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EC2におけるスナップショット(バックアップ)について

2021/07/01に公開

スナップショットについて
 スナップショットに含まれる内容
 スナップショットの格納場所と料金
 自動スナップショットの取得手順
 手動でのスナップショットの取得手順
リカバリについて
 リカバリ手順
 リカバリ時の注意事項

「スナップショット」とは

https://aws.taf-jp.com/blog/26786
「スナップショット」とは、「ある時点(瞬間)における対象の全体像を丸ごと写し取ったもの」
「バックアップ」とは、一般的に元データを複製し、ディスク障害時に確実に復元ができること。「スナップショット」は、あくまでもある時点のイメージが同一ストレージ内に保存されているだけなので、万一、ディスク故障が発生した場合は、データを復旧することはできません。

EC2バックアップには2種類ある

スナップショット =「 EBS ボリュームの中のデータ」をある時点(瞬間)における対象の全体像を丸ごと取得したもの
AMI  = 「 EBS ボリュームの中のデータ(スナップショット)とインスタンスを構成する管理情報」を含む起動テンプレート

ストレージコスト

増分バックアップのため、複数個バックアップを取得してもそれほど大きな容量にはならない。
そのかわり、全部削除しないかぎりストレージコストが削減されない。

自動バックアップ

EBSの「ライフサイクルマネージャー」で設定する。タグでターゲットを設定する。取得回数または保持期間で廃棄スケジュールを決められる。

手動バックアップ

AMIはEC2インスタンス一覧から「イメージを作成」、EBSはボリューム一覧から「スナップショットの作成」でそれぞれ行う

https://dev.classmethod.jp/articles/aws_backup_genmanage/

リカバリ

EBSのスナップショット一覧から行う。
EBSは「ボリュームの作成」、インスタンスは「イメージの作成」・AMIの「起動」の順。
インスタンスID・プライベートDNS・プライベートIP・ElasticIP・AMI IDがスナップショット元からは変更される。接続元の設定を変更するなどでの対処が必要。
タグは消えるので再作成が必要。

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