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plumberをAzure App Serviceで動かす

2024/11/10に公開

はじめに

plumberのコンテナを、Azureのサービスで動かす方法を調べています。

https://zenn.dev/arbr/articles/2bc6f30128ee3a

https://zenn.dev/arbr/articles/9ff31b35f240f1

今回はAzure App Serviceで動かしてみました。

概要

自作のコンテナをAzure App Serviceで動かすために、以下の事を行いました。

  1. コンテナレジストリの作成
  2. ベースイメージのimport
  3. イメージのBuild
  4. App Serviceからコンテナレジストリにアクセスするための認証の設定
  5. App Service Planの作成
  6. WebアプリをApp Serviceで作成

環境はいつもと同じ、Azure Cloud Shell上で行います。

やってみた

コード記述・レジストリにPUSH・認証

まずはコンテナをBuildしてレジストリにPushします。以下の過去の記事のうち、「コード記述」、「レジストリにPUSH」、「認証」まで実行します。

https://zenn.dev/arbr/articles/2bc6f30128ee3a

App Service プラン作成

次にApp Serviceプランを作成します。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/cli/azure/appservice/plan?view=azure-cli-latest#az-appservice-plan-create

--locationで指定するリージョンですが、japaneastでは指定可能な--skuがわかりませんでした。そのためここではcentralusにしています。

PLAM_NAME=plumberplan

az appservice plan create -g $RES_GROUP -n $PLAM_NAME --location centralus --is-linux --sku FREE

Web アプリ作成

Webアプリを、先ほど作成したApp Service プランを指定して作成します。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/cli/azure/webapp?view=azure-cli-latest#az-webapp-create

az webapp create \
    -g $RES_GROUP \
    -p $PLAM_NAME \
    -n SamplePlumber24111001 \
    -i forplumber.azurecr.io/sample-plumber:v1 \
    -s $USER_NAME \
    -w $PASSWORD

正常に作成できると、defaultHostNameが出力されます。

コマンドが終了してからすぐだとうまくいかなかったので、2,3分ほど待ってアクセスします。
/helloをつけて、以下の結果が表示されました。

削除

色々作られていますので、まとめてリソースグループごと削除します。

az group delete --name $RES_GROUP

おわりに

今回はAzure App Serviceでplumberのコンテナを動かしてみました。
手数が多かったため、Azure Container Appsの方が便利という印象でした。
この記事がどなたかのお役に立ちましたら幸いです。

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