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[AWS] Amazon Bedrock Prompt Management が一般提供開始!新機能と活用方法
🌟 はじめに
おぐまです。
Amazon Bedrockの新機能「Prompt Management」が一般提供(GA:General Availability)となりました。
本記事では、新機能の概要と主な特徴について解説します。
🎯 Prompt Managementとは
Amazon Bedrock Prompt Managementは、開発者やプロンプトエンジニアがFoundation Models(FMs)からより良い応答を得るために、プロンプトの作成、評価、バージョン管理、共有を簡素化するツールです。
🚀 新機能の概要
構造化プロンプト
- システム指示(System Instructions)の定義
- ツール設定
- 追加メッセージの設定が可能
API統合の強化
- Converse APIとInvokeModel APIから直接プロンプトの呼び出しが可能
- Prompt ARNを指定するだけで利用可能
💡 主な特徴
プロンプト作成と反復
- Prompt Builderを使用した複数のFMでの実験
- モデル設定、システム指示、ユーザー/アシスタントメッセージの設定
- 最大3つのバリエーションの同時比較が可能
コラボレーション機能
- SSO対応のウェブインターフェース
- チーム間でのプロンプト作成と評価
- プロンプトの共有が容易
エンタープライズ機能
- カスタムメタデータの保存
- 作成者、チーム、部署などの情報管理
- バージョン管理機能
🌏 利用可能なリージョン
リージョン | 地域 |
---|---|
米国 | 東部(バージニア北部)、西部(オレゴン) |
ヨーロッパ | パリ、アイルランド、フランクフルト、ロンドン |
アジアパシフィック | ムンバイ、東京、シンガポール、シドニー |
その他 | 南米(サンパウロ)、カナダ(中部) |
💻 実装例
Converse APIでの利用
import json
import boto3
bedrock = boto3.client('bedrock-runtime', region_name='us-west-2')
modelId = "Prompt ARN"
promptVariables = {
"name": {"text": "カレー"},
"number": {"text": "10"},
"language": {"text": "英語"}
}
response = bedrock.converse(
modelId=modelId,
promptVariables=promptVariables
)
print(response["output"]["message"]["content"]["text"])
🎉 まとめ
Amazon Bedrock Prompt Managementの一般提供開始により、以下のような利点が得られます:
- プロンプトの管理と運用が容易に
- コンソール上での一元管理が可能
- バージョン管理による安全な運用
- APIを通じた柔軟な統合
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