個人アプリで食べている僕のコケたアプリを紹介
こんにちは。自分で作ったアプリで食べている、あたか、です。
最初の個人開発アプリを作ってから10年以上経ち、今運営しているアプリは7つあります。
今日まで、沢山のアプリを作ってはひたすら閉じてきた...という事は無くて、今まで閉じたアプリは、実は2つだけだったりします。
今回はその内の1つを紹介したいと思います。
M.S.Artbook
アプリ名は、「M.S.Artbook」
リリース日は、2014/03/11、です。
ググってみたら紹介記事が1件ありました!
スティーブ・ジョブズが亡くなり、Androidと違いiPhoneの画面サイズは1種類だけだ!!!と高らかに謳っていたAppleの宣言を破る、禁断の縦長端末、iPhone5が発売された時代です。
どんなアプリ?
誰でもカッコいいイラストを作成できるコラージュアプリです。
当時、僕が、会社にバイトで来ていたイラストレイターさん(♂)の絵のファンで、この人のイラストが沢山見れるアプリを作りたいと思って企画をイラストレータさんに提案し、一緒に作りました。
なので、アプリ名の、M.S、はそのイラストレーターさんのイニシャルです。
今見ても、カッコいいアイコンですね。
トップ画面でテーマを選ぶと(無駄に3D)..
そのテーマの部品を組み合わせて、オリジナルのイラストを作成できます。
組み合わせた時、自然に全てのパーツが馴染むように、あえて水墨画のようのなテイストになっています。
こんな感じのイラストが簡単に作れたりします。
自作したイラストはトップ画面に並び、自分だけのArtbookが作れる、という趣向です。
なんで駄目だった?
当時は、アプリ内広告が出始めたぐらいで、収益を上げるには買い切りが一般的な、スマホ黎明期。
追加の有料パーツを買えば、もっとカッコいい絵が作れるようになるよ!というビジネスモデルでした。
ぞくぞく新しい絵を追加して、最強のコラージュアプリにするぞーと意気込んでいたのですが、イラストレーターさんは忙しくなり、僕も本業の仕事があり、ほとんどメンテをしないまま、放置。
何年か経ち、アップデートしないとアプリ消すよ〜という警告が来たタイミングで、数年更新していなかったのでアプリを閉じました。
今の知識と、アプリをとりまく環境があれば、もうちょっと面白いものができそうな気がしますね。
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