AI駆動開発で、プロダクト開発の「速度」を上げる。
はじめに
突然ですが──
開発において、僕が大切にしている順番があります。
それは、
①スピード > ②量 > ③質 です。
特に、経験が浅い僕のような人間にとっては、この優先順位がとても重要だと感じています。
【量質転化】 という法則があります。
「量を積み重ねていくとで、質が生まれる」という考え方です。
ですが僕自身、モノづくりをする時に「美的センス」的なものが働くせいか、余計に「質」にこだわってしまい、量はともかく、スピードと喧嘩することが今まで多かったです。
「ここの余白をもう少し、、、」
「このUI、もうちょっと洗練させたい。」
etc...
このように、無駄にこだわりが強いせいでスピードが落ちていました。
そんな僕でも、ある武器を手に入れてから、このバランスが変わり、「スピード」を上げることが出来たんです。
その武器こそが──
今回のテーマである 「AI駆動開発」 です。
AI 駆動開発とは?
近年、生成系 AI や AI エージェント技術の目覚ましい発展により、ソフトウェア開発のあり方が大きく変わろうとしています。その中心にあるのが「AI 駆動開発」という新しい開発スタイルです。
従来の開発プロセスでは、人間が主体となってコードを記述し、AI はコード補完やバグ検出といった補助的な役割を担うのが一般的でした。
しかし、AI 駆動開発では、この関係性が逆転します。
「AI が主体的にコードを生成し、人間はその指示、レビュー、調整を行う」
というアプローチが中心となります。
具体的には、開発者は実現したい機能やロジックを自然言語で AI エージェントに伝え、AI がそれに基づいてコードを生成します。これは、
「頭の中で行っていた設計や実装の思考プロセスを、言語化し、AI に委任する。」
こんなイメージに近いと思います。
この新しいパラダイムは、開発の効率を劇的に向上させる可能性を秘めています。
AI 駆動開発の特徴
AI 駆動開発は、従来の開発手法と比較していくつかの際立った特徴を持っています。
開発速度の飛躍的向上
AI 駆動開発を実践することで、開発速度が従来の数倍(人によって異なる)に向上するケースも実際あるみたいです。
AI がコード生成の大部分を担当することで、開発者はより本質的な課題解決や設計、よりクリエイティブな時間に集中できるようになります。
特に、定型的なコードや繰り返し作業の自動化により、大幅な時間短縮が期待できます。
思考プロセスの変化
AI にコード生成を委ねるためには、開発者は自身の思考を明確に言語化し、AI に正確に伝える能力(プロンプトスキル)が求められます。
これは、従来のように直接コードを書くのとは異なるスキルセットです。
要件定義や設計の段階から、AIが理解しやすいように情報を整理し、指示を出すことが重要になります!
AI 駆動開発における AIコードエディタ の役割
AI 駆動開発を実践する上で、Cursor や Windsurf のような AI ネイティブなコードエディタは非常に強力なツールとなります。
単なるコード補完にとどまらず、プロジェクト全体の文脈を理解した上で、より高度なコード生成やリファクタリングを支援します。
AI との対話を通じて開発を進める上での思考プロセスや、具体的な操作・設定方法を習得することが、AI 駆動開発をマスターする鍵となります!
AI が理解しやすい開発スタイル:「型」の重要性
AI 駆動開発の効率を最大化するためには、AI が理解しやすく、補完しやすいような設計やコーディングスタイルを意識することが有効です。
自由度の高い、何でも作れる環境を目指すよりも、
ある程度構造化され、予測可能なパターンに基づいた設計を採用する方が、AI はより正確かつ迅速にコードを生成できます。
これは、従来の開発における最適解とは異なる場合があり、
AI との協働 を前提とした新しい設計思想が求められることになります。
AI 駆動開発に必要な視点
AI 駆動開発で高い成果を出すためには、単にプログラミングスキルが高いだけでは不十分です。以下の 3 つの異なる性質を持つ知識や視点を融合させることが重要になります。
- AI 活用の知識: 最新の AI ツールや技術動向を理解し、効果的に活用する能力。
- サービス開発の知識: アイデアを形にし、サービスとして成立させるためのビジネス視点やプロダクトマネジメント能力。
- エンジニアリングの知識: ソフトウェア開発の基礎、設計原則、品質保証など、堅牢なシステムを構築するための技術力。
これらの領域が交差する地点に立ち、バランスの取れた視点を持つことが、AI 駆動開発時代の開発者には求められます。
また、日々進化する AI 技術のトレンドを追いかけつつも、サービス開発者として本当に必要な情報を見極め、取捨選択する能力も不可欠です。
ツール連携による効率化
AI 駆動開発のポテンシャルを最大限に引き出すためには、Cursor のような中核となるツールだけでなく、様々な AI サービスやライブラリを効果的に組み合わせることが重要になると思います。
どのツールを、どのように連携させれば、どのような効率化が実現できるのか。
こういった 「周辺知識」 も含めて体系的に理解し、自身の開発プロセスに組み込んでいくことが、生産性をさらに高める上で役立ちます。
さいごに
AI 駆動開発は、プロダクト開発の未来を大きく変える可能性を秘めた、エキサイティングな分野です。ですが、まだまだ黎明期であり、確立されたベストプラクティスは多くありません。
重要なのは、最新情報をキャッチアップし続け、実際にツールを試しながら、
「自分なりの最適な開発スタイル」 を模索していくことだと思います。
僕自身、AI駆動開発で「爆速スピード」を実現し、「量」をこなし、「質」を出せるよう、今まで以上にクリエイティブな時間を過ごせるようになりたいです。
本記事で紹介した考え方や視点が、AI駆動開発への第一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです!
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