Databricks認定データエンジニアアソシエイトを取ってみた。
こんにちは、アルサーガパートナーズの門司です。先日、Databricksの「認定データエンジニアアソシエイト」資格を取得しましたので、その経験を共有させていただきます。
受験のきっかけ
当社がDatabricksとパートナーシップを結んだことを受けて、社内で資格取得を推進する動きがありました。私はサーバーサイドエンジニアをしていますが、データエンジニアリングにも興味があったため、Databricksが行っている2日間の研修を受け試験を受けました。
試験結果
結果はなんとか合格!合格ラインが71点と言われていたのですが、71.6点という、ギリギリ合格でした(笑)
試験終了直後に合否が表示されたので数字を見て驚きました(笑)
資格取得までの道のり
研修内容
11月5日、6日の2日間にわたり、終日のリモート研修を受講しました。内容は非常に充実していましたが、時には集中力が切れて居眠りしてしまうこともありました(笑)
学習方法
資格取得までの学習は以下のような形で進めました。
1. Databricks公式研修(計16時間)
実践的なハンズオン形式の研修で、実際に手を動かしながら学べたため、集中力を保ちやすかったです。
研修URL: Data Engineering with Databricks - Japanese
2. Udemy模擬試験(約4時間)
セール時に1,500円で購入した模擬試験を活用しました。90点程度取れるまで2周ほど繰り返し、不明点はChatGPTやClaudeを活用して理解を深めました。Chromeの日本語翻訳機能を使用することで、英語の問題も問題なく学習できました。
模擬試験URL:
- Databricks Certified Data Engineer Associate Practice Exams
- Databricks Certified Data Engineer Associate 試験対策講座【2024年版】
※日本語版は翻訳の質に課題があり、解説も不十分でしたので、個人的には英語版をお勧めします。
3. 直前の最終確認(30分)
直前の30分でこの単語が出たらこの回答といった超試験対策のような暗記をしていました。
試験当日の体験
試験は会社の会議室で受験することにしましたが、これが思わぬ挑戦となりました。周囲の騒音が気になり、試験官に注意されないかヒヤヒヤしながらの受験となってしまいました。今思えば、静かな環境が確保できる自宅での受験をお勧めします。
試験開始時には専用ブラウザに関する技術的なトラブルも発生しました。URLを開くと「Google Chromeを閉じろ」という英語のメッセージが表示され、専用ブラウザを開くと他のアプリケーションが非表示になって閉じることができない状況に陥りました。かなり焦りましたが、「Close and Reload」みたいなボタンを何度か押すことで、裏で開いていたブラウザが順次閉じられ、なんとか受験にこぎつけることができました。
試験中は英語で「周囲を見ないように」という警告が表示され、緊張が高まる場面もありました。さらに、試験の途中で突然「Pause」と表示され、試験が強制停止されたと思って血の気が引きました。しばらく英文読み解くと、「少々お待ちください」という内容だと分かり、その後チャットが始まりました。監督官から部屋の中をカメラで確認したいと言われ、カメラを通じて部屋の様子を見せることになりました。どうやら、考え事をしている際に目が泳いでいたようです。
あと、チャットが始まる前に画面右下に言語切り替えボタンを発見し、それを押したのでチャットが日本語になったのかもしれません。このボタンは押して損はないと思います。部屋の確認が無事終わり、問題ないと判断された後は、再び試験をすることができました。
会社での受験環境による不安や、予期せぬ試験の一時停止など、いくつかのハプニングはありましたが、最終的に合格することができて本当に良かったです。これから試験を受ける方々へのアドバイスとしては、静かなで周りに何もない環境で受けるのがいいと思います!他の方の記事ではお風呂と書いてあり確かに!と思いました。
まとめ
Databricksは初めて触りましたが、Notebookを使用したジョブやデータレイクの仕組み、メダリオンアーキテクチャなど、データエンジニアリングの概念に触れることができ、非常に有意義な経験となりました。
環境面での課題はありましたが、無事合格できて良かったです。日本語対応している試験ということもあり、次は「Databricks認定生成AIエンジニアアソシエイト」にも挑戦してみたいと考えています。
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