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Fishを導入して快適なShell環境を作る

2023/08/22に公開

はじめに

Fish shellは,コマンド補完機能やシンタックスハイライトなどの機能が標準に搭載されており非常に便利なシェルです.
ここではFishと,プラグインマネージャとしてoh-my-fishの導入方法を書きます.ほとんど備忘録です.

fishのインストール

環境によって手順が異なる場合があります.以下はUbuntuでの方法です.

  1. fishのレポジトリを追加する
    Ubuntuのパッケージリストにfishは含まれていないので,以下のコマンドで追加します.
sudo apt-add-repository ppa:fish-shell/release-3
  1. fishのインストール
    パッケージリストを更新したのち,fishをインストールします.
sudo apt update
sudo apt install fish

fishをインストールした後,fishとコマンドを打つと一時的にですがfishの画面に切り替わると思います.

  1. デフォルトのシェルを変更する
chsh -s $(which fish)

ここまでくれば,あとは一度ログアウトし再ログインすることでfishがデフォルトのシェルになります.

oh-my-fishの導入

fishのプラグインマネージャはいくつかありますが,個人的にはoh-my-fish(以下,omf)が使いやすく好きなので,こちらを導入します.

  1. omfのインストールスクリプトのダウンロードと実行
curl -L https://get.oh-my.fish | fish

上記コマンドはインストールしたスクリプトの中身を確認せずに実行してしまうため,本来は一度curl -L https://get.oh-my.fishとして中身の確認を行うのが良いと思います(私は面倒くさいのでしてないですが...)

このコマンドの実行が終わるとomfがインストールされ,利用することができます.プラグインをインストールするためには

omf install <plugin>

とします. ここでは,一番人気のテーマである「bobthefish」の導入してみます[1]

omf install bobthefish

これで,bobthefishがインストールされたかと思います.なお,表示が崩れていたりおかしい場合はPowerlineフォントをインストールする必要があるため,別途インストールしてください.

脚注
  1. 利用できるテーマはGithub上で確認することができます."theme-*"となっているレポジトリをのぞいてみてください. ↩︎

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