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Wi-FiドライバをWindows11のセットアップ中にインストールする

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Windows11をクリーンインストールするとWi-Fiドライバが無くセットアップ中につまずく。
1台2台であれば有線LANに接続すれば解決するが、
以下はやむを得ずPCを手動で大量セットアップしなければならない時に、
Wi-FiドライバをGUIを使わず一瞬でインストールするための準備。
※例として挙げているコマンドはDELLのPCで確認したもの。

準備

用意するもの

  • USB
    ドライバを入れる為のUSB。インストールメディアの中に入れても特に問題ない。
  • ドライバ
    公式サイトからダウンロードする。

1.ドライバを展開してinfファイルを取り出す

ダウンロードしたexeファイルを7-zipで展開する。
7-zipが入れられない場合は以下のようなコマンドでコマンドプロンプトから展開できる。

C:\ダウンロード場所のパス\インストーラーの名前.exe /s /drivers=C:\展開先のパス

2.infファイルを探す

DELLのWi-Fiドライバ(例:Intel-Wi-Fi-BE202-BE201-BE200-AX411-AX211-AX210-AX201-AX200-9560-9462-9260_3Y6N9_WIN_23.90.0.2_A47)なら

Production\Windows10-x64\0\Drivers\Drivers

の中にある。
infファイル以外にも色々あるが、すべて必要。

3.USB内にドライバを格納する

exeファイルを展開してみつけたファイル群をすべてUSBの中に格納する。
短めの名前(例:wifi)のフォルダを作り、その中にいれる。

インストール

初回インストールの時はドライブレターを一応確認する。
大体同じ構成であればドライブレターも一緒なので確認しなくてもいい。
無ければコマンドが弾かれるだけなので…。

ここにも軽く書いているが詳細手順を再度記載する。
https://zenn.dev/asahiq3/articles/3aecbfb6cc1834

1.セットアップ中にコマンドプロンプトを開く

ネットワーク接続が求められている画面で「Shift+F10(+Fn)」を押し、コマンドプロンプトを開く。

2.ドライブレターを確認する

以下のコマンドでドライブレター(D:とかF:とか)を確認する。

# diskpartに入る
diskpart
# DriveLetterの確認
List volume
# diskpartから抜ける
exit

3.インストール

確認したドライブレターと、infファイルを格納したフォルダ名を以下コマンドに当てはめてインストール。

pnputil /add-driver D:\*.inf /install

あとはこのコマンドを頭に入れれば毎回3秒でWiFiドライバをインストールできる。
クローニングするべき…。

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