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【Postman】Bearer Token認証が必要なAPIを叩く方法

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はじめに

LaravelのSanctumでBearer Tokenによる認証が実装されている場合に、PostmanでAPIを叩く方法をまとめました。

環境

Postman 11.43.0
Laravel 11.42.1

1. ログイン用のリクエストを作成する

まずは以下のようにして、ボディでメールアドレスとパスワードを送るログインリクエストを作成します。

次に、スクリプトタブに移動し、Post-responseに以下の内容を設定します。
Post-responseにスクリプトを設定することで、設定したスクリプトがリクエスト後に実行されます。

Post-responseに設定するスクリプトは以下です。
このスクリプトでは、レスポンスのトークンをコレクション変数に追加します。

var jsonData = pm.response.json();
// トークンがaccess_tokenというkeyでレスポンスされる場合の記述です
if (jsonData.access_token) {
    pm.collectionVariables.set('access_token', jsonData.access_token);
}

ここまで設定できたら、ログイン用のリクエストを送信してログインを確認します。
Post-responseのスクリプトによって、コレクション変数にaccess_tokenという変数が追加されているはずです。

2. 認証が必要なAPIのヘッダーにAuthorizationを追加する

以下のようにして、ヘッダーにAuthorizationを追加します。

コピーできるようにテキストでも記載しておきます。

key value
Authorization Bearer {{access_token}}

以上でBearer Tokenによる認証が可能になります。

おわりに

Bearer Tokenによる認証を実現する方法はいくつかありますが、この記事ではヘッダーにAuthorizationを手動で追加する方法で実現しました。
Authorization用のプリセットを作成しておくとヘッダーへの追加が簡単になりますので併せてお試しあれ。

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