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Salesforce Package.xml マニフェストファイルの作り方

2024/03/24に公開

概要

  • 長らく『すべてのメタデータ』を取得するためのPackage.xmlを
    効率的に作成する方法を求めていたところ、すべてではないものの理想に近い、
    Salesforce CLI コマンドという解答を得た(つもりでいる)ため、記事を作成する。
  • 評価の参考として、
    2024/3/24に当日作成したDeveloper EditionをVisual Studio Codeから認証し、
    下記方法で作成したpackage.xmlと取得したメタデータを比較した結果と特徴をまとめる。

作り方

Salesforce CLI コマンド:project generate manifest

  • sf project generate manifest --output-dir ./manifest --from-org <orgname/alias>
  • 特徴
    • 早い。
    • ワイルドカード文字*(アスタリスク)がサポートされているか否かに関わらず、
      <members>要素がバイネームで出力される。
    • 下記メタデータ型の一部<members>要素が出力されない。
      • Layout
      • Report
      • SharingRules
      • StandardValueSet
    • <version>59.0</version>

Extensions for Visual Studio Code:Salesforce Package.xml Generator Extension for VS Code

  • 特徴
    • 作成、特にReportとDashboardの<members>要素の読み込みに時間がかかる。
    • ワイルドカード文字*(アスタリスク)がサポートされている(であろう)メタデータ型は<members>要素が*で出力される。
      • 結果的にSalesforce CLI コマンドで出力されないメタデータ型の<members>要素がretrieveできる。
    • StandardValueSetメタデータ型の<members>要素が出力されない。
    • <version>58.0</version>

おまけ

  • VSCodeにSFDX: Generate Manifest Fileが表示されるようになっていることに気付き、
    何をしているのか気になりググったらproject generate manifestコマンド、
    Generate a Manifest and Retrieve Metadata From the Orgに辿り着いた。

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