🥲

高校生エンジニアだけど、エンジニアが嫌いで辛い

に公開

https://note.com/hanamiya_note/n/n5e0aabfdf4e3

この記事を読んで「なら私も、同じような内容のポエムを書こう」と思ったので。

高校生にもなって、一つもプロダクトを黒字化できていない

現役高校生、ココナラやクラウドワークスなどで細々とソフトウェアエンジニアリングの仕事をもらえていた時期もありましたが、結局辞めてしまいました。本当にきつい。
まず、現役小中学生エンジニアのレベルが上がりすぎている。私は見える範囲しか知らないので真偽は不明ですが、

  • 「インターン受かった」
  • 「自作関数型言語がGithubで10k star突破した」
  • 「マイクラのアナーキーサーバー(2b2tみたいなやつ)運営で黒字化達成した」
  • 「深層学習の論文書きたーのしー!」

こういう小学生が周りを見ると無数にいます。

一方、私はと言いますと。

  • 小学生時代に大学数学ばかりやって基礎を固められず、数IIIさえクリアできなかった(さんすうはすうさんの婉曲表現なのに!)
  • 小学5年の頃SNSのようなアプリを開発しようとするも失敗し、純粋関数型言語の開発にやはり失敗した
  • このことでコンプレックスを植え付けられ、ニ度とコードを書かないことを誓い文章の創作に逃げた
  • 創作関連でとあるコミュニティを台無しにした挙句3年も責任から逃げ続け、創設者であるとある旧友に罪悪感や孤独感などの遺恨、創作に対するトラウマを植え付けてしまった。結局彼とは和解できたが、
  • それの罪を「償う」という名目で「哀れな作曲家をAIで救済する」というわけのわからない思想に陥り、毎日論文を読み漁り深層学習について学び、某海外企業の作曲AIの設計に関わることに成功するも結局色々あって無下にされてしまった(証拠を抹消されてしまったのでポトフォにも書けない。これについて書くと京アニっぽくなるので詳細は割愛で…)
  • 今でさえSNSというレッドオーシャンに挑んで、その過程でフリーランス活動も行うも、結局撃沈しそうになっている

という具合です。
一応言っておきますが全て真実です。世界一無能なエンジニア、と言っても過言ではないと思います。

別に技術は嫌いじゃない

私のレベルが低いのは技術が好きではないから、ではないと断言できます。

私は技術や知識を育て、物事を探求することが幼い頃から大好きでした。ですがなぜそんな私のレベルは低いのか。
おそらく根底的に才能がないのでしょう。ここでいうないとはゼロではなくマイナスです。すなわち、普通の人間なら当たり前に持っている、技術に対する潜在的な能力が私は根底から欠けているのです。

普通のエンジニアは当たり前にレッドオーシャンに挑んで成功させられる

ご存知の通り、IT業界で就職できるのは上記に出てくる小中学生のような、レッドオーシャンに挑もうとさえすれば当たり前に黒字化させられる、努力と研磨を怠らない、大人びてカリスマ性のある堅実でありながら狡猾な野心家、完全無欠の聖人君子とも言える完璧人間だけです。
嫉妬なんて絶対にできない、嫉妬すらできない自分が憎くもならない。もはやそういうフェーズではないのです。
それ以外の人間は、就職すらできない。
これは他責だと思いますが、なんという選民思想、と言いたくなってしまいます。多数派であるはずの弱者を少数の天才が刈り取るのは、どう考えてもそれでしょう。

ですが、それが普通なのです。

IT業界は、弱肉強食の選民思想がはびこる、一見理性的に見えて本質は合法的な暴力のはびこる世界。
他の業界ではひよっこで許される新卒でもポテンシャルやら実績やら悠長なこと言ってられない。新卒にもなって個人開発を黒字化できる程度の能力すらない人間は業界にとって価値がないのです。
それを受け入れてなお、就職しなければならないのです。

それを踏まえた上で、これからどうしよう

で、本当の本当にこれからどうすればいいのか分からない。
本音は中国の清華大学に行って、ロボット工学について学んで、人型ロボットを作るベンチャーを日本に作りたい。
ですが、そんな学力も知見も私にはない。野心と根性だけあったところで、どうせ生きていくことすらできない。

冒頭に勝手に出した記事の方ですが、正直恵まれていると思います。生まれつきの才能があって、野心と向上心があって、確実に成り上がれる人物。

ご存知の通りAIの進歩によって、これからのIT業界は起業家として成功する方が就職するよりまだ楽な世界になるのでしょう。

んで、どうすればいいのかわからないー!とりあえずAIの新パラダイムをみんなで探求しよう、という名目の新しい社会実験プロダクトを出すことにしていますが、不安感は一ミリも消えません。
おそらくこの葛藤と半永久的に私は戦うことになります。(まあ飯さえ食えなくなるなら半永久じゃないか)

しかし、辛いものは辛いので冒頭の記事のパクリでZennに書き散らした、というのがこの記事でした。
ご清覧いただきありがとうございます。

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