LumaAIのアップロードから映像を出力するまでの流れ (初めてやる方に向けて)
こんにちは!!Asterです!!!
本日は初めてやる方に向けて,LumaAIのアップロードから映像を出力するまでの流れを記事にしました.
お手軽にできますので,ぜひご覧ください.
もしわからないところがありましたら,こちらにご連絡ください.
今回説明するにあたって,使用した映像(iPhone 13 mini 4K 60 FPS で撮影)
LumaAIでレンダリングした作品
LumaAIとは
LumaAIは、スマホ1つで高精度な3Dモデルの作成と出力ができる3Dキャプチャツールです。NeRFというAIを用いた画像生成技術を使うことで、写実的な陰影表現などもできるようになっています。
LumaAIは現在,iOS版,Web版の両方があり,今回はWeb版の使い方についてご紹介します.
iOS版に関しては近いうちに記事にします.
アップロード方法
Webサイトを開いたら右上からLoginしましょう.
下記の図のように右上に「Create new」というボタンがあります.
それをクリックしましょう.
そうすると,以下の画面が出てくると思います.
撮影をする上での注意点とコツは以下のように書かれています.
- 動画撮影時のHDRを無効にする.
- ループで回って、シーンやオブジェクトを捉える.
- 胸の高さで前を向き、頭の少し上でシーンの中心を少し下に向けて、最後に膝の高さで少し上に向けて、3つの高さからループで撮影するのが理想的.
- ブレを抑えるためにゆっくり撮影する.
- 通常の動画と魚眼動画のどちらかをアップロードすることができる.
- 動画の最大サイズは5ギガバイト.
最低限こちらを意識して撮影を行いましょう.
また,撮影のコツの詳細はこちらに書かれています.
撮影したら,実際にアップロードしてみましょう.
normalと書かれているボタンを押します.
押すと,
- normal
- fisheye
- equiectangular
の三つの選択肢が出てきます.
今回は,iPhoneで撮った映像をアップロードするので,normalにしましょう.
Selectボタンを押すと,フォルダから映像を選ぶことができるので,映像を選びましょう.
動画を選択したら,作品に名前をつけましょう.
3文字以上でないとUpLoadできません.
これで準備完了です.UpLoadボタンを押しましょう.
以下の画面が出るまでタブを閉じず,気長に待ちましょう.
これでアップロード完了です.
軌跡の設定
アップロードされたら,レンダリングしたい作品をクリックしましょう.
そうすると以下の画面になると思います.
そしたら,右下のBoxのアイコンをクリックしましょう.
そうすると,以下の画面が出てきます.
もし,画面に対象のみしか写っていない場合,右上のボタンをクリックすることで,背景を可視化することができます.
では,カメラワークを設定していきましょう.
まず,右上のカメラのアイコンのボタンをクリックしましょう.
すると,画面が変わると思います.
左側のOrbitを押すと,以下のように円の軌跡を描いたカメラワークになります.
Oscillateを押すと,以下のように8の字の軌跡を描いたカメラワークになります.
実際の軌跡は,中央下の再生ボタンで確認することができます.
もし再生ボタンが存在しない場合は,中央上のFirst Personを押しましょう.
軌跡のCustomの仕方
次に自分で軌跡を決めるために右側のCustomを押しましょう.
Add Keyframeというボタンが出たと思います.
そしたら,見せたい画角に移動し,Add KeyFrameを押しましょう.
Add KeyFrameを押すと,以下のように点が出てくると思います.
今画面に見えている画角にカメラの位置が来ます.
少し引きで見るとこのようにカメラが設定されているのがわかります.
このAdd Key Frameを押していき,軌跡を設定しましょう.
再生ボタンを押すと,その軌跡に合わせて映像が流れると思います.
カメラワークの設定方法
基本的な細かいカメラワークの設定方法についてです.
Add KeyFrameを押した時に出た点をクリックすると, Edit とDeleteというボタンが出てきます.
- Edit カメラの視点の変更
- Delete そのカメラの視点を削除
Editを押すと,以下のようになると思います.
この時にマウスなどの操作で,カメラの視点を変更することができます.
カメラの視点を変えるのを辞める場合は,×ボタン,決定するときはチェックボタンを押しましょう.
また,この点をドラッグすると位置を変えることができます.これにより,この視点が何秒の時に来るのか設定することができます.
点の間を押すと,以下の画面のようになります.
このInsertボタンを押すと,カメラの視点を増やすことができます.
画面上のOverViewを押すと以下の画面のようになります.
この矢印をドラッグすることでも視点を変更することができます.
レンダリング方法
右側のRender Videoを押しましょう.
すると以下のようなmenuが出てきます.
次にRenderというボタンを押すとレンダリングができます.
画面右下のRendersというボタンを押すと,レンダリングされているのが確認できます.
dispatchedが終わると以下のように動画が生成されます.
このような動画を簡単に作ることができます.
まとめ
今回LumaAIのアップロードから映像を出力するまでの流れを紹介しました.
このように誰でも簡単にNeRFの作品を作ることができます.
近いうちにカメラワークの細かい設定方法についても記事にしようと思います.
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