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Macbook PROのSSDを換装してUbuntuに乗り換えた

2024/06/25に公開

動機

子供が生まれてから、書斎にこもって仕事をするのが難しくなってきた。
メインで使っているMac StudioにVSCode Serverを立ててリビングのノートパソコンから繋ぐか、と意気込んでMacbook PROを引っ張り出してきたところSSDを認識しない。
どうにも復旧ができなさそうなので思い切ってSSDを換装して、なんならUbuntuにでも載せ替えるかぁと思い立ったのでメモ程度に残しておく。

もし同じような作業をやる人がいたら自己責任で 🙏

環境

Macbook PROの型番は A1708 EMC 3164 と裏蓋に刻印されているもの。
多分 https://support.apple.com/ja-jp/111951 これ。
同じような作業をしている人のブログを見ていると、どうやらSSD換装できる最後のモデルらしい。

手順

ざっくりまとめると、

  1. 裏蓋を外す
  2. SSDを外す
  3. SSDを載せ替える
  4. 裏蓋を装着する

この4点のみ。

なお、今回はSSDにツールが付属しているものを購入してそれだけで作業が完了した。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08RD53RQT?th=1
ぶっちゃけ付属している説明書に従えば終わる話だけれど、作業途中の写真を共有しておく。

裏蓋を外す

裏蓋を止めるネジは6箇所あり、それぞれ長さが絶妙に違う。
場所を記憶しておくのが無理だったので、無くさないように位置とネジの関係を保ったまま避けておいた。

多くのブログでも言及されていた通り裏蓋を外す時は勇気がいる。
めちゃめちゃ力がいるというわけではないがコツがある。
特に裏蓋を外す最後の工程で、裏蓋を持ち上げすぎずに手前に引くプロセスがあるのだが、それなりに時間がかかった。
一緒に引っ張らないと取れないものだと勘違いして格闘していたが、右を引っ張って外してから左を引っ張るのでも全然問題がなかった。

SSDを外す

裏蓋を外した直後の写真。
すごく綺麗に整っているように見える。

右上に黒のテープで止められている銀色のものがSSD。
Youtube等では中央にあるテープを剥がして、通電しないようにしてから外すべし、としてたりもするが、SSDを直接外しても問題にはならなかった。

これが黒いテープを剥がした後のSSD。
手前に引っ張れば取れる。

とれたてのSSD。

跡地。心なしか寂しそうな雰囲気を醸し出している。

SSDを載せ替える

あとは今までやってきた作業を逆順にやっていくだけ。
ものによってはSSDとコネクタの2つをそれぞれセットしないとダメらしいが、購入したものは一緒になっているものだったのでそのまま載せちゃう。

剥がした黒テープは再利用できるかなと思っていたが粘着質な部分は何一つ残っていなかったのでこのまま。

裏蓋を装着する

全ての文献で省かれているし私も写真を撮るのを忘れたが、地味に一番手こずったのはここ。
前述した、裏蓋を手前に引っ張って止める工程でも手こずったが、装着する工程も難易度が高かった。
コツは外す時と同じで片側ずつ押し込んであげると割とスムーズに入ったので、もしやる人がいたら :bow:

外したネジはちゃんと元の場所に戻してあげて、完成。

ディスクの確認

とんでもなく汚いディスプレイで申し訳ないが、ちゃんと認識されている。

このあとめちゃめちゃフォーマットして、Ubuntuのインストールメディア焼いて、今は元気に動いてくれています。

終わりに

普段からDIYやパーツ載せ替え等をやるような人間ではない私にも30分かからず完了できるくらいの難易度なので、Macbook PROを死蔵している人がいたら一度やってみると面白いかもしれない。
元々捨てるつもりなら壊しても心が痛まないし、買い換えると何十万と掛かるものが2万円かからずに動くようになるので。

なにかの参考になれば幸いです 🙇

参考文献

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