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WindowsでGitとSSHキーを使ってGitHubを安全に使う方法

2024/12/18に公開

WindowsでGitとSSHキーを使ってGitHubを安全に使う方法

プログラミングを始めたばかりの方でも、Gitを使ってコード管理を行う機会はすぐにやってきます。Windows環境でGitをセットアップし、GitHubと連携して安全にコードを管理するための手順を、初学者向けにわかりやすく解説します。

この記事では、特に SSHキー を使ってGitHubと認証する方法を説明します。SSHキーを使うことで、毎回パスワードを入力することなく、安全にGitHubへ接続できます。


1. Gitのインストール

まず、GitをWindowsにインストールします。Gitはソースコード管理に欠かせないツールで、GitHubとの連携にも必須です。

Gitのダウンロード

  1. Git公式サイトにアクセスします。
  2. Download for Windows」ボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードします。

Gitのインストール手順

  1. ダウンロードしたインストーラー(git-*.exe)を実行します。
  2. ウィザードが表示されるので、基本的には デフォルト設定 のまま「Next」をクリックして進めてください。
  3. 注意するポイント
    • 「Adjusting your PATH environment」では「Git from the command line and also from 3rd-party software」を選択します。これにより、コマンドプロンプトやGit BashからGitを使用できるようになります。

インストール確認

インストールが完了したら、Git Bash または コマンドプロンプト を開き、以下のコマンドでインストールが成功したか確認します:

git --version

出力例

git version 2.42.0.windows.1

これでGitのインストールが完了しました!


2. GitHubアカウントの作成

まだGitHubのアカウントを持っていない場合は、以下の手順で作成しましょう。

  1. GitHub公式サイトにアクセスします。
  2. Sign up」ボタンをクリックし、必要な情報(ユーザー名、メールアドレス、パスワード)を入力してアカウントを作成します。
  3. 登録したメールアドレス宛に確認メールが届くので、リンクをクリックして確認を完了します。

これでGitHubアカウントが作成されました!


3. SSHキーの生成

GitHubに安全に接続するために、SSHキーを生成します。SSHキーは公開鍵暗号方式を利用し、パスワードなしで安全に認証する方法です。

SSHキーの生成手順

  1. Git Bash を開きます。
  2. 以下のコマンドを入力して、SSHキーを生成します:
ssh-keygen -t ed25519 -C "GitHubに登録したメールアドレス"
  • -t ed25519:最新かつ安全なED25519形式の鍵を生成します。
  • -C:コメントとしてメールアドレスを追加します。

手順の流れ

  • ファイル保存場所の指定:

    Enter file in which to save the key (/c/Users/あなたのユーザー名/.ssh/id_ed25519):
    

    → そのまま Enter キーを押せば、デフォルトの場所に保存されます。

  • パスフレーズの設定

    Enter passphrase (empty for no passphrase):
    

    → セキュリティを強化する場合はパスフレーズを入力します。パスフレーズなしの場合はそのままEnterを押します。

出力例

Your identification has been saved in /c/Users/username/.ssh/id_ed25519.
Your public key has been saved in /c/Users/username/.ssh/id_ed25519.pub.
The key fingerprint is:
SHA256:abc123456... GitHubに登録したメールアドレス

これで 秘密鍵公開鍵 が生成されました。


4. SSHキーをGitHubに登録

生成したSSHキーの公開鍵をGitHubに登録します。

公開鍵の内容をコピー

Git Bashで次のコマンドを実行し、公開鍵の内容を表示します:

cat ~/.ssh/id_ed25519.pub

出力される内容を すべてコピー します。

GitHubにSSHキーを追加

  1. GitHubにログインし、右上のプロフィールアイコン → 「Settings」をクリックします。
  2. 左側メニューから「SSH and GPG keys」を選択します。
  3. New SSH key」をクリックします。
  4. 以下を入力します:
    • Title:わかりやすい名前(例:My Laptop)
    • Key:先ほどコピーした公開鍵の内容を貼り付けます。
  5. Add SSH key」をクリックして登録完了です。

5. SSH接続の確認

GitHubとSSH接続が正しく設定されたか確認しましょう。

以下のコマンドをGit Bashで実行します:

ssh -T git@github.com

出力例

Hi username! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

このメッセージが表示されれば、SSH接続は成功です!


6. リモートリポジトリをクローン

GitHubのリモートリポジトリをローカル環境にダウンロードして使ってみましょう。

  1. GitHubでリポジトリのページを開き、「Code」ボタンをクリックし、SSH形式のURLをコピーします。

    • 例:git@github.com:username/repository.git
  2. Git Bashで次のコマンドを実行します:

git clone git@github.com:username/repository.git
  1. クローンが成功すれば、リポジトリのファイルがローカルにダウンロードされます。

まとめ

これで、Windows環境でGitを使い、SSHキーを用いてGitHubと安全に接続する準備が整いました!

手順のおさらい

  1. Gitのインストール
  2. GitHubアカウントの作成
  3. SSHキーの生成
  4. SSHキーをGitHubに登録
  5. 接続確認
  6. リポジトリのクローン

SSHキーを使えば、毎回パスワードを入力する必要がなく、安全にGitHubへ接続できます。プログラミングを学ぶ際には欠かせないスキルですので、ぜひマスターしてください!

これで準備万端!さっそくGitHubにコードをアップロードしてみましょう!🚀

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