使っているものもあればそうでないものもたくさんある
- セキュリティのためではなくてトラフィックを捌くためという感じ
- 通信会社なので当然専用線の活用もしている
- 専用線が必須かどうか、だとどっちもありだと思う
- 秋吉さん
- 情報漏洩の観点で専用線を使うのってメリットあるの?
- 森谷さん
- ない。。。のではないか
- 通信業者を経由しているのでどっちも変わらないと思う
- 和田さん
- CCoE が出張っていくと物理ネットワークの人が置いてけぼりになりがち
- 専用線を使うとその人たちを救う手段にもなる
- 土屋さん
- ハイブリッドクラウドを使うことが多いので使わざるを得ない状態になっている
- それ以外のところは専用線じゃないと、という議論は 2010年台に終わっていた
- オンライン
- セキュリティを担当して、よく感じるのは、そもそも、脅威減、脅威事象などのリスク評価ができていないと感じています。対処療法的なところが多いため心配になるのではないかと感じます。オンプレであれ、Cloudであれ、同じだと感じます。
- 森谷さん
- オンプレ回帰とか記事読んだけど、クラウドってお高いんでしょ?
- 土屋さん
- Apple to Apple の比較は難しいというのは妥当だと思う
- クラウドオンプレのコスト比較の話をしていた
- 本当に Apple to Apple の比較をしているのかというと実はできていない
- オンプレ回帰という記事はオンプレに帰ってきて欲しいようなベンダーさんの手が回っているんじゃないかという。。
- 和田さん
- システムの中におけるインフラの比重みたいなのがあって 100 あったらインフラ費用って 10~20 くらいしかない
- クラウドを使うと 10% を比較しようとするから高く感じるかもしれないが、残りの 80 ~ 90 の部分が変わることも認識した方がいい
- 運用とか考えると最終的にコストはかなり下がると思っている
- オンプレ = 自社データセンターという感じ
- データセンターは減価償却でコスト的に下がっていく
- 下がったところと比較しても意味はない
- システムの中におけるインフラの比重みたいなのがあって 100 あったらインフラ費用って 10~20 くらいしかない
- 土屋さん
- やっぱり時間、という側面もある
- クラウドを使うことによる時間削減ができる
- やっぱり時間、という側面もある
- 森谷さん
- 1番のメリットは変更が後からできること
- 最初は大きく作っても徐々に最適化できるのでさげられる
- 予想が立てられないところはそうやってかわしている
- 1番のメリットは変更が後からできること
- 会場
- コスト判断だけで入れるのか?というのを問いたい
- クラウドを使うことによって保守性やメンテナンス、拡張性がある
- 価格以上の価値がある
- コスト判断だけで入れるのか?というのを問いたい
- 秋吉さん
- どこまでコスト、の中に含めるか
- すぐ辞められる、破棄容易性、みたいなのもある
- オンライン
- コストはオンプレクラウドで同じシステムを実際に作ることはないので、結局は机上計算。どっちにしたいかバイアスがかかってコスト試算される傾向にあるとおもいます
- 土屋さん
- ほうらやっぱり障害起きたじゃないか、ベンダー報告はいつになるんだよ!!
- 土屋さん
- 自分の立場ではあまり言われない
- 大体メガクラウドが落ちると Yahoo! ニュースとかに出るから祈るしかないかな、みたいな
- 和田さん
- 言われたら・・生成 AI で回答を作るかも
- とあるクラウドで、東京のリージョンがものすごい障害になったことがあった
- 150くらいシステム動いてたが 1つしか落ちなかった
- CCoE としてこれをちゃんと対応しているとチャンスに変わる
- 森谷さん
- 障害が起こった後に次のアクションプランを立てることで障害に強い状態を作れる
- クラウドだから落ちるってわけではない、その後何ができるかがポイントでクラウドの方が柔軟性があると思う
- 和田さん
- 実際にクラウドベンダーのデータセンターを見に行った時に半分くらい落ちてることも目の当たりにした
- 壊れるのが前提であるということもある
- 会場
- ベンダー報告は CCoE として回答するという姿勢を保ちつつ
- CCoE がいたおかげで社内の連絡体制がうまく行った、ということをアピールするといい
- 土屋さん
- 開発スキル底上げだ!ベンダー資格の合格目標は 100人だぁ!!
- 森谷さん
- 言われたことはない、が言ったことはある
- 目標でスキル持っている人を増やしたい
- 年間何資格、みたいなことを言っていた
- ヤバくなったら CCoE メンバーで獲っちゃえばいい
- 言う分にはいくらでも言える
- 更新時期になると減ってしまう可能性があるので更新のモチベーションが保てる
- 言われたことはない、が言ったことはある
- 黒須さん
- モチベーションは?
- 森谷さん
- 威張れるとか市場価値上げられるとか転職に有利だよとか
- 今は報酬としては受験料だけ
- 和田さん
- 人数はないが、たまに数字を言われる時がある
- 人材育成はお金がかかることだからそうゆう機運がある時に乗っていくことはいいと思う
- 資格自体も獲って奨励金みたいなのもある
- 設定も和田さんがやっている
- 黒須さん
- 受験費用報酬はある?
- 秋吉さん
- ある
- 和田さん
- 作った
- 土屋さん
- ない
- 森谷さん
- 最初の受験だけ
- 秋吉さん
- G-gen では受験費用だけを出しているがたくさんの人が資格をとっている
- 勉強する過程が大切だと思う
- 使う言葉一つが変わってくる
- こう言った観点で勧められる
- 受験費用報酬はある?
- 秋吉さん
- 若い人からおじさんまで資格取得は平等
- 会場
- ベンダー資格合格目標を CCoE が主導している
- 事業部門の方がクラウドに目を向けていないので無理矢理にでもクラウドに目を向けてもらうため KPI にしている
- ゆくゆくは各部門が KPI を設定してもらえるようになった
- 会場
- 資格試験、大事だけどちゃんと触れる Sandbox 環境を用意することも大事だと思う
- 森谷さん
- 他の会社はクラウド使ってるの?うまくいってるの?
- 和田さん
- 本当に把握しようとするとすごく難しい
- 分かる範囲では事例で調べたりしている
- 世界初、とか日本初、が大好きだったのでそっちに舵を切っていった
- 経営層の趣味趣向や考え方をよく観察して話を持っていく
- 秋吉さん
- g-gen に答え持ってこいって言われたらどうする?
- 黒須さん
- 最初のころは海外の事例しか出てこなかった
- それをもって説明したとしても、それって海外だろ?って割れてしまった
- 黒須さん
- g-gen に答え持ってこいって言われたらどうする?
- 土屋さん
- こうゆうことを言う経営者がいる方がヤバいんじゃないかと
- 会場
- 仮にうまくいっていないんだったらうちだったらうまくやる、と言うことを伝えるといいと思う
- 他ができないことを自分たちができると言う切り口
- 仮にうまくいっていないんだったらうちだったらうまくやる、と言うことを伝えるといいと思う
- 和田さん
思い出話
- 森谷さん
- クラウドが色々使われるようになって CCoE というコミュニティができて、会話ができると言うのはいい環境になってきたと思う
- 後から始める人は得な部分があるので、自分たちが遅れている部分は先駆者の成功体験を取り入れていけばいい
- コミュニティをうまく使って欲しい
- 秋吉さん
- この質問は経営層の方々が課題認識を持ってくれたといことだと思っている
- CCoE がうまく切り替えれるように動けたらいいと思う
- 土屋さん
- Jagu'e'r 参加していただければと思う
- 和田さん
- もっと聞きたいと言うこともあると思う
- 今日登壇している方々はすごく優しい方なので声かけてくれればいくらでも話してくれるはず
- ぜひこの後の懇親会でコミュニケーションしていただければと思う
- CCoE いらない = サイレント CCoE になりたい
- 自分たちの活動の中に気づかないうちに支えられているような存在になりたい
17:35 - 18:05 CCoE 初心者も経験者も!知っておいて欲しい Google Cloud 管理のアプローチ
クラウドの活用が進むにつれて、「あれ?こんなはずじゃなかったのに」という経験はありませんか?その原因は多くの場合、利用を開始するタイミングでゴールイメージが明確になっていないことです。一方で、クラウドの特性から未来を予測して使い始めることにも限界があると思います。
このセッションでは、クラウドの運用を改善したい?または、これからGoogle Cloud を活用する予定だがどういう指針を持って設計していけばいいか?という疑問を持つ CCoE の皆様へ向けて、実際にお客様の組織設計をサポートしている経験を元に試していただきたいアプローチをお話をします。
- 栃沢 直樹さん Google Cloud パートナー エンジニア
Discussion