[SAP on AWS Specialty] 自分用勉強メモ ③

2022/01/05に公開約3,900字

High Availability

SAPアーキテクチャーでは、ASCS とデータベースが SPOF であり、高可用性と耐障害性を実現する必要がある
実装方法として、ASCS とデータベースをそれぞれクラスタリングして実装
※クラスタリングを行う際、Overlay IP(OIP) を使用しデプロイされている VPC とは異なる IP アドレス帯を指定する必要がある

https://docs.aws.amazon.com/sap/latest/sap-netweaver/manual-deployment-sap-netweaver-on-aws-ha.html

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/sap/latest/sap-hana/sap-oip-architecture-1.html
※この場合、NLB を使用し、OID へのアクセスを行っている

NLB (+Route53)を使うパターンか、Transit GW を使うパターンがある

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/sap/latest/sap-hana/sap-oip-architecture.html

SAP HANA の場合、HSR(HANA System Replication)を使用する
※ogreplay, delta_datashipping のオペレーションモードあり
→logreplay の方が即時反映

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/sap-hana-sizing-considerations-for-secondary-instance-with-reduced-memory-footprint/

DR

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/disaster-recovery-dr-architecture-on-aws-part-1-strategies-for-recovery-in-the-cloud/

Automatic Recovery

基になるハードウェア障害または修復にAWSの関与が必要な問題が原因でインスタンスが障害になった場合に、インスタンスを自動的に回復する
※終了したインスタンスは回復できない

復元されたインスタンスは、インスタンスID、プライベートIPアドレス、Elastic IPアドレス、およびすべてのインスタンスメタデータを含め、元のインスタンスと同じ
※障害のあるインスタンスにパブリックIPv4アドレスがある場合、インスタンスはリカバリ後もパブリックIPv4アドレスを保持
※障害のあるインスタンスが配置グループにある場合、回復されたインスタンスは配置グループで実行

https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-instance-recover.html

Quick Starts

Cloudformation を使用し、SAP 環境をデプロイ

https://docs.aws.amazon.com/quickstart/latest/sap-hana/welcome.html

HANA Service Auto-Restart

SAP HANA が提供する障害復旧ソリューション
サービスのいずれかがソフトウェア障害または HANA Service AutoRestart watchdog 機能により、人為的なミスによりサービスが自動的に再起動する
サービスが再起動するとすべてのサービスがロードされ 必要なデータをメモリに戻し動作を再開する

Host Auto-Failover

SAP が提供する障害復旧ソリューション
障害が発生したら、別のスタンバイインスタンスで復旧
既存のストレージボリュームを含むインスタンス、ホスト名、IPアドレス、AWSインスタンスID などが同様となる

HANA System Replication (HSR)

SAPが提供する高可用性・ディザスターリカバリーソリューション
HSRは「N+N」方式を採用していて、プライマリシステムとセカンダリシステムの両方に同じ数のノードを構成
プライマリシステムの各サービスは、セカンダリシステムの対応するサービスと通信し、データを複製HSRでは、同期、インメモリ同期、非同期など、復旧時間目標(RTO)と復旧時点目標(RPO)に応じてさまざまなレプリケーションオプションを選択可能

HANA Backup/Restore

すべての変更をインメモリデータベースに永続化する
※停電からの復旧・再開でも永続的なストレージが失われない
※SAP HANA のデータおよびログファイルは、定期的にバックアップを取ることができる。

https://archive.sap.com/documents/docs/DOC-60361

Storage Replication

AWS ではサポートされていない

Option 1 – Automatic Recovery & HANA Backup/Restore


AZ 障害が起こった際、Cloudformation を使用して別 AZ に新しい環境を展開し、S3 からバックアップ(スナップショット)をリストアする

Option 2 – Automatic Recovery & HSR without Data Preload (Warm Standby)


複数 AZ に HANA インスタンスを作成し、HSR を使用し、レプリケーションをしておく
AZ 障害が起こった際、セカンダリインスタンスに移行
preload オプションはオフ

Option 3 – Automatic Recovery & HSR without Data Preload (Warm Standby + Dev/QA)


Option 2 とほとんど一緒、Failover 時以外は Dev/QA 用に使用

Option 4 – Automatic Recovery & HSR with Data Preload (Hot Standby)


上記 2 オプションと構成は同じ
preload オプションがオン
このオプションが最高の RTO と RPO を得られるが最もコストがかかる
可能な限り低い RTO が必要な場合に適している

Option 5 – Automatic Recovery & Multi-Tier HSR (Hot Standby + Out-of-Region DR)


構成は Option 4 とほとんど同じ
リージョンレベルの障害のために別リージョンへ非同期 HSR preload オプションオフで同期

Option 6 – Automatic Recovery & HSR with Amazon S3 CrossRegion Replication (Hot Standby + Out-of-Region DR)


構成は Option 4 とほとんど同じ
別リージョンのレプリケーションは Cloudformation と S3 のクロスリージョンレプリケーションから構築、リストアする

Cost vs RPO/RTO

White Paper

https://d0.awsstatic.com/enterprise-marketing/SAP/sap-hana-on-aws-high-availability-disaster-recovery-guide.pdf

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