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KeePassの自動入力設定方法完全ガイド

2025/03/12に公開

🌟 はじめに

おぐまです。
KeePassは、強力なパスワード管理ツールとして広く利用されています。
その中でも、自動入力機能(Auto-Type)はユーザー名やパスワードを迅速かつ正確に入力するための便利な機能です。
このチュートリアルでは、KeePassの自動入力設定方法と使い方について詳しく解説します。

👷‍♂️ 事前準備

以下の環境を整えておきましょう。

💻 必要な環境

項目 要件
KeePassバージョン 2.x推奨
OS Windows, macOS, Linux

KeePassのインストールがまだの場合は、公式サイトからダウンロードしてください。

📖 ステップバイステップ

👉 ステップ1: 自動入力の基本設定

  1. エントリを作成

    • KeePassを開き、「新規エントリ」を作成します。
    • ユーザー名、パスワード、URLを入力し保存します。
  2. デフォルトの自動入力シーケンス

    • デフォルトでは、KeePassの自動入力シーケンスは次のように設定されています。

      {USERNAME}{TAB}{PASSWORD}{ENTER}
      
    • ユーザー名を入力後、タブキーでパスワードフィールドに移動し、パスワードを入力してEnterキーを押す流れです。

👉 ステップ2: ホットキーによる自動入力

  1. ホットキーの確認

    • デフォルトのホットキーは Ctrl + Alt + A です。このホットキーで自動入力が実行されます。
    • 必要に応じて、「ツール」→「オプション」→「統合」タブで変更可能です。
  2. 使用方法

    • ログイン画面でユーザー名フィールドをクリックしてカーソルを置きます。
    • Ctrl + Alt + A を押すと、自動的にユーザー名とパスワードが入力されます。

👉 ステップ3: カスタムシーケンスの設定

複雑なログインフォームや追加フィールドが必要な場合、カスタムシーケンスを設定します。

  1. カスタムシーケンスの編集

    • エントリ編集画面で「自動入力」タブ→「標準のシーケンスを上書き」を選択します。

    • 以下のようなカスタムコマンドを追加できます。

      {DELAY 200}{USERNAME}{TAB}{PASSWORD}{TAB}{CUSTOMFIELD}{ENTER}
      
    • {CUSTOMFIELD} はカスタムフィールド名に置き換えてください。

  2. 遅延時間の調整

    • 入力速度が速すぎる場合は {DELAY} を追加して調整可能です(例:{DELAY 500})。

💡 ヒントとトラブルシューティング

🎉 まとめ

このチュートリアルでは、KeePassの自動入力機能について学びました。
以下が主なポイントです。

  1. 自動入力の基本設定とホットキー操作
  2. カスタムシーケンスによる柔軟な対応

KeePassの自動入力機能を活用すれば、日々のログイン作業が格段に効率化されます。
ぜひ試してみてください!

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