Fedora40 で Zabbix Agent を動かす
お家の検証サーバ用の備忘録です。基本 root です。
前提
Zabbix Server に Agent をインストールして監視してみます。
https://zenn.dev/asterisk9101/articles/fedora40server-2
SELinuxの無効化
良くないなぁと思いながら無効化します。
sed -i.bak -E \
's/SELINUX=enforcing/SELINUX=disabled/' \
/etc/selinux/config
reboot
インストール
zabbix-agent
をインストールします。
dnf -y install zabbix-agent
zabbix server
の IP アドレスを入力します。
read -p "Zabbix Server IpAddress? " zbx
zabbix server
のアドレスを設定するとともに、 zabbix-agent
を root
で動かすようにします。root
でしか参照できないログ(/var/log/messages
など)を監視するためです。
sed -i.bak -E \
-e "s/^Server=127.0.0.1/Server=$zbx/" \
-e "s/^ServerActive=127.0.0.1/ServerActive=$zbx/" \
-e "s/^Hostname=Zabbix server/Hostname=$(hostname -s)/" \
-e 's/# AllowRoot=0/AllowRoot=1/' \
/etc/zabbix_agentd.conf
root
で動かすために zabbix_agentd.conf
だけではなくて、systemd
のユニットファイルも修正する必要があります。
sed -i.bak -E -e '/User=zabbix/d' /usr/lib/systemd/system/zabbix-agent.service
systemctl daemon-reload
zabbix
の特徴として、サーバからエージェントにメトリクスを取りに行くプル型であるので、監視される側のファイアウォールを開ける必要があります。
firewall-cmd --add-service=zabbix-agent --permanent
firewall-cmd --reload
zabbix-agent
を起動します。
systemctl enable --now zabbix-agent
監視設定の追加
zabbix server
の web コンソールにログインし、「設定」→「ホスト」→「ホストの作成」をクリックします。
「ホスト名」と「テンプレート」、「グループ」および「インターフェース」を設定し、「追加」をクリックします。
※「テンプレート」を設定しておかないと、サーバがメトリクスを取りに行かないので、いつまで経っても動いていないように見えます。
トラブルシューティング
zabbix server
側で zabbix_get
コマンドを使って、値が取得できるか確認します。
https://www.zabbix.com/documentation/6.4/jp/manual/concepts/get
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