SAP-C02とSCS-C02に合格するための勉強方法
先日 AWS Certified Solutions Architect - Professional と AWS Certified Security - Specialty に合格することができました。
本ブログではこの2つの資格の勉強方法を紹介します。
これから挑戦される方の参考になれば幸いです。
■ 各認定資格について
1. SAP-C02 (AWS Certified Solutions Architect - Professional)
試験名:AWS Certified Solutions Architect - Professional
問題数:75問
合格点:750点/1000点 ※私のスコアは842でした
試験を受けた感想
試験範囲としてはSAA-C03 (AWS Certified Solutions Architect - Associate)とさほど変わらない印象でしたが、より深く問う問題が多かった印象です。
ただし、学習リソースや合格体験記がネット上にたくさんあるため、対策すること自体は難しくないと思います。また、問題数の多さ、問題文の長さ、時間配分(トイレ休憩含む)をしっかりと考慮する必要があります。
2. SCS-C02 (AWS Certified Security - Specialty)
試験名:AWS Certified Security - Specialty
問題数:65問
合格点:750点/1000点 ※私のスコアは839でした
試験を受けた感想
試験範囲がセキュリティに関する分野に限定され、SAP-C02よりも深く問う問題が多かった印象です。
学習リソースや合格体験記がネット上にあまり無かったため、十分な対策ができたのかよくわからないままとりあえず受験しました。結果的にスコアは十分なものでしたが、SAP-C02よりも判断に迷う問題が多く、難しいなと感じました。
3. 受験する順番
AWS 認定ジャーニーのプランニングで示されているとおりの順番でよいと思います。
業務ですでにAWSを触っている方でも、触っていないサービスが出題される可能性があるため、自信がある方以外は順当に初級レベルから進めるのが無難だと思います。
■勉強方法
ポイントは各サービスの概要を理解することと、問題集を繰り返し解くことです。
十分対策できたと感じてから試験の申し込みを行うことで、確実に一発合格することを目指します。
1. 模擬問題を繰り返し解く
以下のUdemyの模擬問題集を9割程度の正答率になるまで繰り返します。
わからない問題があっても気にせず進めて問題ないです。
解説をしっかり読んで、次から解けるようになればオッケーです。
およそ3~5サイクル回すことになるかと思います。
- 【SAP-C02】AWS認定 ソリューションアーキテクト プロフェッショナル 模擬問題集【4回+α 計360問】
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AWS Certified Security Specialty Practice Exams SCS-C02
※日本語版の模擬問題集が少なかったため、英語版のものを選択しました。Chromeの翻訳機能を使えます。(若干日本語が怪しくなる部分はありますが、なんとかなります)
2. 教本を繰り返し読む
以下の教本を模擬問題集と並行して、2~3回繰り返し読みます。
これにより、模擬問題集で対応できない部分をカバーします。
息抜きに読み進めるくらいで大丈夫です。
3. わからないことは公式ドキュメントやDevelopersIOで検索する
模擬問題集を進めるうちに、解説を見てもわからないことがたくさん出てくると思います。
わからないことはしっかりと調べ、きちんと理解するようにします。
以下おすすめのサイトを紹介します。
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DevelopersIO
AWSに特化したブログで、非常に参考になります。
AWS公式ドキュメントよりわかりやすい言葉で書かれています。
特に入門ブログリレーは各サービスの概要を理解するのに向いているのでSAP-C02の対策としておすすめです。 - AWS公式リファレンス
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AWS Skill Builder
実際にマネジメントコンソールで手を動かして勉強できます。
課金が必要ですが、Simulearnというサービスは学習用のAWSアカウントを都度作成して勉強できるため、おすすめです。
私はSAP-C02の対策として、VPCのセキュリティグループやACLへの理解を深めるために利用しました。
余裕があれば試してみてください。
■さいごに
長丁場の試験となるので、トイレ休憩してリフレッシュできる会場受験がおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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