ここがすごいぞ CCoE 研究分科会
この記事は CCoEクリスマス!クラウド技術を活用して組織をカイゼンした事例を投稿しよう! by KINTOテクノロジーズ Advent Calendar 2023 3日目(代打)の記事です。
こんにちは、_awache です。
今回は僕も所属している Jagu’e’r の CCoE 研究分科会 の紹介、というよりも僕目線での自慢をしたいと思います。
Jagu’e’r とは
Google Cloud 公式ユーザー会であり、Google Cloud を利用しているユーザーやパートナー企業の相互交流を深め、それぞれの企業が持つ経験やノウハウを共有し合う場として活用できるコミュニティです。
現在では 872社 3,358人 と大変多くの会員が入会しています。
今回はあくまでも Jagu'e'r の CCoE 研究分科会についての記事なので Jagu’e’r の魅力については別の場でさせていただきますね。
(それだけで何個も記事が書けそうなので)
CCoE 研究分科会とは
CCoE に関わる全てのヒト同士の「交流の場」として Jagu’e’r に設立された分科会です。
CCoE を既にやっている企業からこれからやっていこう、という企業まで幅広いメンバーの方々に参加いただいています。
前置きが長くなるといけないのでここから本題です。
ここがすごいぞ CCoE 研究分科会
日本で最初の CCoE のためのコミュニティ
CCoE が今ほど認知されていない 2021年、僕自身も CCoE を行う部署で思い悩んでいた時期、Google Cloud の公式ブログに「Google Cloud Japan が CCoE(Cloud Center of Excellence)研究分科会を発足」という記事が出てきた衝撃を今でも覚えています。
それを支える立ち上げメンバーの方々も錚々たる顔ぶれでした。もちろん各方面で活躍されている有名人の方々だったのですが、改めて見てみるとユーザー企業、パートナー企業の方々がバランスよく参画されているだけでなく、一般的には競合他社とも思えるような方々がタッグを組んでいる状態です。
氏名 | 所属企業 (発足当時) |
---|---|
和田 剛 | 大日本印刷 株式会社 |
大橋 衛 | KDDI 株式会社 |
渡邉 勇太 | パナソニック株式会社 コネクテッドソリューションズ社 |
渡邉 裕子 | 株式会社 みずほフィナンシャルグループ |
住谷 哲夫 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ |
田中 圭 | 富士ゼロックス 株式会社 |
遠山 陽介 | 株式会社 野村総合研究所 |
饒村 吉晴 | PwCあらた 有限責任監査法人 |
伊藤 利樹 | 株式会社 エヌ・ティ・ティ・データ |
当時ものすごい壁にぶつかっていた僕にとっては千載一遇のチャンス、と思いこのコミュニティに参加させていただくために NDA の締結など数ヶ月各方面と調整をしました。
(後にも書きますが Jagu'e'r に入会するためには Google Cloud との NDA 契約が必要となります)
NDA があるからこそ気兼ねなく話せる場
これは CCoE 研究分科会に限らず Jagu'e'r に入会するためには Google Cloud との NDA 契約が必須となります。これがあるからこそ Jagu’e’r に参加している方々は自分たちの事例や壁についてかなり踏み込んだところまで話してくれます。
僕自身も相当悩みを聞いてもらいました。時には企業の枠を超えて様々な企業の方とディスカッションもしていただきました。
みなさん Give & Give の精神がすごいです、本当に。
これは CCoE 研究分科会設立当初からある「CCoEのベスト・プラクティスを世に拡めCCoEで悩めるITリーダーズの一助となる」という Vision を体現しているからだと思います。
CCoE お悩み相談室 「ClassRoom」
CCoE 研究分科会の中で僕が最も好きで、最も助けられたのがこの ClassRoom です。ClassRoom では各社の CCoE や CCoE 活動をしている方々が少人数に集まって悩み事を議論 できます。少人数だから誰か一人が取り残されるということもなく、自分の悩みや考えを伝えていくことができ、そしてそれに対してディスカッションが広がっていくというサイクルを回すことができます。
参加した方もしっかりディスカッションに参加できるので満足度の高い非常に良い形式だと思います。
僕が最初に参加した時のブログは「CCoE Class Room 【第2回】を開催しました!」にあります。CCoE 研究分科会のブログは NDA を基本としており、誰が話したのか、など詳細には載せていませんが、すごいメンバーの方々に話を聞いていただけて、実際に参加した時の満足度、充実度が非常に高かったです。
こちらは CCoE 研究分科会の活動に対して皆さんからいただいた非常にありがたいお言葉です。
気持ちがあったかくなりますね!
外部登壇機会の獲得
CCoE 研究分科会での活動をキーにして様々な外部登壇の機会を得ることができたのは僕にとって非常にありがたかったことです。他の方の機会も入れると非常にボリュームが大きくなるので一旦僕の外部登壇機会をまとめてみます。
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日経クロステック EXPO 2021
- Jagu'e'r 発起人でもあり、CCoE 研究分科会オーナーである黒須さんから紹介いただき登壇させていただく運びとなりました。
- DNP 和田さんや JAL インフォテックの秋葉さんと共に楽しくディスカッションさせていただきました。
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Cloud Native Days 2021
- 「実践:Cloud Center of Excellence を中心としたクラウド戦略」というテーマで登壇させていただきました。
- こちらは僕にとっての CCoE 道を全部まとめた内容になっております。
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Google Innovators Hive
- CCoE とは関係ないのですが僕自身 DBRE として活動しており、そこから Google Cloud の方に繋げていただいた結果実現しました
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CCoE Summit’23
- CCoE 研究分科会 の SG として閉会のご挨拶をさせていただきました。
- 黒須さんと台本のない最後の締め、非常に楽しかったなぁと、しみじみと思い返し、時にはまだ動画を見直してくすくすしたりしています
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明日の開発カンファレンス 2023
- Jagu'e'r メンバーのコミュニケーション Slack で登壇したい人募集していたので手を上げさせていただきました
- この日のタイトルは「失敗から学ぶ、建設的な横断組織の作り方」
- 当日の朝に発表用の資料が壊れて冷や汗をかきながら作り直したのは。。いや、2度とこんなことを経験したくない、これからは Google Slide に資料を作ろうと心に決めた瞬間ですw
毎年のアウトプット
CCoE 研究分科会ですが毎年様々なアウトプットを出しています。書き出すとキリがないので代表的なアウトプットを紹介させていただきます。
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DXを成功に導くクラウド活用推進ガイド CCoEベストプラクティス
- 言わずと知れた日本で唯一の CCoE 本
- CCoE 研究分科会、初年度のアウトプットとして出版されました。
- CCoE 研究分科会、初年度のアウトプットとして出版されました。
- 言わずと知れた日本で唯一の CCoE 本
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CCoE の現状と課題。立ち上げに必要なポイントとは?
- CCoE 研究分科会立ち上げメンバーが Google Cloud Next に出演
- CCoE 研究分科会で行った「国勢調査」の結果を共有していただきました
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CCoE Summit’23
- CCoE 研究分科会の運営メンバーの何気ない一言で決まったこの CCoE のための Summit
- Google Office でオンライン、オフライン合わせて 1000名近い登録をいただき大盛況を収めました
お知らせ
Jagu'e'r CCoE 歳末Meet UP! をやります!
CCoE 研究分科会の今年最後の Meetup イベントです!
オンラインオフラインございますのでぜひご参加ください!
ここでは
- 国勢調査担当者によるトークセッション
- CCoE ClassRoom 何から手をつけるべきCCoE(仮)
を予定しています。
参加には Jagu'e'r 会員であることが必須となっておりますので興味がある方は 入会フォーム からぜひ Jagu’e’r に入会お願いします。
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