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ServiceNow CSA資格試験合格レポート

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🌟 はじめに

おぐまです。
先日、ServiceNow CSA(Certified System Administrator)資格試験に合格することができました。
この資格はServiceNowプラットフォームの基本的な運用スキルやシステム管理知識を証明する入門資格として位置づけられています。
本レポートでは、CSA資格の概要から試験対策についてお伝えします。

✅ 主な発見

CSA資格試験を通じて得られた主要な知見を以下にまとめます:

  1. ServiceNowの基礎理解: プラットフォームの概要、ユーザーインターフェース、ナビゲーション機能の習得
  2. システム管理スキル: ユーザー管理、グループ設定、ロール割り当て、権限管理などの実践的な操作能力
  3. 業務自動化の基盤: ワークフロー作成、通知設定、レポート作成など、ITサービス管理の基本機能

📌 やったこと

CSA資格取得に向けてやったことについて説明します。
自身が業務で去年から約半年強実践経験があったため、特別な試験対策は最小限に留まっています。

期間 活動内容
1週目 ServiceNow Administration Fundamentals研修受講
2週目 PDIでの復習と公式ドキュメント参照

🗣️ 試験範囲についての理解

CSA試験は5つの主要な学習分野から構成されており、各分野の出題比率を把握することが大事です。

  • ユーザーインターフェースとナビゲーション(20%): ServiceNowの概要、リストとフィルター、フォームとテンプレート、ブランディング
  • コラボレーション(20%): ユーザー管理、タスク管理、通知、レポーティング
  • データベース管理(30%): データスキーマ、CMDB、アプリケーション/アクセス制御、インポートセット
  • セルフサービスとプロセス自動化(20%): ナレッジ管理、サービスカタログ、ワークフロー/Flow Designer
  • 開発の概要(10%): スクリプティング、移行と統合、開発

📊 試験の基本情報

項目 詳細
問題数 60問
試験時間 90分
受験料 300USD(税抜) ※自分が受けたときで日本円で4万8千円ほどでした
受験方法 テストセンターまたはオンライン監督下試験

🎉 まとめ

ServiceNow CSA資格は、実務経験者にとっては復習と知識の体系化に役立つ資格でした。
初学者の方には、Fundamentals研修の受講とPDI環境での実践練習を強く推奨します。
実際の業務で使用する機能と試験範囲が密接に関連しているため、実務経験が大きなアドバンテージとなるかと思います。

💡 補足

  • 継続学習: CSA資格取得後は年1回のデルタ試験受験が必要で、新機能への継続的な学習が求められます。(CSAだけでなく他資格もデルタ試験があるため、とればとるほど1年の荷が重くなります、、)
  • 実務経験: 3-6ヶ月のServiceNowインスタンス使用経験が推奨されており、実践的な経験が試験対策に重要です

参考リンク:

  1. ServiceNow Administration Fundamentals
  2. ServiceNow CSA試験仕様書
  3. ServiceNow公式ドキュメント
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株式会社エーピーコミュニケーションズ

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