【ライティング】キャッチコピーの型を知る
いつもは技術記事ばっかり書いてますが、たまには趣向を変えてデザイン的な記事を書こうと。
今回は以下の本から好きなキャッチコピーの型を紹介しておこうと思い、記事を書きました。
興味がある方はぜひご購入を!
キャッチコピー力の基本
知性のチラ見え=かっこいい
私は芸人さんでも友達でも、おもしろい人にかっこよさを感じます。
おそらくそれは”知性がチラ見えすること”なのではないかと思います。
隠しても滲み出る知性、憧れますね。
いつかそんな風になれるように...
まずは手っ取り早くフレームワークに頼りましょう。
かるく型を知った上で、なんとなく守→破→離と目指していきましょう。
“目的に応じた届け方”を意識したコンテンツ作りという点においては、
色々と使える考え方なので、自分の中に宿しておいて損はない観点だと思います。
基本の心構え
- 具体的な表現にする
- 数字や比喩など
- 常套句は避けてつよい言葉を使う
- 言い方がきついという意味ではない
- 相手の心に「なんで?」を作り出す。
- 逆張りや予言、反語など
こういう” 基本の”3原則的なのを提示してくれるのはありがたいですね。
自分に関係があると思ってもらう
自分に関係がないことには興味ないですからね。
炎上とかの煽る営業も嫌いですけど、押し売りの営業はもっと嫌ですね...
例
- 「子供を産まない女性が増えている」→「産まないかもしれない私」
- 「仕事で使えるデスクの整理術」→「気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ。」
言い切る
名言系はこれが多い印象。
例
- 「言葉は習慣によって身につくものである。」→「言葉は習慣である。」
ツッコミありきの振り切った回答で使えそう。(←なぜ大喜利目線)
語呂や五感をよくする
いいですね。
例
- 「うまい、早い、安い」
- 「インテル入ってる」
- 「セブンイレブンいい気分」
対句にする
対句にすることでカバー範囲が実質全員になるので、コピーの基本原則の
「自分ごとに感じてもらう」を抑えやすいとのこと。
例
- 「このニュースで得する人、損する人」
そういう意図があったんですね。
同じ言葉を並べる
特に訴求ポイントがないものなどに対して勢いで押し切るときに使うと書いてありました。笑
面白いですね。
例
- 「チーズがたくさんあります」→「チーズ、チーズ、チーズ!」
あれ、でも映画だとこのフォーマットは名作が多くないですか?
道後反復
逆説、結論、因果系の言葉を使った応用例がたくさんあって面白かったです。
フォーマルな雰囲気と合わせると映えそうですね。
例
- 「うまいものはうまい」(ノーマル型)
- 「たかが野球、されど野球」(たかが、されど型)
- 「悔しいから悔しい」(だから型)
- 「取り柄がないことが取り柄」(〜ないことが〜型 後者に「むしろ」を入れたりして使うと効果的)
この「一周まわってね。」感、とても漢気溢れてて好きです。
誰に言わせるかによって効果に歴然とした差が生まれそうですね。笑
まとめ
エンジニア業務でもUI・UXの設計に役立ちそうだと思いました。
というか、具体・抽象、構造化が得意な我々にとっては意外と親和性が高い分野なのではないのでしょうか?
ぜひ皆さんも街中や駅で心惹かれるキャッチコピーを探してみてはいかがでしょうか!
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