[2023年6月版]グラボなくても余裕でStable Diffusion WebUI デビュー その②
前回に引き続き、Stable Diffusion入門ネタを紹介していきます。
手っ取り早く入門するにはいろいろ入門サイトなどあるかと思いますが、個人的にはCivitaiがおすすめです。
その他、AIやら機械学習をやる上で必須のサイト Hugging Face があります。
本日はその辺りからご紹介していきます。
1. Civitai で入門
Civitai サイトにアクセスすると Stable Diffusion で生成した画像がブラウズできます。
この中で気になった画像をクリックするとそのプラグインのページに飛びます。
たとえば、ToonYouというStable Diffusionのモデルのページを見てみますと…
右上に"ダウンロードボタン"があるのでこのモデルをダウンロードできるのはわかると思いますが、Stable Diffusion Web UI にどうやってインストールするのか?というのは "TYPE" の欄を見ればわかります。
ここでは CHECKPOINT MERGE
とありますがその右側の "?" アイコンをクリックするとインストール方法のページに飛びます。
このようにプラグインのタイプごとにインストール方法がありますので、適宜、チェックしていただければと思います。
さらに、ToonYou のページから気になるイラストをクリックしてみましょう。
ここで重要なのが右下の部分。
ここにこの画像を出力するのに必要な最低限の情報が載っています。
以下の項目が記載されております。
- Resuoce Used: 使われたプラグイン。ここからリンクで飛べます。ここでは一つですが、複数ある場合もあります。ここでこの必要なプラグインが揃えられます。
- Prompt: 使用したプロンプト。
- Negative prompt: 使用したネガティブプロンプト
- Sampler: 使用したサンプラー
- Model: 使用したモデル
- CFG Scale: CFG Scale の値
- Steps: Steps の値
- Seed: Seed の値
- Clip skip: Clip skip の設定値。これは "Settings タブ"の "Stable Diffusion" ページの設定から変更できます。
この設定をそのまま拝借すればこれっぽい画像が生成できます。
そう、ここにある設定をそのまま拝借すればこれっぽい画像が生成できちゃうんです!!!!
素晴らしい!!
オリジナルのプロンプトや設定が見つかるまでは、Cibitai サイトで生成したいテイストやタッチの絵を見つけ、ここでの設定を起点にバリエーションを広げていけば学習効率が良いと思います。
2. Hugging Face に入門
どちらかというと Stable Diffusion で不可欠なのが、こちら
です。
公式の Stable Diffusion モデルやリアルなアジア系人物の実写っぽい画像が生成できるで有名なBracingEvoMix モデル が配布されている、機械学習分野では外せないサイトです。
さて、ここからStable Diffusion Web UI用のモデル使い方をご紹介します。
試しに Stable Diffusion v2-1 のページを見てみましょう。
トップページのReadMeはライセンスやモデルの説明、パラメタの特性などが書いてありますのでここは熟読しておいていただくとして、ダウンロードするにはここから "Files" をクリックしてアップロードされているファイルを直接、参照します。
このファイルのリストから、拡張子が".safetosors" や ".ckpt"のファイルの横にある "↓" ボタンをクリックしてダウンロードしてください。
ダウンロードされたファイルを Stable Diffusion Web UI の"models/Stable-diffusion/"以下に移動させます。
これで Web UI からは利用可能です。
3. おわりにプラグインなど
Stable Diffusion Web UI には数多くのプラグインがあります。
以下のサイトにおすすめのプラグインが紹介されていましたので、これを参考してみてください。
本日は以上です!
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