NotebookLMに新機能「Discover sources」登場!AIが自動で情報収集してくれる時代へ
はじめに
2025年4月2日(米国時間)、Googleが提供するAIノートアシスタント「NotebookLM」に革新的な新機能が追加されました。その名も 「Discover sources」。
これは、ただのノートアプリではありません。リサーチの効率を劇的に向上させる「Discover sources」機能の登場により、情報収集はまったく新しいフェーズに突入しました。
本記事では、Discover sourcesの仕組みと活用方法、そして今後の可能性について紹介します。
NotebookLMとは?
NotebookLMは、Googleが開発するAIノートアシスタントです。
- 自分のアップロードしたドキュメント(PDF、Google Docs、Slidesなど)を元に要約や解説を生成
- 質問に答えたり、FAQ形式のノートを作ったりできる
- Gemini(旧Bard)をベースにした会話型AIを搭載
つまり、「自分専用のAIリサーチパートナー」を持てるツールと言えます。
新機能「Discover sources」とは?
これまでNotebookLMでは、ユーザーが情報源(ドキュメントやWebページ)を手動でアップロードする必要がありました。
しかし今回発表された 「Discover sources」 機能では、キーワードやトピックを入力するだけで…
NotebookLMが自動で数百のWebソースを検索し、最適な情報を推薦・要約してくれる!
という機能が追加されました。
具体的な機能
- 最大10件の関連ソースを自動提案(出典元も明記)
- 各ソースの要点を自動要約
- そのままNotebookLM内に保存 → 引用・FAQ化・音声変換などに活用可能
活用例
たとえば、以下のような使い方ができます:
- 「LLMによる教育改革」 と入力 → 関連する論文や記事を自動収集・要約
- 音声で概要を聞く(Audio Overview機能)で移動中にも学習
- そのままFAQや資料に転用可能
また、「I'm Feeling Curious」ボタンを使えば、ランダムなトピックでソースを生成して、 「おまかせ表示」 をしてくれるみたいです。
今後の可能性
Discover sourcesのようなAIベースの情報収集支援は、以下のような分野に広がる可能性があります:
- 研究者や学生の文献リサーチ支援
- ビジネス用途の市場調査、競合分析
- ライターやブロガーの構成ネタ探し
- ZennやQiitaの技術記事執筆支援
僕たちのような開発者にとっても、「コードや技術の背景をすばやく探る」ための強力な相棒になるでしょう。
まとめ
「情報を探す」のではなく、「AIに探してもらう」
NotebookLMの「Discover sources」は、リサーチにおける大きなパラダイムシフトをもたらしています。興味のある方は、ぜひ実際に使ってその快適さを体感してみてください。
リサーチがもっとラクになる未来、もう始まっています。
参照
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