server.xml

タグ名	概要
<Server>	トップレベル要素。サーブレット・コンテナ全体を設定
<Service>	リクエストを処理する<Engine>タグと<Connector>タグの組み合わせグループを設定。<Server>タグ内に1つ以上設定可能
<Executor>	コンポーネント間で共有できるスレッドプールを設定
<Engine>	リクエストを処理する仕組みを設定。<Service>に対して1つだけ設定
<Connector>	クライアントからのリクエストを処理するコネクタの設定。1つ以上設定可能
<GlobalNamingResources>	<Service>タグを構成する要素の1つとしてJNDIリソースの設定を行う。<Server>タグに対して1つ設定可能
<Envirionment>	JNDIコンテキストを利用してWebアプリケーションが取得できる環境エントリを設定
<Resource>	JNDIリソースの基本設定
<ResourceParams>	JNDIリソースのパラメータを詳細設定
<Host>	仮想ホストを設定
<DefaultContext>	コンテキストの基本設定。コンテキストによる個別の設定は<Context>タグで行う
<Realm>	Tomcatでユーザー・パスワード・ユーザーロールの認証方法を設定
<Value>	リクエストをインターセプトして処理するのに利用。ログの制御やアクセス制限、リクエストダンプ、シングルサインオンの設定に利用
<Listener>	イベントを監視するJavaクラスを指定

参考

Tomcatをツールで運用し、設定の基礎を知る：Tomcatはどこまで“安全”にできるのか？（2）（1/3 ページ） - ＠IT

あぷし 5ヶ月前に更新

context.xml

<Context>タグ

Tomcat上で実行される1個のWebアプリケーションのこと
<Context>タグはserver.xmlに記述することが推奨されていないため、context.xmlに記述するのが一般的

属性

属性名	概要
docBase
cookies
crossContext
override
privileged
reloadable
allowLinking
swallowOutput

配置場所

No.	ディレクトリ	適用範囲
1	`${CATALINA_HOME}/conf/server.xml`	すべてのアプリ(非推奨)
2	`${CATALINA_HOME}/conf/context.xml`	すべてのアプリ
3	`${CATALINA_HOME}/conf/[エンジン名]/[ホスト名]/context.xml`	エンジンごと
4	`${CATALINA_HOME}/conf/[エンジン名]/[ホスト名]/[アプリ名].xml`	特定のアプリ
5	`${CATALINA_HOME}/webapps/[アプリ名]/META-INF/context.xml`	特定のアプリ

起動時に No.5 しか見つからない場合、その内容を No.4 にコピーし、次回以降は No.4 を利用する。

参考

あぷし 5ヶ月前に更新

環境変数の設定方法と確認

サービス設定

/etc/systemd/system/tomcat.service

[Unit]
Description=Apache Tomcat 9
After=network.target

[Service]
User=tomcat
Group=tomcat
Type=oneshot
PIDFile=/opt/tomcat/tomcat.pid
RemainAfterExit=yes

EnvironmentFile=/etc/sysconfig/tomcat ★ 環境変数設定ファイルのパス ★
ExecStart=/opt/tomcat/bin/startup.sh
ExecStop=/opt/tomcat/bin/shutdown.sh
ExecReStart=/opt/tomcat/bin/shutdown.sh;/opt/tomcat/bin/startup.sh

[Install]
WantedBy=multi-user.target