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ゆるSRE勉強会 #7 ~1周年記念企画 真夏のSRE怖い話~ に参加なぅ
今日は「ゆるSRE勉強会 #7 ~1周年記念企画 真夏のSRE怖い話~」に来ています。
普段は DBRE をやってるんですがそろそろ SRE の方々ともコラボしながら色々楽しいことしたいなぁと思っているのでとても楽しみです!
ハッシュタグ :#yurusre
19:25-19:30 会場スポンサー LT
登壇者: Findy DevRel 岡田さん
- Findy のビジョン
- 挑戦するエンジニアのプラットフォームを作る
- Findy のサービス
- マッチングサービス
- 組織分析 SaaS
- 開発ツールメディア
- エンジニア向けレポートも半期に一度やっている
- SRE に関するアンケートをやっている
19:30-19:40 『ある日突然DBの性能が1/2になった話』
登壇者: hmatsu47(まつ)さん
- 名古屋で Web インフラお守り係
- 今日も順調に新幹線止まっている
- 仕事に関係なく pgvector の周辺を追っかけている
- 本業は MySQL
- それは真冬に起きたこと
- 2018年正月。。。
- 前年の某社
- オンプレ運用
- 壊れるストレージ
- 冗長化電源が両系同時故障
- 繋がらない修理窓口
- 専属担当者付きプレミアムサポートのはずなのに。。。
- 終わらない修理立ち会い
- 保守部品への交換完了 → 動作確認 → 保守部品不良発覚 → 再修理
- 金曜夜に故障 → 土日を潰す
- 壊れるストレージ
- オンプレ運用
- 秋になり
- なんとか AWS への Lift & Shift が完了
- DB は MySQL → Aurora MySQL へ
- 若干不安定
- アクセスが多い時フェイルオーバーすると DB 接続が刺さる
- オンプレ日でネットワーク霊天使が大きくなったため
- DB は MySQL → Aurora MySQL へ
- なんとか AWS への Lift & Shift が完了
- 有効な解決策がないまま年末年始
- AWS コンピュート基盤性能低下
- 2/3 くらいの性能に。。。
- 祈りながら Datadog のメトリクスグラフを眺め続けることに
- いざとなったらスケールアップできるよう手配
- 稟議を通す
- ついでに新しいインスタンスタイプへの変更を準備
- AWS コンピュート基盤性能低下
- 数日後。。。
- いきなり性能が元通りに
- 結果スケールアップは不要に
- 新しいインスタンスタイプへの変更はやった
- その後 DB 接続の改善を実施
- フェイルオーバーが怖くなくなった
- 前年の某社
- ある日の偉い人
- AWS だけでは不安だ、マルチクラウド化を進めてくれ
- 当時同等の性能を持つクラウドはなかったw
- AWS だけでは不安だ、マルチクラウド化を進めてくれ
- 2018年正月。。。
19:40-19:50 『DynamoDBのcapacityを1にしてしまった話』
登壇者: @hisamouna34(ささもと)さん
- エウレカの SRE & Data Platform の方
- 前提
- Dynamo DB のキャパシティモード
- オンデマンドキャパシティモード
- プロビジョンドキャパシティモード
- Dynamo DB のキャパシティモード
- ペアーズでは2つのモードを併用
- オンデマンドモード
- 予測不可能なワークロード
- 低トラフィックなテーブルのための管理のしやすさ優先
- プロビジョンドモード
- オンデマンドモード
- メンテナンス作業時に起こりうる問題
- メンテナンスインによりトラフィックがなくなる
- メンテナンスアウトによりユーザーリクエスト発生
- 捌ききれなくなる
- 検討した対策
- プロビジョンドモードの最小キャパシティ値を最大キャパシティ値と同値にする
- プロビジョンドモードテーブルを一時的にオンデマンドモードに変更 (こっちを採用)
- 後日プロビジョンドモードへ変更
- キャパシティが 1で適用された
- ユーザーリクエスト来ていたので捌けなくなった
- terraform の ignore_changes 設定
- capacity を ignore_change すると capacity が 1になる?
- terraform provider の仕様を疑う
- ignore_change 設定しないのはダメなのか?
- plan でドリフトが出続けちゃう
- terreform apply するたびにキャパシティが戻ってしまう
- ignore_change をコメントアウト、戻すを毎回やって対応
- 自動化と CI で多段防御
- キャパシティが 1で適用された
19:50-20:00 『知らないサーバ』
登壇者: @ryuichi_1208 さん
- 甚爾のバックグランド
- とある Webサービスのインフラエンジニア
- ジョインした時点でインフラの前任者は退職済み
- プライベートクラウド上の VM の運用者
- 100近い VM を ansible で管理
- とある日
- サーバいっぱいあって楽しい
- 新しいプラットフォームを作ったので移設してください!
- 移設
- 新プラットフォームへのマイグレーション作業が派生
- 1年くらいかけて完了
- 1週間後くらい
- 古いところで動いているサーバがあった
- 聞いたことも見たこともないサーバ
- 管理者は退職済みの人
- 調べてみると
- Ansible のサーバ一覧にはなかった
- Github を検索しても出てこない
- ssh はできた
- uptime は 2000日
- 誰も使ってないだろう、消そう
- /var/log 以下にたくさんリクエストが来ていた
- ユーザーっぽいリクエストがある
- 誰にも知られずに使われていた
- 何に使われているかわからないのでアプリケーションを読む
- ps コマンドで lsof でアプリケーションのソースを特定
- 管理画面も存在することがわかった
- 誰が使っているかを調べる
- Slack で聞いても誰も知らない
- リクエストの IP からチームを特定
- 移設が決定
- 構築方法が不明
- CentOS5 で EOL 済み
- 何が入ってるかわからない
- 整備
- apache 1 系がそのままだとビルドできないが CentOS 7 に移行
- 旧プラットフォームのマネージド Gearman が必要だった
- 古いところで動いているサーバがあった
- 学び
- IaC は偉大
- スクリプト言語で書かれていたのが幸運だった
- 手動構築で速いのはその時だけ
- あなたのネットワークにも知らないサーバいるかもしれませんよ
- サーバいっぱいあって楽しい
20:10-21:00 パネルディスカッション『障害が起きたらどう動く? 今日からできるインシデントレスポンス』
登壇者: **@soudai1025 さん、@fujiwara さん、@integrated1453 さん、@jacopen さん**
-
**@jacopen さん**
- PagerDuty
- 現役で SRE をやっているわけではない
- プロダクトエバンジェリスト
- プラットフォームに関わっていた
- Hasicorp だったり VMWare だったり
- 月数回は障害対応に関わる
- PagerDuty
-
**@fujiwara さん**
- カヤックの SRE
- エンジニア歴25年、枕元に携帯を置いて25年
- 最近は潰し切ったのでオンコールとかの数は落ち着いてきた
- もともとバックエンドエンジニア
- 何かあったらコード読んで原因特定をしている
- カヤックの SRE
-
**@integrated1453 さん**
- NewsPicks の SRE
- PagerDuty なったらサクッと4 番押すくらいには慣れてるw
- SRE も開発チームも関係なく障害対応は全員がやる
- NewsPicks の SRE
-
今までで一番震えたインシデントは?
-
**@integrated1453 さん**
- 自分がやっちゃった系
- オンコール対応しててサーバがハングしてしまうことはまぁまぁあった
- ちょっとこなれてきた頃
- サーバを物理的にオンオフするということをリモートからやった
- 知らないサーバを落としてしまった
- 慣れた時が一番危ない
- 自分がやっちゃった系
-
**@fujiwara さん**
- ソシャゲやってた時
- オンプレで VM
- エンジニアが MySQL に対してデータリセットしちゃった
- すぐメンテに入れて、朝のデータを Restoreからの binlog 充てた
- 復旧できた!
- オンプレで VM
- ソシャゲやってた時
-
**@jacopen さん**
- 2012年の閏秒
- あちこちの Linux が落ちた
- 2桁台
- 全台とりあえず再起動で対応
- あちこちの Linux が落ちた
- 2012年の閏秒
-
**@integrated1453 さん**
-
好きな障害は?
-
**@soudai1025 さん**
- パフォーマンスチューニングが好き
- ゴールがちゃんとあるので好き
- パフォーマンスチューニングが好き
-
**@jacopen さん**
- 物理のネットワークだったらわかるけどオーバーレイのネットワークはわかりづらい
- 仮説立てながら解決していくしかない
- 仮想ネットワークのバグだった
- 20時間くらいかかったけどたどり着いたことが達成感があった
- 仮想ネットワークの製品は一般企業採用すべきではないw
- 仮説立てながら解決していくしかない
- 物理のネットワークだったらわかるけどオーバーレイのネットワークはわかりづらい
-
**@fujiwara さん**
- 嫌いな障害は前に見たことがあるやつ
- 2回3回来ると2度と見たくない
- 初めてみるのはやりがいがある
- よく見る障害は障害になってない障害
- サーバが一台落ちているとか
- 嫌いな障害は前に見たことがあるやつ
-
**@integrated1453 さん**
- 初見の障害好き
- 新しい機能リリースした時にパフォーマンス問題が出た時とかありがたいと思う
- エンジニアの予想以上にサービスを使ってくれているってことで
-
**@soudai1025 さん**
-
嫌いな障害は?
-
**@jacopen さん**
- 自己嫌悪になるようなこと
- 初歩的なところでやらかしたってなると結構やだ
- 自己嫌悪になるようなこと
-
**@jacopen さん**
-
ポストモーテムって障害からどれくらい経過したらやりますか?ポストモーテムをやるタイミングじゃない時ってどんな時ですか?
-
**@integrated1453 さん**
- インシデント対応の中で暫定復旧までは行って初回撲滅をやった上で翌営業日までにはポストモーテムを実施
- できれば当日やる
- 再発防止をできる人が集まればそれで実施
- 鉄は熱いうちに打て
- インシデント対応の中で暫定復旧までは行って初回撲滅をやった上で翌営業日までにはポストモーテムを実施
-
**@fujiwara さん**
- ユーザー影響があったものだったり SLO に影響を与えたものはやるようにしている
- なるべく数日中に実施
- 最初は翌営業日までに書いて全部でも1週間でやる
- 月刊ポストモーテムを Slack に流している
-
**@jacopen さん**
- インシデント終息宣言が出たらすぐにやる
- WarRoom が閉じられる瞬間にはポストモーテムもセット
- インシデント終息宣言が出たらすぐにやる
-
**@integrated1453 さん**
-
インシデントを起こしてしまったメンバーへのフォローで大切にしていることはなんですか?
-
**@fujiwara さん**
- 基本的に Review を通っているのでチームの責任であって人に向けない
-
**@jacopen さん**
- 人的ミスと書くな、と書いてあった
- 本当の意味の人的ミスはほとんどない
- コマンド間違えたとかだったとしても例えばスクリプトにしておけばよかったとか突き詰めた時にその裏側に何があるか、を考える
- 人間にやらせていること自体が障害を発生する可能性を増やす
- 人的ミスと書くな、と書いてあった
-
**@integrated1453 さん**
- 根本対応でプロダクト自体の伸び代と考える
- チームの責任であることを前提として改善リードするチャンス来たんじゃない、という感じだったり
- DB のマイグレーションを CICD で実施
- ALTER TABLE でロック
- オンラインでできるものとそうじゃないもののポリシーが整備されていない状態
-
**@soudai1025 さん**
- ピンチはチャンス
- 葬式モードは良くない
- ポジティブに向き合う
-
**@fujiwara さん**
-
待機手当は出していますか?障害対応をどう評価している?
-
**@soudai1025 さん**
- リンケージは出ていない
- 障害対応を再発防止した人を評価する
-
**@jacopen さん**
- 適切に休ませるということは絶対やったほうがいい
- インシデント中にアドレナリン出ちゃうと仕事できちゃう
- 無理矢理にでも休ませる
- 会社でホテルとか食事とか手配して、みたいなのを強くお勧めしている
-
**@fujiwara さん**
- 手当はない、ベストエフォート
- 評価システムが独特で上司が評価するのと 360度評価だと 360の方がウェイトが高い
- 普段お世話になっている人の方が上に上げたくなったりする
- 障害対応とかでも対応するオーナーシップを持たせることができる
- 金曜デプロイはやめよう
- 金曜にデプロイさせようとしたプロデューサーとかがいたら土日出勤して代休の調整までさせた
-
**@integrated1453 さん**
- 待機手当はない
- プライマリーオンコールでシフトが回っていく
- セカンダリに鉄壁の管理職が控えている
- 業務時間中に取るのは責務、だけど業務時間外だったら加点評価になっていたりしている
-
**@soudai1025 さん**
-
インシデントレスポンスを改善していく活動において、苦労した点、難易度が高いと感じたものを教えてください。
-
**@soudai1025 さん**
- RunBook書くといいよ
-
**@jacopen さん**
- 体系的な対応していくのに苦戦しているイメージ
- インシデントコマンダーをどうやって育成していくか
- 意思決定ができる
- 厳格さを持って対応できる
- その時は CEO よりも権限が強くなる
- インシデントコマンダーをどうやって育成していくか
- 体系的な対応していくのに苦戦しているイメージ
-
**@fujiwara さん**
- チームとして対応できない時、人数がいないとか
- 経験の浅い人が動けない
- ダッシュボードだったりログだったりを標準的に整備
- 普段から見ておく
- 平常時を知らないと異常に気付けない
- 経験の浅い人が動けない
- チームとして対応できない時、人数がいないとか
-
**@integrated1453 さん**
- インシデントマネジメントの観点から
- 障害が発生 → 検知 → アサイン → 復旧 のステップがある
- 検知するまでを短くする
- アサインされるまでを短くする
- この二つはトレーニングできる
- 障害が発生 → 検知 → アサイン → 復旧 のステップがある
- インシデントマネジメントの観点から
-
**@soudai1025 さん**
-
インシデント対応、どうやって後輩育成している?
-
**@integrated1453 さん**
- なるべくいろんな人に障害対応してほしいと思っている
- インシデントコマンダー育成中
- ジュニアなメンバーをアサインしてみたり
- インシデントコマンダー育成中
- なるべくいろんな人に障害対応してほしいと思っている
-
**@fujiwara さん**
- 経験の浅いメンバーは見る方に回ってしまうので思考の方向性をチャットに書いてどうやって実行しているかを伝えるようにしている
-
**@jacopen さん**
- 思考の過程をチャットに書くのはめちゃくちゃいいと思う
- GenAI の時代になってきたのでうまく整理していい感じにできる地盤ができつつある
- 属人性排除という点では遺ンシデントコマンダーがいたとして、誰ができるか?という風な聞き方をしてはいけない
- できる人しかやらない
- その他が傍観者になってしまう
- ちゃんとアサインする
-
**@integrated1453 さん**
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