で、俺のパスキーは結局どこにあるん?
最近流行りのイケてるパスキー(Passkey)、聞いたことあると思います。ナウでヤングなこの技術ですが、いつも
俺のパスキーは結局どこに入ってるん????
となります。
というわけで、今回は「パスキーはどこに保管されるのか」について調べていこうと思います。
そもそも論:パスキーの原理
パスキーは公開鍵認証がうんちゃらかんちゃらでどーちゃらこーちゃらです。端末側に秘密鍵を、サイト側に公開鍵を保管します。
これ見ておけばだいたい分かると思います。
で、パスキーはどこにあるん
パスキーがある場所は、
- スマホやPCのデバイス内部
- 物理キー
- パスワードマネージャー
のいずれかに入ります。
1. スマホやPCのデバイス内部
使用時にWindows Helloやスマホの指紋認証・パターンロック解除とかが求められたら、多分端末内部に入ってます。
嘘です。厳密には端末ではなく、Googleアカウント等に紐づいた端末単位で入っています。どういうことかというと、
- 適当にスマホAを買う
- スマホBに機種変更する
- うっかりパスキーの引き継ぎなどを忘れた場合、スマホAで作成したパスキーを使うにはスマホAの画面ロック解除の方法を覚えておくことが必要になる
ということです。
どこにあるかというと、Chromeのパスワードマネージャー開いたらありました。普段Vivaldi使ってるので気づきませんでした。
秘密鍵は見れないようになっています。
2. 物理キー
こういうやつです。
引用元:https://www.yubico.com/yubikey/?lang=ja
パソコンに差したりBluetoothでつなぐアレですね。セキュリティに敏感な方やサービスが重要な方はこういうのもオススメです。私も仮想通貨用に持っています。ちなみに、お値段はそこそこします。
3. パスワードマネージャー
Appleパスワードマネージャーや我らが愛するBitWardenには、パスキーの保管機能があります。
パスキーがある場合、こんな感じで見れます。
選択して、なんとなく覚えておこう
「パスキー設定したのになくした😡」というのは、どこに保存したかを意識していなければ「あるある」になってしまいます。ちゃんとどこになんのサービスのパスキーを保存したか、そこはかとなく覚えておきましょう。
とはいえ、例えば「AndroidアプリからBitWardenのパスキーどうやって使うんや😡」という別の問題もあるため、複数持って使い分けるのもいいかもしれません。
ちなみに当然ながら、パスキーは端末の盗難に脆弱です。サブのログイン方法は必ず持っておきましょうね。
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