PowerShell: Powershellのintelisenseで補完機能を使う
tl;dr
- PowerShell の Intelisense は、プラグインモジュールで機能拡張できる
-
CompletionPredictor
モジュールは、tab補完機能を追加する - 実際に、`CompletionPredictor'モジュールを使ってみた
はじめに
PowerShell の intelisense は、さまざまなプラグインモジュールで機能を拡張できます。
'CompletionPredictor'モジュールは、 PowerShell の補完機能を Intelisense に実装します。
`CompletionPredictor'の実行例は、つぎのようになります。
C: > cd ~/D
> cd C:\Users\atsushifx\Desktop [Completion]
> cd C:\Users\atsushifx\Documents [Completion]
> cd C:\Users\atsushifx\Downloads [Completion]
このように、コマンドラインの下に Path の候補が表示され、カーソルキーで選択できます。もちろん、キー入力による絞り込みも可能です。
CompletionPredictor
プラグインのインストール
CompletionPredictor
モジュールは、モジュール配布サイト PowerShell Galleryで配布されています。次の手順で、`Completion1@redictor'モジュールをインストールします。
1. コマンドラインでInstall-Module
を実行する
> Install-Module -Name CompletionPredictor -Repository PSGallery -force
>
2. Import-Module
を $profile に追加する
.
.
### Modules
Import-Module -Name CompletionPredictor
3. PowerShell を再起動する
以上で、CompletionPredictor
モジュールのインストールは終了です。
CompletionPredictor
を使う
CompletionPrredictor
が正常にインストールできていれば、候補の一覧に補完によるものが表示されます。
たとえば、次の画面のように右に[Completion]が表示されている候補はCompletionPredicor
によるものです。
C: > cd ~/.
> cd C:\Users\atsushifx\.config [Completion]
> cd C:\Users\atsushifx\.dotnet [Completion]
> cd C:\Users\atsushifx\.local [Completion]
> cd C:\Users\atsushifx\.vscode [Completion]
また、[F2]キーで ListView / InlineView を切り替えられます。
InlineView では、カーソル位置に候補が順番に表示されます。
おわりに
上記のように、CompletiobPredictor
モジュールを使うことで補完機能を使えるようになりました。
パスを一覧から選べるようになるなど、PowerShell の入力がもっと便利になりました。
それでは、Happy Hacking!
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