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VS Code: "設定の同期"ができないときの対処方法

2023/04/26に公開

概要

Visual Studio Code (以下、VS Code)で"設定の同期"[1]をする場合、サインインには成功しても、認証トークン[2]の取得に失敗することがあります
この場合は、同期ができなくなります。

この記事では、アクセストークンの取得に失敗した場合、認証情報を削除し、再度、設定を同期する方法を説明します。

トラブルシューティングの要約

認証情報を削除して、再度、設定を同期する手順は以下のとおりです。

  1. --sync onオプションつきでcodeコマンドを実行

  2. アカウントからサインアウトして認証情報を削除

  3. "設定の同期"を再度実行

問題の詳細

問題の詳細は、次のとおりです。

  • 'VS Code`で設定の同期ができない

  • 同期のためのアカウントには、サインイン済み (サインインしなおすことができない)

問題の解決方法

以下に、同期できない場合の解決策を紹介します。

手順1: 同期オンを指定して、VS Codeを起動

  1. 以下のコマンドを実行し、VS Code`を起動する
> code --sync on

手順2: アカウントからサインアウトして、認証情報を削除する

  1. 左サイドバーにあるアカウントアイコンを右クリックして、アカウントを選択する

  2. サインアウトを実行し、VS Code を終了する

3. 設定の同期をやりなおす

  1. VS Codeを起動する

  2. 左サイドバーの「設定」アイコンをクリックし、ポップアップメニューから「サインインして設定を同期する」を選択する

  3. 「設定の同期」ダイアログが表示されたら、アカウントを選択してサインインする

  4. ブラウザが開くので、ガイドにしたがってサインインする

  5. VS Codeにもどり、設定が同期されているのを確認する

まとめ

本記事では、Visual Studio Codeで"設定の同期"がうまくいかない場合の解決方法を手順にそって紹介しました。
この方法を活用し、スムーズなプログラミング環境を整えましょう。

Happy Hacking!

参考資料

公式

その他

脚注
  1. 設定の同期__(Settings Sync)__: Visual Studio Codeの機能で、複数のデバイス間でVS Codeの設定や拡張機能を同期する機能 ↩︎

  2. アクセストークン: : API やウェブサービスへアクセスするための認証情報で、ユーザーやアプリケーションがサービスを利用する権限を証明する ↩︎

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