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データベース苦手な新人がSilverSQLで9割合格した方法

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2025年8月に Oracle Database SQL (1Z0-071-JPN) 試験に合格しました。
学習方法や試験当日の様子をまとめたので、これから受験する方の参考になれば嬉しいです。

受験しようと思った理由

新しい案件に入る際の面談で「キャッチアップするならSQLがいいよ」と言われたのがきっかけでした。
もともとデータベースに苦手意識があったので、克服する良い機会だと思って勉強を始めました。

事前スキル

IT業界歴は半年。
研修期間にOracle Database Bronzeを取得していましたが、2週間ほど詰め込みで合格したので、ほとんど覚えていませんでした。
SQLをちゃんと勉強するのは今回が初めてでした。

学習期間とスケジュール

  • 平日:1時間ほど
  • 休日:3時間ほど

4〜6月は現場のキャッチアップで手一杯だったので、ゆるめに進めていました。
6月末から本格的に取り組み始めて、8月頭には模試で9割ほど取れるようになりました。
結果的に5か月かかりましたが、もう少し早く取得できればよかったなと思います。

使用教材と学習方法

試験勉強を始める前に 【SQL初心者向け入門講座】 を視聴し、SQLのイメージをざっくり掴みました。
その後は Udemy(動画講義) → Ping-T → 黒本 → Udemy(模擬試験) の流れで進めました。

① Udemy(模擬試験+動画解説:1Z0-071-JPN Oracle Database SQL

最初に動画講義を視聴し、試験の全体像をなんとなく把握しました。
繰り返し視聴はせず、一度じっくり見て理解したら次へ進むようにしていました。
試験直前には模擬試験(2回分)を解き、弱点を洗い出しました。
模擬試験1は8割、模擬試験2は9割解けて、仕上げとしてちょうど良かったですし、受験への自信にも繋がりました。

② Ping-T

600問近くの問題が収録されていて、演習量をしっかりこなせました。
長文問題も多く、最初は難しく感じましたが、繰り返すうちに読解力がついて、全部解ききったときにはすらすら読めるようになりました。
(本番では長文問題はあまり出なかった印象ですが、その時の出題傾向によると思います)

③ 黒本(オラクルマスター教科書 Silver SQL Oracle Database SQL)

試験範囲を一通り網羅していて、Ping-Tだけでは拾いきれなかった知識を補強するのに役立ちました。
問題数はそこまで多くないので、これだけで合格を目指すのは少し不安があります。

まとめ

  • 黒本:範囲網羅
  • Ping-T:演習量
  • Udemy:補助

👉 黒本 + Ping-T をやり込めば合格ラインに十分到達できると感じました。

最初は改行のない長文SQLが全く読めず、タブレットなどの大きい画面で解いていましたが、慣れてからはスマホでも隙間時間に学習できるようになりました。

試験当日の様子

試験はCBT形式で120分。メモボードが配布されました。
1周解き切った時点で残り30分だったので、2周目を回す時間はなく、チェックを付けた問題だけを最後まで見直しました。

結果

  • 合格ライン:62%
  • 自己スコア:94%

感想と今後

試験は思った以上に難しくて、日本語訳が分かりにくい箇所も多かったです。
単に暗記するだけではなく、内容をちゃんと理解していないと対応できない問題もありました。
覚える量も多く、序盤はかなり苦労しましたが、一度理解してしまえば安定して解けるようになりました。

今回の目標だったデータベースに対する苦手意識の克服が達成できてよかったです。
今後はデータベースを専門にする予定はないので、プログラミングの知識を強化していきたいと思います。

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