[SAP on AWS Specialty] 自分用勉強メモ ④
Migration
AnyDB から SAP HANA への移行や、オンプレから AWS への移行等が考えられる
Homogeneous System Copy
DB, OS, SAP バージョン等が同様
Heterogeneous System Copy
DB, OS が異なるものへ
AnyDB to SAP HANA
ABAP コードのカスタマイズやカスタムファイル共有やスクリプト、チューニング等を行っている場合は、修正する必要があるため注意
サイジング注意
既存 SAP HANA のピークメモリ判断方法
- SAP HANA Studio
- SAP EarlyWatchアラート
https://support.sap.com/en/alm/sap-focused-run/expert-portal/early-watch-alert.html - SQLステートメント
anyDB から SAP HANA への移行時のメモリ判断方法
- 見積もりのためのSAP標準レポート
- SQLステートメント
スケールアップ
インスタンスのリソースを拡充
対応インスタンスタイプ
スケールアウト
インスタンス数を拡充
SAP HANA クラスターをスケールアウト可能、AWS は最大100TiB のメモリサポート
SAP side
SWPM (Software Provisioning Manager)
システムのインストールやコピーなどが可能
Export/Import(R3load)
this is sometimes called R3load/Migration Monitor based or Database Independent (in the System Copy Guide). Because this method is not reliant on database-specific tools, it is the only method that can be used for heterogeneous copies. However, it can also be used for homogeneous copies.
Homogeneous System Copy, Heterogeneous System Copy どちらでも使用可能
Backup/Restore(R3COPY)
This is sometimes called Detach/Attach, or Database Dependent (in the Guide), or even just Homogeneous System Copy (in the SWPM tool itself). This method relies heavily on database-specific tools and methods, and therefore it can only be used for homogeneous copies.
こっちの方がシンプルかつ早い(ダウンタイムは発生する)
Homogeneous System Copy でのみ使用可能
Options in Software Provisioning Manager 2.0 | Link to Documentation Page |
---|---|
Installation Option | Installation Option of Software Provisioning Manager 2.0 |
System Copy Option | System Copy Option of Software Provisioning Manager 2.0 |
System Rename Option | System Rename Option of Software Provisioning Manager 2.0 |
https://help.sap.com/viewer/swpm20guides |
SUM (Software Update Manager)
システムのインストールやパッチの適用、システムの変換などもできるが基本的には DMO が良く出てくる
DMO of SUM
従来の移行(Software Provisioning Managerを使用した異種システムコピー)と比較して、ワンステップの移行手順と呼ばれることもある
DMO は新規インストールではなくインプレースマイグレーションであり、システム ID、PAS ホスト名、接続設定を安定させたまま既存システムをアップグレード、マイグレーションするもの
DMO サーバーが必要(オンプレ/AWS 上どちらでも可能)
DMO of SUM with system move
AWS side
AWS Launch Wizard
SAP on AWS のような本番環境に対応したエンタープライズワークロードをデプロイするためのガイド付きエクスペリエンスを提供する
AWS Quick Start
Cloudformation で展開を行う
AWS VPN
AWS Site to Site VPN
簡単でコスト効率〇
導入スピード〇
AWS Direct Connect
高いスループット〇
AWS MGN (Application Migration Service)
アプリケーションを AWS に移行するサービス
※基本的にエージェントのインストールが必要(エージェントレスレプリケーションオプションを使用することで vCenter 上の VM はエージェントなしでも移行可能)
※CloudEndure Migration は前身(制限等もあり)
AWS Migration Hub
移行の進捗確認が可能
AWS SMS (Server Migration Service)
※2022年3月31日に終了予定、その後は AWS MGN を使用推奨
GUI から VMware 上の仮想マシンを AWS 上へ移行可能(AMI)
Connector を VMware 環境に構築し、AWS と連携
増分レプリケーションも可能
S3 Transfer Acceleration
クライアントと S3 バケット間のデータアップロードを高速にする
マルチパートアップロード
CLI またはアプリ(S3 Browser 等)を使用して行う
ファイルを分割し並列アップロードすることによりスピードを速める
Storage Gateway
・Amazon S3 ファイルゲートウェイ
ネットワークファイルシステム (NFS) やサーバーメッセージブロック (SMB) を使用し、S3 に対して直接ファイル共有が可能
・Amazon FSx ファイルゲートウェイ
Amazon FSX for Windows File Server ファイル共有にオンプレミス環境からアクセス可能
・テープゲートウェイ
バックアップデータを S3 GLACIER 等にアーカイブ可能
・ボリュームゲートウェイ
iSCSI デバイスとしてマウント、キャッシュボリューム型と保管型ボリューム構成がある
DataSync
オンプレミスと AWS ストレージサービス間のデータ移動を自動化して加速化するサービス
- エージェントインストール(オンプレミスのみ)
- 転送元、転送先を設定
- タスクの作成、実行
オンプレミス to AWS
AWS to AWS
Snow Family
大容量データ転送サービス
サイズによって数日から数か月以降に期間が必要
・AWS Snowcone :8 TB
・AWS Snowball :80 TB, 42 TB
・AWS Snowmobile :100 PB
AWS DMS (Database Migration Service)
SAP ASE (旧: SAP Sybase ASE)がサポートされている
Buckup/Restore
EBS スナップショット
保存先は S3
デフォルト増分保存
EFS, AutoScaling と連携する(その際、バックアップしているボリュームを含めない)
CloudEndure Disaster Recovery
現在は AWS Elastic Disaster Recovery (AWS DRS)
AWS Backint Agent
AWS Backint Agent for SAP HANA(AWS Backint agent)は、
クラウド上の Amazon EC2 インスタンスで稼働する SAP HANA ワークロード向けの SAP 公認バックアップ・リストアアプリケーション
AWS Backint エージェントはスタンドアロンアプリケーションとして動作し、既存のワークフローと統合して SAP HANA データベースを Amazon S3 にバックアップし、SAP HANA Cockpit、SAP HANA Studio、SQL コマンドを使用して復元可能
AWS Backintエージェントは、SAP HANAデータベースのフルバックアップ、増分バックアップ、差分バックアップをサポート
SSM Run command またはインストーラからインストール可能
SAP HANAデータベースのバックアップ速度を向上させる場合、/hana/data のディスクスループットの向上(EBS の IOPS の増強)と、parallel_data_backup_backint_channels のパラメータを増やすことが推奨
Discussion