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SlackのRSSフィード活用術!障害情報と技術情報を効率的に収集しよう

SlackのRSS購読機能は、ニュースフィードのチェックなどに活用されている方も多いのではないでしょうか。私たちフィッツプラスでは、技術情報に加えてサードパーティサービスの障害情報をSlackに集約しており、これがなかなか気に入っているので紹介します。

サービス障害情報をRSSでキャッチ!迅速な把握のために

利用している外部サービスが突然使えなくなる、といった経験は誰しもあるでしょう。多くの場合、XなどのSNSでリアルタイムな状況を確認できますが、長引く場合は特に公式のステータスを素早く確認できる体制は取りたいです。

そこで役立つのが、各サービスが提供しているステータスページのRSSフィード購読です。

購読中のフィード

現状、フィッツプラスで購読している主な障害情報フィードはこちらです。

これらの情報をチームで共有することで、障害発生時の影響範囲の把握がスムーズに行えるようになりました。

ステータスページのURL共有

時にはすぐにステータスページを確認したい場合もあります。Slackのチャンネルブックマークバーに各サービスのステータスページのURLを登録してあるので、なにかあった時に誰でもすぐに確認しやすい体制になっています。

Slackチャンネルのブックマークバーにサービスステータスページのリンクを表示

最新技術情報をRSSで効率的に収集

技術トレンドのキャッチアップはソフトウェアエンジニアにとって欠かせません。息を吸うように習慣化できている人もいますけど、社内全体で情報のレベル感は揃えていきたいところです。フィッツプラスでは、以下のRSSフィードを活用して情報収集の効率化を図っています。

1. 企業テックブログRSS

さまざまな企業の技術ブログは、実践的なノウハウや新しい技術トレンドの宝庫です。しかし、個別にチェックするのは手間がかかります。そこでおすすめなのが、企業テックブログの更新情報を集めたRSSフィードです。

https://yamadashy.github.io/tech-blog-rss-feed/

ここのフィードを利用することで、多様な企業の技術情報を一元的に収集できます。最近では、やはりLLM関連のトピックが多く、特にClaude CodeやCursorといった、社内でも活用し始めているツールの記事は注目して読んでいます。ただ、流量がかなり多いため、専用のチャンネルを作ってしまっています。

2. Metabaseのリリース情報

以前、Metabaseのアップデートを怠っていたために、いざ更新しようとした際に大きな手間がかかった苦い経験があります。その反省から、現在はMetabaseのアップデートを頻繁に実施する方針としています。そのため、GitHubリポジトリのリリース情報を購読し、新しいバージョンがリリースされたら迅速にキャッチアップできる体制にしています。

https://github.com/metabase/metabase/releases

※ 実際はGitHubのSlackアプリ経由で購読しています

フィッツプラスではMetabaseをTerraformで管理しており、アップデート時にはリリースノートを翻訳したPull Requestがボタン一つで作成できる仕組みを構築しています。将来的には、リリース検知からPull Request作成までの完全自動化を目指しており、実現した際には改めて記事でご紹介できればと考えています。

3. Rubyの最新情報

私たちのメイン開発言語であるRubyについても、常に最新の動向を追っています。新しいバージョンやセキュリティパッチの情報をいち早く入手し、可能な限り最新の環境を維持することを心掛けています。

https://www.ruby-lang.org/en/feeds/news.rss

まとめ

SlackのRSS購読機能を活用することで、障害情報や技術情報といった重要な情報を効率的に収集し、チーム内で共有できます。今回ご紹介したフィード以外にも、皆さんの業務や興味関心に合わせてさまざまな情報を集約することで、日々の業務改善などに繋がるはずです。皆さんもぜひどんなフィードを購読しているのか、教えていただけると嬉しいです。

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