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VSCodeで、AzureのBicepをデプロイ

2024/04/21に公開

はじめに

前回AzureのIaCの記法であるBicepを、Azure Cloud Shellを使ってデプロイする方法を記事にしました。
https://zenn.dev/arbr/articles/591fae714ed31f

今回は、VSCodeから行う方法を記事にしました。

概要

  • VSCodeから、Azureのリソースをデプロイします
    • Bicep記法を用います
    • 拡張機能として、Bicepの拡張機能と、サインインの拡張機能を用います
  • デプロイ名に同じ文字列を指定することで、更新もできます

参考

https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-resource-manager/bicep/install
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-resource-manager/bicep/deploy-vscode

やってみた

必要な拡張機能

まず、Azureのサブスクリプションにサインインする拡張機能が必要です。

Bicepの拡張機能は以下になります。

サンプルコード

前回の記事のコードをそのまま使っています。

main.bicep
targetScope = 'subscription'

resource newRG 'Microsoft.Resources/resourceGroups@2022-09-01' = {
  name: 'sampleResourceGroup'
  location: 'japaneast'
}

デプロイ

デプロイを開始する方法はいくつかあります。一つは開いているファイル内の任意の場所を右クリックして、Deploy Bicep File...を選択します。

他にも左ペインで対象のフォルダを開いていた場合、対象のファイルを右クリックしても同メニューが出てきます。

またコマンドパレットからも指定できます。

その後、サインインしていない場合はサインインを求められます。Sign in to Azure...を選択します。

Webブラウザから認証します。

デプロイ名を入力します。

ロケーションを選択します。東日本リージョンを選びました。

パラメータを指定します。今回はパラメータがないので選択します。

これでデプロイが開始されました。コンソールから結果が確認できます。

更新

前回と同様にコードを書き換えて更新してみます。

main.bicep
targetScope = 'subscription'

resource newRG 'Microsoft.Resources/resourceGroups@2022-09-01' = {
  name: 'sampleResourceGroup'
  location: 'japaneast'
  tags: {
    Dept: 'Finance'
    Environment: 'Production'
  }
}

デプロイ名は同じ名前を指定します。

同じリージョンを選びます。

パラメータも指定しません。

正常に完了すると、対象にタグが追加されました。

おわりに

今回はVSCodeでAzureのIaCを進めるために、デプロイ方法を記事にしました。
VSCodeの拡張機能では色々な補助が豊富なので、メインに使っていくことになると思います。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。

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