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Tips: VS Code: Visual Studio CodeでWSLのディレクトリを指定する
tl;dr
- "-remote"オプションを使えば、
WSL
上のディレクトリを指定できます
はじめに
WSL
からVisual Studio Code
を使うと、Windows
側のパスでファイルやディレクトリを開きます。
たとえば、/home/atsushifx
下でcode .
としてディレクトリを開くと、"\wsl.localhost\codings\home\atsushifx"のようなネットワークパスでディレクトリを開きます。
WSL
側のパスで開くには、--remote
オプションを使う必要があります。
オプション付きでVS Codeを起動する
--remote オプションとは
Visual Studio Code
には、WSL
やLinux
サーバなどのファイルをリモートで編集するリモート編集機能があります。
このとき、リモート側のファイルを見るためにリモートエクスプローラーを使用します。
--remote
オプションを指定すると、リモートエクスプロラー経由でファイルやディレクトリを見るようになります。
wsl上のサーバを指定する
通常、--remote
オプションではリモートのサーバ名を指定します。WSL
上では、WSL+
を前につけてディストリビューションを指定します。
たとえば、code --remote wsl+Debian .
のような感じです。
起動用スクリプトを作成する
上記の--remote
オプションは毎回使用するので、起動スクリプトに組み込みます。WSL 側の起動スクリプトは、次の通りです。
shell script
/mnt/c/app/develop/ide/VSCode/bin/code --remote wsl+coding $*
以後、コマンドラインでcode .
と入力すれば、上記スクリプトが起動します。
さいごに
このオプションを知る前は、Visual Studio Code
を立ち上げた後にいちいちフォルダをリモート側で開く必要がありました。
今回はオプションの指定をスクリプトで自動的に指定しているので、サクッとプログラミングに集中できます。
それでは、Happy Hacking!
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