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[AWS] Amazon Bedrock Prompt Management が一般提供開始!新機能と活用方法

2024/12/18に公開

🌟 はじめに

おぐまです。
Amazon Bedrockの新機能「Prompt Management」が一般提供(GA:General Availability)となりました。
本記事では、新機能の概要と主な特徴について解説します。

🎯 Prompt Managementとは

Amazon Bedrock Prompt Managementは、開発者やプロンプトエンジニアがFoundation Models(FMs)からより良い応答を得るために、プロンプトの作成、評価、バージョン管理、共有を簡素化するツールです。

🚀 新機能の概要

構造化プロンプト

  • システム指示(System Instructions)の定義
  • ツール設定
  • 追加メッセージの設定が可能

API統合の強化

  • Converse APIとInvokeModel APIから直接プロンプトの呼び出しが可能
  • Prompt ARNを指定するだけで利用可能

💡 主な特徴

プロンプト作成と反復

  • Prompt Builderを使用した複数のFMでの実験
  • モデル設定、システム指示、ユーザー/アシスタントメッセージの設定
  • 最大3つのバリエーションの同時比較が可能

コラボレーション機能

  • SSO対応のウェブインターフェース
  • チーム間でのプロンプト作成と評価
  • プロンプトの共有が容易

AWS Bedrock Studio画面

エンタープライズ機能

  • カスタムメタデータの保存
  • 作成者、チーム、部署などの情報管理
  • バージョン管理機能

🌏 利用可能なリージョン

リージョン 地域
米国 東部(バージニア北部)、西部(オレゴン)
ヨーロッパ パリ、アイルランド、フランクフルト、ロンドン
アジアパシフィック ムンバイ、東京、シンガポール、シドニー
その他 南米(サンパウロ)、カナダ(中部)

💻 実装例

Converse APIでの利用

import json
import boto3

bedrock = boto3.client('bedrock-runtime', region_name='us-west-2')

modelId = "Prompt ARN"
promptVariables = {
    "name": {"text": "カレー"},
    "number": {"text": "10"},
    "language": {"text": "英語"}
}

response = bedrock.converse(
    modelId=modelId,
    promptVariables=promptVariables
)

print(response["output"]["message"]["content"]["text"])

🎉 まとめ

Amazon Bedrock Prompt Managementの一般提供開始により、以下のような利点が得られます:

  • プロンプトの管理と運用が容易に
  • コンソール上での一元管理が可能
  • バージョン管理による安全な運用
  • APIを通じた柔軟な統合

https://aws.amazon.com/jp/bedrock/prompt-management/

https://aws.amazon.com/jp/blogs/machine-learning/amazon-bedrock-prompt-management-is-now-available-in-ga/

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