おうちのローカル写真データ管理を考える
AdobeにはLightroomとLightroom Classicがあって、ローカルで写真データを管理したい場合はLightroom Classicを使う。それでストレージをメインPCと分けたいので手法として外付けストレージとNASのどちらがいいのか検討していく。
環境
- 作業PC: iMac 2015 Late
- カメラ: α7R4A
- 6000万画素のJPEGで1枚あたり30-60MBくらい
要件
- 快適に編集したい
- 作業PCのOSとは別のディスクに写真データを起きたい
- 作業PCの他にローカルネットワークの他のデバイスからも閲覧したい
選択肢
1. NASに写真データを置く
- Lightroom ClassicはNASにカタログデータを置けない
- 写真データをNASに置くことはできる
- カタログデータは作業PCにマスターを置いておき、定期的にNASにバックアップする
2. 外付けストレージに写真データを置く
- 2-1. ローカルネットワークへは作業PCでファイル共有
- 2-2. 外付けストレージにマスターデータを置き、NASにエクスポート
- リタッチやクロップすることを考えればこれでもいいかもしれない
参考になりそうな実例を探す。
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https://photo-studio9.com/lightroom-iscsidrive/
- この人はNASをファイル共有ではなく、iSCSIで認識している
macOSのiSCSI事情がなんかあんまり良くなさそう。なので外付けHDDの方が良さそう。なのでRAIDケースを買うのが良さそう。
というかそもそも、Gibabit Ethernet程度の帯域でiSCSIを使うくらいなら外付けディスクをUSB経由で使った方が使用感は良さそう。ただ買うなら4TB以上のディスクを最低2本買うので、HDDになることを考えると120MB/sを超えることは無いし結局どちらでもいいのか。
買うならWD Red Plus 6TB 18000円あたりかな。読み書きが200MB/sくらい出てる計測スクショがあるけどそこまで期待はしない。PlusにするとSMRからCMRになって、容量単価は上がるけど動作の質は上がるらしい。
RAIDケースだけどこれが気になる。別にNASである必要もないし、これでもいいかもしれない。裸のHDDが銀色に光っているのが好きなので、透明ケースなのもポイント高い。ファンが無いらしいけど、まぁ写真をいじる時しか使わないだろうし。
NASにしたくなったらミニPCに繋げてネットワーク経由で提供すればいいし、macOSだとiSCSIを使いづらいしであまりNASを使うメリットがなさそう。
外付けHDDだとAdobe公式でも触れられているので外付けかな。外付けディスクをNASにするのは適当なPCがあればいいけど、NASを外付けディスクにするのはNASにそういう機能がないと無理そうだし。
結局TerraMaster D2-310にした。決め手はそこまで明確にはない。評価数的にメジャーな感じがしたのと、あとは質感とかで選んだ。
これにWD Red Plus 6TBを2本積んでRAID1でmacOSで使っている。書き込みはUSB経由で160MB/sくらい出ているので、速度的には特に不便は感じない。
macOSの復帰時に接続が腐るようで、TerraMaster側の電源を入れ直さないとmacOSで再認識しない。これが面倒なので他のPCに繋いでNAS化した方が快適に使えるかもしれない。
データの退避用に同じHDDがもう1本あった方がいいな。いろいろいじって動作を試すことも何度かあるだろうし。そうなると3ベイ以上あった方が楽だったかもしれない。
macOSの復帰時に接続が腐るようで、TerraMaster側の電源を入れ直さないとmacOSで再認識しない。
確認のためLinuxが動いているPCに接続して腐らないかどうか確認してみる。
Disk Utilityを見て気づいたのだけれど、Uninitialized ExFATというエントリが残り続けているので、これが悪さをしているのかもしれない。