TraefikとDnsmasqでDockerのWeb開発環境(TLSとSMTPもあるよ)もうポート番号割り当てで悩まない
最近、仕事でDockerを使うことが増え、入門を終えたところです。 そのときに使用したサービスを開発環境の基盤としてまとめておきます。 これにより各プロジェクトで立ち上げる手間が減り便利になるでしょう。 🎯読者ターゲット(順不同): ✔️ Dockerコンテナを使って複数サービスを立ち上げる人 ✔️ ポート番号でのサービス振り分けが嫌になった人 ✔️ 開発中サービスから送られるメールを確認したい人 ✔️ https / tlsでサービスにアクセスしたい人 🏁得られる情報トップ3(私が欲しかった順): 🥇 Traefikを使ってDockerコンテナへホスト名でhttpsアクセスする 🥈 MailHogを使ってダミーメールボックスを使う 🥉 Exim4を使って社内サービスでの外部へメール誤送信をなくす 🧰使用アプリ(abc順): ・Dnsmasq ⇢ "*.dev.test"を名前解決するローカルDNS構築 ・Docker ⇢ ホストを汚さないポータビリティのためのコンテナ利用 ・Exim4 ⇢ 特定ドメイン宛メールだけ正規サーバーに転送するSMTP構築 ・MailHog ⇢ ダミーメールを受信してブラウザで見られるSMTP構築 ・OpenSSL ⇢ オレオレ認証局&オレオレ証明書を作成 ・socat ⇢ UDPトンネルを実現するためのソケットリレー構築 ・Traefik ⇢ コンテナと連携した簡単リバースプロキシ構築 これらにピンときたらぜひ読んでみてください。 そして、お役に立てたなら「Like💛」「バッジ🟡」「購入¥」で応援してもらえるとうれしいです🎉 全編無料で公開していますが、「購入¥」しておくと私が削除した後もZennがあるかぎり読めるようです。 更新履歴: 2022-11-04: 本を公開しました。 2024-07-01: 最新の環境に合わせて更新しました。(主に「socatを使用したUDPトンネル」)
全体構成の説明
Dockerの導入と各種設定
オレオレ証明書の作成とOSへの登録
Dnsmasqの構築とOSへの登録
socatを使用したUDPトンネル
WSL2スタートアップ
TraefikでのTLSリバースプロキシ
MailHogの起動
Exim4の構築と特定ドメイン転送
まとめ
- 公開
- 本文更新
- 文章量
- 約107,840字
- 価格
- 500円