[Proxmox VE] ハッキングラボ構築

目的
Proxmox VE上に脆弱なVMを複数立てて、Hacking Labを構築したい。
元々自宅サーバとしてあるProxmox環境とは別で導入し、オリジナルの環境を構築する。
■ Create VM
■ Hacking Lab

TODO
必要なこと
- サーバの調達
- Proxmoxの導入
- Proxmoxの初期設定
- VMのDL、追加
- VMの起動確認
特に前半のサーバ調達~導入~構築までが初見・初心者なので重い。
サーバ調達から考える。
サーバ調達
用途
Proxmox VEを入れて、VMを起動する用。
Hyper Visor型(OSと一体型)なので、初期のOSは何でもよい。どのみちUSB Bootで上書きして、今後使わないので。
VMは同時に1-2台(多くても3台程度)起動する予定。使っていない環境はShutdownしておけばいいという考え。
VM側でメモリが取られることを考えると、メモリ12-16GBは欲しい。
isoファイルが数~数十GB単位を何台も保管するため、SSDも容量多めが良い。経験則的に、1TBあると事足りそう。512GBだと、iso10数台で逼迫しそうだが、その時はNAS入れるでもあり。
高度な演算は特に行わないので、GPUは不要。
スペック案
一旦NASは無視してよい。後から追加にする。
サーバ用PCのスペック検討は以下。
- CPU: intel (intel nanoとか?Archはx86がいい)
- メモリ: 16GB以上(デフォルト8でも後から足せればOK)
- SSD: 512GB-1TB(1TBあれば一旦十分そう)
- 形態: ミニPCとかよさそう。自作ではなく既製品を一旦選びたい。
- 業務用ヤフオク落札でもよい。
- ASUS NUCみたいなミニサイズにロマンを感じる(高いが)
- Amazonで2-3万とかで買えるやつとかよさげ
買うもの
- サーバPC本体→買った
- SSD(Windowsなどの元々あるOS入りSSDは置いておく)→1TB買いたい
- メモリ(必要に応じて。DDRM4でよさそう)→DDRM4買おう
- LANケーブル(必要に応じて。3mが取り扱いやすいらしい)→収穫済み
- USB(必要に応じて。多分ブート用の持ってなかったので安いの1本買うか)

サーバ調達
とりあえずサーバは注文できた!
ASUS Nucと迷ったが、GMKtec NucBox G3 Plusを買うことにした。
決め手は以下
- 値段がやすい。Amazon タイムセールで23,000円台で買えた。
- メモリ32GBまで増設対応している
- SSD 2TBまで対応している。(一旦1TBでよさそう)
- サーバとして使うなら、必要十分なポート数
- Intel Processor N150を使っているらしい。サーバ2-3台動かす分には問題なさそう。
メモリとSSDは、別日に日本橋をぶらつきながら調達予定。楽しみ。
脆弱なサーバ環境について
別軸でRasberry Pi4 (ARM) にVulnHubをUSB bootできないかを検討している中で分かった。
最近のVulnHub、isoでの提供は少なめ。
ただしProxmoxVEはvmdk形式に対応しているので、.vmdk
形式の環境の他、.ova
(ovf+vmdk)形式でも分離してあげれば導入できそう。

初めてのサーバPC
6/15 無事とどいた!初めてのサーバ!
正方形の形が美しい
(写真あとで載せる)

メモリとSSDの調達
日本橋をぶらついたが、文字ベースの一覧で実物をショーケースで見る形式ではなかった。それならオンラインで比較検討したいとなり、Amazonを探すことにした。
調達基準
説明書を見たところ、GMKtec G3+のスペックが以下なので、適合するものを選ぶ。
- DDR4 3200 MT/S, 1 slot(Max32GB): 全部で1スロット。初期16GB。
- M.2 2280 SSD (Max1TB): OS。初期512GB, Win11。
- M.2 2242 SSD (Max1TB): SATA。初期なし。
買ったもの
メモリ、M.2 SSD共に、シリコンパワーの製品を注文した。
教えてもらったことメモ
全体
- PCのスペックを必ず確認して選ぶ
- 公式サイトとAmazonで説明が違う場合もあったり。説明書を信じたり。
- 用途、大きさ、空きなど、内部の構造のスペックを、文字・画像で確認してから選ぶ
- 比較用途でサイト情報を活用すると良い
- 価格.comで比較すると相場が分かりやすい。
- レビュー記事もわかりやすい。
- 画像検索で、実際にユーザが何のメーカーを使っているかを調べるのも有効。
- 型番や製品ブランド名が鮮明にわかる写真を見るとよい。
- ↑の数字を検索欠けて、情報取得するのもよい。
メモリ
- メモリ DDR4, 5が主流
- DDR4は生産終了のニュースが6/14付で発表された、今後高くなることが予想される
- https://xenospectrum.com/micron-also-decided-to-discontinue-ddr4-production/
- 真ん中の3200Mhzは(動作)周波数。大きいほどいい
- ノートPC用かデスクトップ用かをみる。違うタイプは入らない。
- 今回はノートPC用。
- スロットの全体数と空きを必ずみる。
- 1スロット最大32GBの場合、1枚で32GBのメモリを選ばないと最大にならない。
- 16GB*2枚=32GBの2枚組だと、今回は買う意味がなくなる
SSD
- 細長いSSDは「M.2 SSD (えむどっとつー)」と読む
- 通常のSSDは四角い形。細長いM.2SSDとは別物。
- M.2 SSD 2280 の数字 ≒ 大きさ
- SSDの長さのイメージ
- 数字の違うSSDを選ぶと長さが長かったりで、蓋が閉まらないことも。
- 今回は片方のOS側が2280, もう片方(初期付属なし)のSATA側が2242。
- 各種最大1TBなので、Max2TBまで入れられる。
- 今回はProxmox VEを入れて仮想環境サーバを十数台立てる用途。
- OS側のSSDで1TBあれば一旦足りるので、1本調達する。
メーカーブランド
- シリコンパワーは有名。
- Crucialも有名。
- SSDだとキオクシアは国産で有名。
- ラズパイ用SDカードや、USBメモリで最近お世話になっている。
- SSDでWestern Digital (ウェスタンデジタル/ WD)は耐久性が高い。