【第1回 DX勉強会ハッカソン】運営をしてみて
株式会社アドバンテッジリスクマネジメントDX開発部の古堅です。
社内勉強会の一環としてハッカソンを開催しましたので、開催までの流れや実際の成果物について全4弾構成で書き出します。
本記事の内容
今回は第1弾です。運営チームとして企画・実行を進めた自分が、運営側の視点でハッカソン企画〜成果発表までをまとめました。弊社の雰囲気やハッカソン運営側のイメージを伝えることができますと嬉しいです!
▼各チームの成果についてまとめた記事も是非ご覧ください
背景
開発部は、週に1回のペースで座学形式の勉強会を開催しています。
そんななか、「実際に手を動かしたい!」という声が多数メンバーから上がったことを契機に、今回、実践形式の勉強会として、『第1回 DX勉強会ハッカソン』を開催しました!
【開催の目的】
・勉強会実践編として、手を動かしながら勉強すること
・開発チームや新卒・若手の技術力を向上させること
・部内間のつながりを強め、より一体感を感じること
開催までの道のり
ハッカソン開催は初の試みだったので、運営チームのメンバー(新卒2・3年目)で試行錯誤しながら進めました。
ハッカソン初心者も経験者も、みんなで楽しみながら勉強できるイベントにしたいという思いから、今回は以下の決定事項を定めました。
【やること】
・開催時間・期間の決定は、参加対象者の声をもとに行うこと
・業務時間を使って開催すること
・開発テーマを決めること
・チーム分けを行うこと
・事前準備期間を設けること
・対面を推奨する
【やらないこと】
・発表会では成果物に対して順位を付けないこと
ここからは、【やること】に焦点を当てて、当日までの流れを時系列で見ていきます。
(参考として、今回進めた時期を括弧内に記載します。)
・開催時間・期間を決定する(開催 8週間前)
参加アンケートとともに、参加したい開催形式を以下の4つから選択してもらうことで、メンバーの希望を確認しました。
結果、2日間で開催する形式(①)の希望が多かったため今回は2日間で開催することを決定し、以下内容を持って上司へ開催協力(メンバーの時間確保など)を相談しました。
【開催形式】
・2日間(業務内13時間)を使用して開催する
・参加希望者は 8名
・開発テーマを決める(開催 5週間前)
「テーマを決めた方が取り掛かりやすい」という上司のアドバイスを受け、運営チームにて開発テーマを決定しました。
【開発テーマ】
・『AI APIをハックする』
AI技術を利用した成果物アイディアを考えてみよう!(必須ではない)
・チーム分けを行う(開催 4週間前)
メンバーからの希望も考慮しながら、3つのチームに分けました(年次が異なるメンバーが同じチームになるようにしました)。
・事前準備を進めてもらう(〜 開催前日)
開発物の決定・役割分担・当日までの準備などは、各チームに任せました。どのチームも当日までに開発環境の構築とリポジトリの作成までは終えていたように思います。
当日
事前に、対面を推奨して社内会議室を確保し、以下のようなスケジュールとともに参加者に共有しました。
当日はオープニングで集合写真を撮影し、2日間のハッカソンがスタートしました。
発表会
ハッカソン初心者がほとんどですが、各チームレベルの高い成果物を発表していただきました。
「実際に動くもの」が全チームできたことは良かったです!
【Aチーム】タレントマネジメントツールのデータから算出した従業員間の類似度の可視化
▼詳しくは以下記事を参照
【Bチーム】AIによるニックネーム付きの社員の誕生日カレンダー
▼詳しくは以下記事を参照
【Cチーム】弊社商材のヘルプサイト情報を学習したSlackでのサポートアプリ
記事執筆中...
振り返って
参加者からは以下のような感想をいただきました。
【参加者の感想(抜粋)】
・難しいと思っていたローカルLLMが思っていたより簡単にできたり、学びの多い2日間だった。
・短期間で集中して何かを作るという経験が、新鮮で楽しく、勉強のモチベーションも高まった。
・時間が限られているなかでの開発が新鮮で、ものづくりが好きということに改めて気づく楽しいイベントだった。
・生成AIが簡単に利用できると感じたので、アイディアを広げるためにこれからもキャッチアップしていきたい。
初めてのハッカソン開催でしたが、参加メンバーが積極的な姿勢で参加してくれたこともあり、2日間という期間で一つのものを作るということを、最後までやり切ることができました。
運営の流れも掴むことができたので、次回はより白熱したイベントになるようアップデートしていければと思います!
【次回も続けたいこと】
・テーマを決めること
(→アイディア出しにやはり時間がかかったので、テーマは今後も設定して負担を減らしたい)
・チーム分けを行うこと・対面を推奨すること
(→普段関わりのないメンバーとチームを組むことで、新たな視点や交流につなげたい)
・事前準備期間を設けること
(→準備期間を含めてチームで計画する経験は良かった)
【次回は取り入れたいこと】
・成果物に対して順位を付けること
(→ワクワクする気持ちや熱を生み、成果物のレベルが高まりそう)
・より多くの参加者に周知すること
(→他プロジェクトメンバーや他部署の方々とつながりを作るいい機会になりそう)
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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