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RooCode + OpenRouterを試してみた感想

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◼️概要

Visual Studio Codeの拡張機能「RooCode」を利用し、「OpenRouter」を通じてAIによるコーディング支援を試してみました。この記事では、その体験と感じたことについてご紹介します。

RooCodeとOpenRouterとは?

RooCodeはVisual Studio Code用の拡張機能で、AIの力を借りてコーディングを支援するツールです。
一方、OpenRouterはAIモデルへのアクセスを提供するサービスで、APIキーを取得して設定することでRooCodeでの使用が可能になります。AIモデルは複数あり用途によって切り替えて使用することができます。

OpenRouterは前払い式のクレジット制を採用しており、使いすぎを防ぐために上限を設定できる点が安心です☺️

RooCodeのドキュメント

https://docs.roocode.com/
OpenRouter

https://openrouter.ai/

試してみた結論

RooCode + OpenRouterは、次の用途で特に効果を発揮すると思いました。

  • 既存プロジェクトの理解: コードの目的や概要を素早く把握するのに役立つ。
  • プロトタイプ作成: 機能の試作や限定的な用途に適している。
  • コード補完とリファクタリング: スムーズな開発をサポート。
  • ドキュメント作成: 説明生成やドキュメント整備を簡単に。
  • デバッグとエラー対応: 問題の特定と解決を効率化。
  • 最適化とパフォーマンス改善: より効率的なコードを提案。

また、その他にも以下のような場面で活用できる可能性があります。

  • テスト作成、セキュリティチェック、CI/CDの設定支援など。

気になるデメリット

一方で、いくつかのデメリットも感じました。

  • 指示が曖昧だと、期待した結果が得られない場合がある。
  • コードの可読性や保守性に悪影響を与えるリスク。
  • AIによる提案が必ずしもプロジェクトや環境に適しているとは限らない。

たとえば、フルスクリーン表示切り替えボタンの追加をAIに指示した際、ボタンの追加は成功したものの、canvas要素を画面いっぱいに広げる部分が完全ではありませんでした。
AIはボタンの重なりを考慮してcanvas要素を画面サイズの90%に設定していました。
おそらくcanvas要素が画面いっぱいになった際にボタンと被らないようにAIが考慮(ピックアップ)したのだと思います。
この経験から、AIを利用する際にはより具体的で詳細な指示が必要だと感じました。

◼️まとめ

RooCode + OpenRouterは、AIの力を借りて開発を効率化したい方にとって、非常に便利なツールだと感じました。ただし、AIに完全に頼り切らず、人間がレビューと判断を行うことが大切です。

ぜひ皆さんも試してみて、体験を共有していただければと思います!

ちなみにこの文章はCopilotにお願いして構成、整理してもらいましたが結構文章が削られて読み易く簡潔になっていますね🤔(細かい指示を出していない)

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