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grafanaのhinemosプラグイン2023版

2023/04/04に公開
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はじめに

エンタープライズ版を契約している場合、シミュレータがおまけでついていて、Grafanaも用意されているようなのでアクロバティックなことしたくなければそっちを使うべきだと思います。
2023/08 追記

インストール環境

  • プラットフォーム:AWS(ESXi上のVMでもOK)
  • OS:AL2023(Rocky9でもOK)
  • インスタンスタイプ:t2.micro -> t3a.small

他は特に目立った癖などなし。

このまとめの目的

grafanaプラグインについて、2023/03に形態を変えて
再リリースされたようなので、grafanaサーバの構築手順として、
マニュアルをベースにAL2023用にまとめたものです。

なので、本家のマニュアルを見るのがモアベターです。

必要な知識

  • Grafanaのconfが読める
  • AL2で普通にミドルウェアをインストールしたりできる
  • なんでもいいからcuiでエディタが使える

grafanaのインストール

諸々インストール

vim /etc/yum.repos.d/grafana.repo
[grafana]
name=grafana
baseurl=https://rpm.grafana.com
repo_gpgcheck=1
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://rpm.grafana.com/gpg.key
sslverify=1
sslcacert=/etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt
yum install grafana

起動

systemctl start grafana-server

yarnのインストール

リポジトリの追加

 curl -sL https://dl.yarnpkg.com/rpm/yarn.repo -o /etc/yum.repos.d/yarn.repo

インストール

 yum install yarn

pluginのインストール

ポータルから以下をダウンロード

hinemos_grafana_plugin_XXXXXXXXXXX_sample_XXXXXXXXXXXXXXX.zip

何となくファイル名くらい伏せとくか。。

もちろん
再配布禁止なので、買ってからポータルからゲットしてください

ディレクトリを作成

/var/lib/grafana/plugins
権限は、grafana:grafana

配下に移動して解凍して移動しておく

cd /var/lib/grafana/plugins
unzip /path/to/hinemos_grafana_plugin_XXXXXXXXXXX_sample_XXXXXXXXXXXXXXX.zip
cd hinemos-XXXXXXXXX

build

ビルド

の前に、nを入れとくと調子がいい

npm install -g n
n 14

で14 がインストールされる

全部試してないけど、~17まで行けるっぽい感じのエラーだったけど
17ダメだったので、時点で雰囲気的に14しか動かない説あり。
(=buildが通らなそう)

一旦bash入り直すと14になる。
以降は、

n 

打った後にバージョン選択すればいつでもバージョンが切り替えられる。
(デフォはyarn入れた時に入っちゃうnodeのまま)

いざビルド

yarn install
yarn build

= t3a.small(スペックはしょぼいとbuildで死ぬ、ちなみにubiコンテナも試したけど死)

終わったら中身はgrafanaユーザに変えとかないと動かなそう。(嘘かもですが自分は変えました。)

chown -R grafana:grafana /var/lib/grafana/plugins/hinemos-datasource

他のGUIから入れられるプラグイン見た感じ、多分問答無用でgrafanaで大丈夫

署名

export GRAFANA_ACCESS_POLICY_TOKEN="hogehoge"
npx @grafana/sign-plugin@latest --rootUrls http://localhost,http://localhost:3000

※20230623 コマンド修正
※20240729 さらにコマンド修正
-> 取得しなければいけない内容も変わっているので注意
  (https://grafana.com/developers/plugin-tools/publish-a-plugin/sign-a-plugin#generate-an-access-policy-token)
なんかポートちゃんと指定しないとダメっぽいのでそれも追記

までやって

systemctl restart grafana-server

すると、
grafanaのデータソース画面から見えるようになります。

おまけ

直接関係ないけど
httpsにするなら以下を/etc/grafana/grafana.iniに追加(もちろん証明書は別途取得ありきで)

protocol = https
cert_file = /etc/grafana/server.crt
cert_key = /etc/grafana/server.key

(最初80じゃだめだと勘違いしていたのです)

以上

Discussion

avotavot

あくまでも、grafanaサーバの構築手順のつもりですが、
中の人もし気づいて、ダメなやつだったら連絡くれたら消しますので。