【Flutter】driftを導入してiPhoneのエミュレーターを起動したらエラーが出たので解決してみた

2023/06/03に公開

Flutterを扱うと、たまにcocoapods関連でエラーが出ることがあります。
今回はdriftを導入してiPhoneのエミュレーターを起動したらエラーが出たので解決してみました。

cd ios

まずはディレクトリiosに移動します。

pod install

You have either:
 * out-of-date source repos which you can update with
   `pod repo update` or with `pod install --repo-update`.
 * mistyped the name or version.
 * not added the source repo that hosts the Podspec to your Podfile.

エラーを見るとpod install --repo-updateを実行するように言われます。
そこで指示通りに実行します。
警告も4つ出ていますが、とりあえず後回しにしておきます。

pod install --repo-update

Updating local specs repositories

CocoaPods 1.12.0 is available.
To update use: `sudo gem install cocoapods`

エラーを見ると次はsudo gem install cocoapodsを実行するように言われます。
そこで指示通りに実行します。

sudo gem install cocoapods

再び pod install --repo-update

再びpod install --repo-updateを実行します。
エラーや警告が出るかどうか確認するためです。

実行したらエラーは解消しました。
また警告が4つから2つに減りました。
ただ私は警告が残っているのが気になってしまうので、解決を試みることにします。

残り2つの警告を解消

1つ目

[!] Automatically assigning platform `iOS` with version `11.0` on target `Runner` because no platform was specified.
Please specify a platform for this target in your Podfile.
See `https://guides.cocoapods.org/syntax/podfile.html#platform`.

1つ目の警告を見ると中にはiOSやら11.0とか重要なキーワードが示されていてPodfileに何かありそうです。
次にリンク先を見るように指示してあるので見てみます。

https://guides.cocoapods.org/syntax/podfile.html#platform

Podfileを見てみると、初っ端に修正箇所がありました。
# platform :ios, '11.0'がコメントアウトされています。

そこでコメントアウトを解除します。

そしてpod install --repo-updateを実行すると、警告は消えました。

2つ目

[!] CocoaPods did not set the base configuration of your project because your project already has a custom config set.
In order for CocoaPods integration to work at all,
please either set the base configurations of the target `Runner` to `Target Support Files/Pods-Runner/Pods-Runner.profile.xcconfig`
or include the `Target Support Files/Pods-Runner/Pods-Runner.profile.xcconfig` in your build configuration (`Flutter/Release.xcconfig`).

警告には2つの解決方法が示されています。

1つ目の解消法はよくわからなかったので、パス。
2つ目の解消法はFlutter/Release.xcconfigに赤枠のようにTarget Support Files/Pods-Runner/Pods-Runner.profile.xcconfigを追加すれば良さそうです。

再びpod install --repo-updateを実行すると、警告は消えました。

ちなみに青枠のTarget Support Files/Pods-Runner/Pods-Runner.release.xcconfigも必要です。

逆に赤枠を残して青枠を削除すると、同様な警告が出ます。

無事に解決

私の割には解決には時間はそこまで掛からなかったです。
それどころか、この記事を書くのが時間がかかってしまいました。
いつになれば私の文章力は向上するでしょうか・・・。

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