Webエンジニアになって1年経ったので、これまでやってきたことをまとめる。
始めに
今年の2月でWebエンジニアになって1年経ちました。
1年経ったらもっと凄いWebエンジニアになっていると思っていたのですが、
全くそんなことはなく……。
ただそれでも、この1年はこれまでの社会人生活よりも、色々なことにチャレンジしてきました。
今回はこの1年で行ってきたことをまとめてみたいと思います。
誰かの参考になりましたら幸いです。
Laravelのキャッチアップ。
私はスクールでRailsを学び、その後現在の会社に入社しました。
会社はメイン言語がLaravelだった為、まずPHPとLaravelのキャッチアップが必要でした。
会社では研修があったのですが、私はあまり勉強しないで研修を迎えてしまった為、
中々わからないことが多く、とても苦労しました。
そのため研修や業務の合間に、下記のことを行いました。
- ドットインストール PHP入門基礎文法編の受講
- ドットインストール PHP入門 オブジェクト編の受講
- PHPフレームワーク Laravel入門の写経
- PHPフレームワーク Laravel実践開発の写経
講座や本で学ぶ際は、Notionなどで学んだことをまとめておくようにしました。
また、写経に関しては、そのままコードを写すのではなく、
少し内容を変えて写経を行っていました。
これは会社の上司の方に教えて頂いた勉強法になります。
ただそのまま写経するよりは、きっちり考えて写経することができましたので、
とても勉強になりました。教えていただけて感謝です。
実際の業務では、業務の前に行うことをまとめたり、参考記事などを残しておく。
業務では実装前にまず、何をすれば良いかをまとめるようにしていました。
この段階である程度実装することを洗い出しておくことで、
自分がちゃんとこの機能にあった実装が行えているか、
期限内で実装できそうかを確認するためです。
私はNotionにまとめるようにしていました。
(※コードはこの段階では結構適当だったり、記載しない場合も多かったです)
そもそも仕様が上手く把握できていない場合は、
何をすれば良いかの洗い出しができない為、
その調査から必要ということがわかり、
行き当たりばったりに実装することがなくなりました。
また実装する際に調べたことや、
疑問点なども適宜残しておくようにしました。
まとめておくと、同じような実装を行った際にスムーズに実装を行えるようになりますし、
段々この機能ならこれぐらいで実装できそうだなというのも掴めるようになりました。
エンジニアのinputのためのNotionを作成し、色々なことをまとめておくようにする。
下記記事を参考に、エンジニアのinputのためのNotionを作成しました。
レビュー管理とチェック表
まずレビューで指摘して頂いたことをまとめ、
指摘して頂いたことをレビューチェック表として更にまとめ、
レビュー依頼をする前に自分でもセルフチェックをし、
つまらないことでの手戻りが生じないようにしていました。
元々レビューチェック表は、研修の際に作成すると良いと教えて頂いていたため、
更にこのフォーマットでアップデートをしたという感じです。
学んだこと単語・概念集
タイトルままです。
書籍でも、実務でも、取り敢えず知らない単語や概念を全部調べて、
自分のDB化していました。
何せ一度調べただけでは、全然覚えられない。
これ知らない!と思って、
何度もググっては、もうリンクが踏まれているのを見て、
自分の記憶力の悪さに絶望する日々でした。
しかし一度まとめてしまえば、まずはこのNotionを検索して、
あっもう調べてたね!となってもう一度確認することができるようになりました。
気になる記事
こちらは上の記事にはなく、自分で作成したものになります。
気になる技術記事があるけれど、今すぐ読めない、
または読んだ記事をまとめておきたい!って思っていた時に、
「Notion Webクリッパー」というものを教えていただきました。
こちらの拡張機能を使用すれば、
すぐに気になる記事をNotionのDBに保管することができるため、
あの気になる記事どこ行った……みたいな事故が減ります。
まあまとめるだけまとめても読めていなかったら意味がないので、
そこは要改善ですね。
KPT
KPTに関しては下記記事を参照してください。
こちらにまとめておくようにしています。
会社でもKPTをまとめることがあったのですが、
私生活や吐き出しにくいことも、自分しか見ない場合は、
なんでも記載することができるため、良いなと思っています。
ただ一週間に一度記載するようになったのが、
最近なのでまだそんなに溜まっていません。
今後も続けて、更に自分の弱点とかを改善したり、
長所を伸ばしていけるように振り返っていければと思っています。
技術書を何冊か読む。
写経した2冊以外にも、技術書をできるだけ読むようにしました。
これまで読んだ技術書は下記になります。(一部技術書か微妙なものもありますが……)
- リーダブルコード
- プログラマー脳
- コードが動かないので帰れません!新人プログラマーのためのエラーが怖くなくなる本
- ちょうぜつソフトウェア設計入門――PHPで理解するオブジェクト指向の活用
- 世界一流エンジニアの思考法
思ったより全然読めていないので挙げるほどではありませんが……。
これまでは、読むのと同時に、丁寧にまとめようとしていた為、
読むのに時間がかかってしまっていました。
今年は毎月一冊技術関係の本を読みたいと考えており、
下記の記事のような方法で、まとめていけたら良いなと考えております。
ちなみに今は、
プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則を読み始めています。
技術記事を書く。
業務などで疑問に思ったことや、
躓いたところなどを深掘りして、自分のものにするために、
アウトプットとして技術記事を書ける時は書くことを心がけています。
これまで記事は下記のものです。
- Laravelで一万行あるCSVデータのインポートを行う方法。
- Laravelのfactoryで使用されるstateメソッドに関して学ぶ。
- LaravelのPolicyに関して、初歩的な事で躓いたのでまとめてみた。
まだあまり本数はないです……。
会社の技術ブログを書く企画に参加したり、
会社のアドベントカレンダー企画にも参加したのはとても良かったなと思います。
今後ももっと技術記事を書けるようにしたいです。
(今回はポエムですが、次回こそはちゃんとした技術記事を書きたい……)
その他
スクールのコミュニティでもくもく会を企画したり、
スクールとは違う外部のもくもく会に行ったり、
社内のLT会に登壇させて貰ったり、
社内のチーム内で企画を行わせて貰ったりしました。
上記のようなことは、Webエンジニアになっていなかったら、
一生自分から行うことはなかったと思いますので、
一番大きな変化かなと思っています。
特に社内LTは誘って頂いて登壇したのですが、
本当に登壇するのを最後まで躊躇っていました。
でも最終的には登壇して良かったと思います。
誘って頂けて本当に有り難かったです。
また会社のチーム内である定例では、
何回か自分で考えた企画を行わせて頂きました。
バリューズカードというのを、チームで行った時、
そのメンバーのことがわかってとても楽しかったのでおすすめです!
今はスクールの方で、輪読会にも参加させて貰っているのですが、
今後は会社の方で有志の方を募って、
輪読会とかもくもく会とか行えたら良いなと考えています。
まとめ
今回はWebエンジニアになって、これまで行ってきたことをまとめてみました。
こうやってみると、まだまだ大したことはできていません。
それでも全く努力をしていなかった日々に比べると、
少しは何かを成し遂げられたのかな……とも思います。
今後も色々なことを続けて、会社に貢献できるよう、
2年目も、この1年以上に成長し続けていけるよう、頑張りたいと思います。
ここまでお読み下さりありがとうございました。
誰かの知見になれば幸いです。
参照記事
この記事は、下記記事に大層インスパイアされて書かせていただきました。
似たような記事を書くことに、快く許可を下さったいないさん(@yusuke_blog1026)に感謝いたします。
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