Kunoichi Cyber Game ~イベントを終えて~
株式会社エーピーコミュニケーションズ(以下APCと記載) iTOC事業部BzD部0-WAN(ゼロワン)でセキュリティエンジニアをしております田中です。
今回は2024年11月14日にCODE BLUE内のコンテストとして開催されたKunoichi Cyber Gameについてレポートいたします。この大会での私の役割としてはCTF4GIRLSのメンバーとして主にWEBサイトの作成に携わりました。サイトのデザインはのみぞうさんに用意してもらいそれを元に構築しました。
Kunoichi Cyber Gameとは
Kunoichi Cyber Gameは若手女性サイバーセキュリティエンジニアのスキル向上と国際的ネットワーク構築を目的として、日本・英国・米国・欧州の4チームがそれぞれの予選会や選考基準を経て選ばれたU30のメンバー5名でチームを編成し対抗戦を行う国際CTFコンテストです。
この大会では日本発の情報セキュリティ国際会議「CODE BLUE」創立者である、株式会社BLUE 代表取締役 篠田佳奈氏主導の元、CTF大会や技術に関して知見のあるCTF4GIRLSが日本のチームスポンサーとして運営に参加しました。初回の今回は日本での開催であったため大会に関する準備から当日の運営までCTF4GIRLSのメンバーでサポートしました。
Kunoichi Cyber Game当日
大会当日は運営メンバーが朝早くから集まって会場準備や受付対応を行いました。
開場後続々と各国の参加者や関係者が集まり、各チームでそれぞれのユニフォームやグッズなどをセッティングしたり、皆で楽しめるようにスイーツを持参してくれる光景もありました。
競技は8時間の長丁場でしたが真剣な中にも和気あいあいとした雰囲気のあふれる大会となりました。
結果は欧州チームが1位(おめでとうございます!)に続いて米国チーム、日本チーム、英国チームとなりました。どのチームも素晴らしい戦いをしていて運営チームとしても無事開催できたことを嬉しく思いました。
この後開かれたパーティーではチームを超えて歓談したりスポンサー企業の皆様と交流できる機会となり、Kunoichi Cyber Gameの目的の一つであるサイバーセキュリティに関心を共有する国境を越えた仲間とのネットワーク構築を達成できたのではないでしょうか。
運営メンバーとしての振り返り
実はこの大会に向けてCTF4GIRLSでは半年以上前から準備を進めてきました。
競技プラットフォームの選定・実施内容の決定、会議体や情報共有ツールの選定・運営などのコミュニケーション管理、賞品の選定・発注などのロジスティクス管理など多くの取決めを海外の関係者とオンライン会議を何度も行い進めました。
中心となってプロジェクトを推進してくれたのは実は大学生の女性です。今までもCTF4GIRLSの活動をしているといわゆる「シゴデキ」の人ばかりでしたが、近くで見ていてこんなに何でもできてしまう人と一緒にプロジェクトをした経験がなかったので(正直言って大変でしたが)貴重な体験をすることができました。
業務としてこのプロジェクトに参加することを快諾してくれた上長とAPCにも心から感謝いたします。
株式会社エーピーコミュニケーションズとは
「エンジニアとお客様を笑顔にする」というVisionを掲げている"NeoSIer"。
社員が学ぶべきものを学べ経験すべきものを経験できる環境があること、つまり個々のエンジニアが求めているけど個人では実現できない環境を組織的に提供できる企業であることに妥協しない。エンジニアの充実こそがエンジニアの笑顔、ひいてはお客様を笑顔にすることにつながると確信しその実現へと突き進んでいる。
技術ブログ書いています
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