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TypeScriptの基本的な制御構文を理解する
こんにちは、子供の頃は毎日富士山見てた人です。
Railsバックエンドエンジニアを1年程度をやっており、最近は個人開発のためにフロントエンド周りの勉強をしています。
はじめに
弊社では先日発売された 「プロを目指す人のためのTypeScript入門」 の輪読会が現在開催されています。私は、2.5 基本的な制御構文 の輪読当番になり、せっかくなのでzennの記事にまとめることにしました。
本の丸パクリは避けつつも、輪読担当として流れには沿って再まとめ(?)できればと思います。
基本的な制御構文の種類
TypeScriptの基本的な制御構文は以下の4つが挙げられています。
ここらへんはどの言語にもある制御構文なので、だいたいの使い方はイメージしやすいと思います。
- if文
- switch文
- while文(使用頻度低(?)→ループはfor-of文の方がよく使われるらしい)
- for文
他には
- do-while文(使用頻度低)
- for-in文(使用頻度低)
- for-of文(配列を扱う際に便利!)
基本的な制御構文の各まとめ
if文
基本系
if(条件式)文
条件式
が真であれば文
を実行する。
知らなかったこと
- よく見る
if(条件式){~~~}
の{}
は ブロック と呼ばれる構文であること
switch文
基本系
switch(式){
case xxx:
...
break;
case yyy:
...
break;
default:
...
}
switch(式)の式
とそれぞれのcase 式
とを上から順番に比較し、一致した場合それ以降の文が実行される。
知らなかったこと
- if文と違ってswitch文の
{}
は ブロック ではなく、switch構文の一部のため省略は不可 - breakの書き忘れを防ぐコンパイラオプションがあること
while文
基本系
while(条件式)文
条件式
が真の間は文
を繰り返し実行する。
知らなかったこと
-
while(条件式){~~~}
の{}
は ブロック
知ってた(?)けどメモ
-
break
でwhileループから抜ける -
continue
でブロックを中断してwhile文の先頭に戻る
for文
基本系
for(let 変数名 = 初期化式; 条件式; 更新式) 文
for文の処理に入った時let 変数名 = 初期化式
で変数が宣言される。 条件式
が真の間は文
を繰り返し実行する。文``を実行した後は
更新式を毎回実行する```。
知らなかったこと
- for文の各構成要素は省略可能
for(; i <= 100; i++)
for(let i=1; ; i++)
for(let i=1;i <= 100;)
-
for(;;)
はwhile(true)
と同様の無限ループ
知ってた(?)けどメモ
-
continue
でブロックを中断し次のループに移る際は更新式
の実行を先にする。
まとめ
「プロを目指す人のためのTypeScript入門」 を見ながら基本的な制御構文についてまとめました。
基本的なことは他のプログラミング言語と共通することも多くある箇所ですが、知らなかったことも多々あったので良かったです。
2.6 力試しで題材になっている FizzBuzz を最初に見た時の僕の感想は以下のとおりです。
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